行動5
行動人員
評価
作戦
【地形】
≪全般≫
≪全般≫
- 遭難者は極力安静にしつつ、気道を確保しつつ寝かせられるスペースを用意する
- 部隊内回復の場合には、手足を伸ばしてリラックス出来るだけのスペースを確保する
【装備】
- 緊急医療用の薬品・医療機器
- 電気ショック用一式
- 疲労回復に仕様するための膏薬や栄養剤、ホルモン剤等
- 酸素呼吸用の携帯型ボンベ
【体術】
≪全般≫
≪全般≫
- 幻痛をリーダー、うにが補助という形の医療計画を事前に訓練してあり、通常時はこの計画および訓練に基づいて合理的に連携をとり行動する。
- 幻痛が治療を担当するとき、うにが薬品や器具の管理と器具の消毒などの雑務と、運搬と歩兵達に負傷者の運搬を指示を行わせる。
- 隊全体のリーダーを決定しておき、全ての作業の進行状況や戦況についての情報がリーダーに集中する仕組みを作っておく。
- 幻痛は全体の作業の進行状況に柔軟に対応し、作業指示や移動指示、グループの再編成を指揮する。
- 話しかけたり、手を握ったりして安心させる。
- 咬傷は傷が深く、細菌感染の危険性が高いので気をつける。
- 飲食ができない場合はリンゲル液や高カロリー液などの輸液製剤を使う。
- 長時間寒いダンジョンに居たため、低体温症になっている可能性があるので確認を行う
- 低体温症の場合には、I=Dの熱などで体を温めるとともに、温熱輸液やお湯による体内洗浄等を行い暖める
- 感染症の危険性がなく、血液型を気にしなくてもよい人工血液を輸血に使う。
- 輸血用血液が不足する場合は生理食塩水などで代用する。
- 首に外傷のある場合は気道を確保し、なるべく板などに乗せて3人以上で輸送する。
○外傷に対して
心肺蘇生対応以外の医師にて消毒・縫合等による治療を行う
また、治療に伴い機能障害・ショック症状を起こさないよう万全の注意を行う
心肺蘇生対応以外の医師にて消毒・縫合等による治療を行う
また、治療に伴い機能障害・ショック症状を起こさないよう万全の注意を行う
○意識確認
「大丈夫ですか」「もしもし」と問いかけながら傷病者の肩を軽く叩く。
「大丈夫ですか」「もしもし」と問いかけながら傷病者の肩を軽く叩く。
- 意識のある場合は呼吸を確認する。呼吸が十分なようであれば回復体位(傷病者を横向きに寝かせて下あごを前に出し、両ひじを曲げ、上側の膝を約90度曲げ、傷病者が後ろに倒れないようにする)にし、舌根沈下や吐瀉物の肺内誤嚥を防ぐ。観察は続ける。
- 意識の無い場合は気道を確保する。
- 要救助者発見後はその状態を確認し、早急に救助。正気を失っていた場合予め持たせていた鎮静剤を注射、意識を失わせてでも連行する。
○気道確保
傷病者の脇にひざまずき、地面(床)にひじをついて傷病者の前額部から前頭部に手を当てる。もう一方の手を下あごの端に当て、持ち上げる。
傷病者の脇にひざまずき、地面(床)にひじをついて傷病者の前額部から前頭部に手を当てる。もう一方の手を下あごの端に当て、持ち上げる。
○呼吸確認
- 胸部が動いているかどうか
- 鼻や口に耳を近づけ、呼吸音が聞こえるかどうか
- 吐く息を顔に感じるかどうか
を10秒以内に確かめる。十分な呼吸のある場合は回復体位をとらせる。無い場合は人工呼吸を行う。
2回の人工呼吸
気道を確保し、傷病者の頭部に当てている手で鼻をつまむ。大きく空気を吸い込み、空気が漏れないようにしながら2秒くらいかけて傷病者の胸が軽く膨らむ程度に息を口から吹き込む。胸部が膨らむのと沈むのを確認しながら、5秒に一回の速さで行う。10分以内の処置を目標とする。
2回の人工呼吸
気道を確保し、傷病者の頭部に当てている手で鼻をつまむ。大きく空気を吸い込み、空気が漏れないようにしながら2秒くらいかけて傷病者の胸が軽く膨らむ程度に息を口から吹き込む。胸部が膨らむのと沈むのを確認しながら、5秒に一回の速さで行う。10分以内の処置を目標とする。
○循環の確認
- 呼吸をするか
- 咳をするか
- 動きがあるか
を10秒以内に確かめる。これらが見られない場合は心停止と判断し、ただちに蘇生を行う。
