認識によって世界を書き換える力。アステア理論とも呼ばれ、
1903年のインガノックで発生した異常現象を研究していた
大公爵アステアが完成させた
インガノック独自の怪理論。
ある《数式》を脳に刻み込む必要があり、都市人口の1%にも満たない者にしか扱えない。
大脳が変異した者にしか修得できないとも言われているが、まだ不明な点が多い。
ある種の数式を真に理解し脳裏に描くことで
医療に利用すれば手術なしにあらゆる病・怪我・欠損を治療し(
《復活》後の《
忌罹病》には効果が薄い)、
戦闘に利用すれば火器をも超える攻撃力を生み出す、おとぎ話の“魔法”めいた力である。
本来は大機関級の大計算機を用いた実験でのみ実現がなされるというが、インガノックにおける変異によって個人が使用したという秘匿記録が存在するとされている。
以上が世界各国の中枢や諜報組織でひそかに伝えられる情報だが、ある筋では
そもそも現象数式の大規模実験こそがNY及びインガノックの惨事を引き起こしたものと
認識されている。
ならば、現象数式を生み出したのはインガノックのアステア大公爵であるはずがない。
疑問の回答となる説も存在する。大公爵に現象数式の知識を与えたのは、各国中枢
から恐れられる結社の盟友であるとも、
ロード・エジソンであったともいう説である。
これらの説は、世界のある種の暗がりに於いては主流の見解となっている。
ということになっている
現象数式によって
クリッターが発生するのか、クラッキングビーイングとは何かなど
疑問は尽きない
今後明らかになる可能性がある。
備えよう。
- 後になってインガノック独自というのは割と大嘘だと発覚 -- 名無しさん (2012-12-31 05:44:36)
- 脳変異があるとはいえ、ギーやケルカンは大機関を使うような演算をその身一つで使ってるってすごいよな。調整すれば異能全部使えるたりすんのかな -- 名無しさん (2013-01-09 17:31:56)
- 人間の脳容量では一種が限界なんじゃね。黄金瞳持ちの場合はどうなんだろうか -- 名無しさん (2013-01-09 21:10:09)
- ギーVSグリム=グリム戦で現象数式は幻の類っていってなかった? -- 名無しさん (2013-01-11 23:39:18)
- むしろその演算能力を脳変異によってまかなうのがインガノック式という解釈 -- 名無しさん (2013-02-02 23:10:16)
- クラッククロームが三種の現象数式使っててすごい的な話があるので変異してても1,2個が普通は限度なんじゃね。ギー先生は解析と治癒で二種かな? -- 名無しさん (2013-02-03 23:01:37)
- ガクトゥーンの異能はどういう原理になってんだろう。使用者みんな、脳変異とかを起こしてるわけじゃなさそうだし。 -- 名無しさん (2013-02-04 12:41:39)
- ↑鐘が処理を肩替わりしてるから変異してなくても問題ないらしい。但し異能の種類は一つだけ -- 名無しさん (2013-02-04 15:04:55)
- 《力破》とか《力場》とかいうのもあったっけ -- 名無しさん (2013-02-04 23:22:58)
- 言語を数字に置換してる所からして、ゲトマリア? ただし数秘術でも異界の神の力を人間が扱えるようにした模様。 -- 名無しさん (2013-02-23 22:12:32)
- AKIRA氏同人「しえいのそんなにいる」に女史が寄稿したSSによると、スチパン世界のパルラケルススが発祥っぽい。更に力の源で、それを完成させたのは…… -- 名無しさん (2013-02-23 22:13:48)
- ↑ホーエンハイムということは賢者の石か時計人間辺りが成立に関わってそうね。 -- 名無しさん (2013-03-24 18:59:13)
- スチパン世界で意味不明なものは大体これのせいって思ってる -- 名無しさん (2013-05-03 17:18:08)
- リリィも最終章で「全て幻なら」という考え方で行動してたな。ギー先生と同じ結論に達しとる -- 名無しさん (2013-05-04 03:41:59)
- 何で〆が忍殺っぽくなってんだ -- 名無しさん (2014-03-07 19:47:17)
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最終更新:2014年03月07日 19:47