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*I=L(民生用I=D)・リワマヒ国版 (ここに絵が入ります) リワマヒ国が開発したI=Lは、 食糧倉庫(冷凍倉庫)用の作業員用運搬機械である。 |開発のいきさつ|仕様作成、設計|設計(1)| |設計(2)|設計(3)|設計(4)| |実装&テスト|命名 そしてロールアウト| | -開発のいきさつ 市場の食糧問題に対応する手段のひとつとして、リワマヒ国では 流通経路の合理化とコスト削減を行っていた。 大型の食糧倉庫が整備されているリワマヒ国では、 冷凍倉庫におけるコスト削減策としてコンテナの大型化を図っていた。 しかしながら問題として、 大型化したコンテナを冷凍倉庫内で移送する際の動力が必要となったため、 泥縄式ながら、ここにリワマヒ国は屋内専用、寒冷地にて動く作業機械の開発を開始した。 リワマヒ国の装備としては植物型ウォードレス謙者が有名であったが、 謙者はその構造上、寒冷地での稼動が想定されていない。 リワマヒ国はウォードレス系以外の系統で作業機械を開発する必要があった。 -仕様作成、設計 作業機械の仕様作成は難航した。 まず、リワマヒ国にはパイロット枝が無く、 作業機械は歩兵系でも操縦できる必要があった。 民間機として、メンテナンスが容易であること、 ランニングコストが安いことが求められた。 冷凍庫内で長く稼動することに対応するため、操縦者の座席は 完全密閉される必要があった。 また、冷凍倉庫内は狭く、立体化されている関係で、 作業機械は高所での作業が可能である必要があった。 加えて、埃を立てる、排気を出すなど倉庫の荷物へ影響する 要素は極力減らす必要があった。 そのため、足回りには二脚が選択された。 なお、多足式は二脚に比べると有効旋回半径が大きくなり不具合があったこと、 ホバーは細かい作業ができず、屋内で使えないことから、それぞれ選考から外された。 -設計(1) リワマヒ国の誇るアイドレス工場の技術陣は、これら要求に際し およそ25年前の制式採用I=Dである「アメショー」に着目した。 アメショーは旧式ながら小型軽量、各藩国にて多くのバリエーション機が 作られた歴史を持ち、 リワマヒ国のアイドレス工場においても生産が比較的、容易であった。 アメショーの生産技術を流用する事により、設計・開発コストを削減し、 既存の生産ラインを流用できることから新規生産コストも削減できた。 加えて、これら措置はロールアウトまでの期間を大幅に短縮させた。 また、戦闘を想定した装備類(装甲、火器、火器管制・戦術コンピュータ、変形機構など)は撤廃され、 足回り部分における過剰な出力は用途上不要であるため、大幅なデチューンが施された。 これらにより、生産コスト、運用コスト、整備コストはともに大幅に削減された。 >>次のページ「設計(2)、設計(3)、設計(4)」 (設定文:東 恭一郎、室賀兼一) (絵:東 恭一郎)
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