○蘇生
1.人工呼吸と心臓マッサージによる心肺蘇生
通常緊急蘇生手順による心肺蘇生を試みる
2.電気ショックを使用する
傷病者にパッドをあて、通電させる。必要があるようならば電圧を上げ繰り返す。
1.人工呼吸と心臓マッサージによる心肺蘇生
通常緊急蘇生手順による心肺蘇生を試みる
2.電気ショックを使用する
傷病者にパッドをあて、通電させる。必要があるようならば電圧を上げ繰り返す。
○疲労回復(AR回復)
- ブドウ糖注射など即効性の高い栄養補給を行い、脳の思考能力の低下を押さえる
- 口を動かす事による安心する効果を与えるため、ガムやチョコレートなどを渡して食べさせリラックスさせる
- アドレナリンなどの薬物注射などによるコンディション調整
- 薬物による覚醒効果を与える
- 体が冷える事によるコンディションの悪化対策のため、暖かい飲み物などで体を温める
- 指の先などが冷えているようなら、マッサージして血流を戻してやる
- マッサージをして筋肉のこりをほぐしてコンディションを調整する
- 興奮しすぎないように精神安定を行う為のメンタルコントロールする
SS等
今回の冒険に、新規アイドレスの開発が行われるまでは共和国でももっとも優秀であると自負する、
リワマヒの医療兵が随伴していた。
自称、最悪にして最後の命の砦、リワマヒの医者である。
誇り高き彼らの胸中にはつねに、共和国旗、国旗と共に、「おこた十字」の旗が翩翻としていた。
それはリワマヒ国の医療チーム所在を示す、彼らの為の旗であった。
リワマヒの医療兵が随伴していた。
自称、最悪にして最後の命の砦、リワマヒの医者である。
誇り高き彼らの胸中にはつねに、共和国旗、国旗と共に、「おこた十字」の旗が翩翻としていた。
それはリワマヒ国の医療チーム所在を示す、彼らの為の旗であった。
今、不幸な患者を前に、今日のいつものごとく彼の心の中には涙の雨が降っていた。
リワマヒの遊園地でのお化け屋敷のアルバイトよりダンジョンの方が怖かったからではない、
いや、正直な所はかなり怖かった。正直な事を言えば、戦場でも「がくがくぶるぶる」と、
ふるえている小心者でもある。
だが、今の彼は背中のスイッチでも押されたかのようにそんな事は忘れていた。
何故なら彼の尊敬する医師が常に諦めなかったように、
彼もまた、目の前の命を前に逃げ出してしまうような事は出来ない、そういう人間だったからである。
ついでに、彼もどれだけつらかろうとも最後まで諦めずにあがく、リワマヒ国の人間なのだ。
リワマヒの遊園地でのお化け屋敷のアルバイトよりダンジョンの方が怖かったからではない、
いや、正直な所はかなり怖かった。正直な事を言えば、戦場でも「がくがくぶるぶる」と、
ふるえている小心者でもある。
だが、今の彼は背中のスイッチでも押されたかのようにそんな事は忘れていた。
何故なら彼の尊敬する医師が常に諦めなかったように、
彼もまた、目の前の命を前に逃げ出してしまうような事は出来ない、そういう人間だったからである。
ついでに、彼もどれだけつらかろうとも最後まで諦めずにあがく、リワマヒ国の人間なのだ。
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「ウフフフフ」
“リワマヒでももっとも医療に精通した男”との名を取る男、幻痛である。
トーゴを除けば、マジックアイテム捜索キャンペーンの裏でもっとも治療に出張ってる男でもある。
その暗い笑いの奧にあるのは歓喜では無く哀しみ。
目の前の患者を前に、さきほどまでダンジョンの暗がりの中で怖がっていた感情が、
まるで海の波が引いていくように消えていくのを感じている。
彼の笑いは、医療に携わる物として戦いで失われていく命に対して、
最後の防波堤になろうという、壮絶な覚悟の笑いである。
“リワマヒでももっとも医療に精通した男”との名を取る男、幻痛である。
トーゴを除けば、マジックアイテム捜索キャンペーンの裏でもっとも治療に出張ってる男でもある。
その暗い笑いの奧にあるのは歓喜では無く哀しみ。
目の前の患者を前に、さきほどまでダンジョンの暗がりの中で怖がっていた感情が、
まるで海の波が引いていくように消えていくのを感じている。
彼の笑いは、医療に携わる物として戦いで失われていく命に対して、
最後の防波堤になろうという、壮絶な覚悟の笑いである。
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「イイィでしょう。うにさん、そろそろやりましょうか」
魔法のように体を触診し症状を把握。
悪魔のような速度で外傷を修復し、
機械時計の精妙さで、人工血液や呼吸器の管を繋いでいく。
魔法のように体を触診し症状を把握。
悪魔のような速度で外傷を修復し、
機械時計の精妙さで、人工血液や呼吸器の管を繋いでいく。
向かいで電気ショック機を調整しながらうなずくうに。
「電圧正常値確認、こちらもいつでも。」
手を握り、開いて高らかにまるで死神に宣戦布告を行うかのような、幻痛。
「では、私たちの戦いを始めましょう。私たちの敵は『理不尽な死』そのもの」
芝居がかった幻痛のセリフに、『流石にそれはちょっと恥ずかしいなぁ』と苦笑いをしながらスイッチを入れ、
まぁ私達らしいかと思い、
「藩王様の口癖みたいに、私達らしく、いつも通りに、ですね」
と、うには返事をした
「電圧正常値確認、こちらもいつでも。」
手を握り、開いて高らかにまるで死神に宣戦布告を行うかのような、幻痛。
「では、私たちの戦いを始めましょう。私たちの敵は『理不尽な死』そのもの」
芝居がかった幻痛のセリフに、『流石にそれはちょっと恥ずかしいなぁ』と苦笑いをしながらスイッチを入れ、
まぁ私達らしいかと思い、
「藩王様の口癖みたいに、私達らしく、いつも通りに、ですね」
と、うには返事をした
体の横に二人がつき、手早く簡易蘇生装置を展開し始める。
ここは戦場。戦車も兵隊もドラゴンもいないが、医者による、もっとも過酷な戦場だ。
ここは戦場。戦車も兵隊もドラゴンもいないが、医者による、もっとも過酷な戦場だ。
二人の声が交互に飛び交い戦闘が始まる。
「外傷確認と心肺機能のチェック。OK」
「マニュアルどうりだ。落ち着いていくぞ」
「目立った外傷は無いです、心肺停止状態です。電気ショックによる蘇生を試みます」
「電気ショックの間に他の患者の心臓マッサージに入ります。急ぎましょう、早ければ助かる命もあります」
「よし、還ってきた! そこの歩兵さんたち早く担架もってきて!」
一人は改造型の携帯用のAEDをとりまわし、圧倒的に高速充電による連続使用を始める。
「次、気道確保。心臓マッサージ開始します。」
二枚のパッドを胸に貼る、手早く充電を完了させる。その動きは洗練されていて無駄がない。
「電気流します。離れてください」
「3,2,1電気ショック。くそ、鼓動が戻らない」
「あきらめるな。心臓マッサージ続行。再充電開始」
「コロッケが詰まっていないか確認しろ。気道は大丈夫か。初心に戻れ」
「外傷確認と心肺機能のチェック。OK」
「マニュアルどうりだ。落ち着いていくぞ」
「目立った外傷は無いです、心肺停止状態です。電気ショックによる蘇生を試みます」
「電気ショックの間に他の患者の心臓マッサージに入ります。急ぎましょう、早ければ助かる命もあります」
「よし、還ってきた! そこの歩兵さんたち早く担架もってきて!」
一人は改造型の携帯用のAEDをとりまわし、圧倒的に高速充電による連続使用を始める。
「次、気道確保。心臓マッサージ開始します。」
二枚のパッドを胸に貼る、手早く充電を完了させる。その動きは洗練されていて無駄がない。
「電気流します。離れてください」
「3,2,1電気ショック。くそ、鼓動が戻らない」
「あきらめるな。心臓マッサージ続行。再充電開始」
「コロッケが詰まっていないか確認しろ。気道は大丈夫か。初心に戻れ」
一回では蘇生できなかったが、続ける、それぐらいであきらめたりするわけがない。
「再充電完了。いけます」「よし」
医者の戦争はまだ終わらない。
「再充電完了。いけます」「よし」
医者の戦争はまだ終わらない。