概要
来歴
彼がインガノックの初代太守となったのは1879年。その頃は狂気のない真っ当な人間であった。優れた
碩学としても活動しており、その才能は
碩学協会の総帥たる
トートが友人として協力を惜しまず、
ロード・アヴァン・エジソンに祝福を受けるほど。ギーによれば理工の碩学で、数を操る天才だったとか。1892年にはインガノックでアーコロジー都市計画を進め、理想の都市を築き上げていく。
しかし1903年。上層病院崩落事故にてかつて貴族と駆け落ちした娘が死亡。娘のために
現象数式実験の力によってせめて生まれなかった41の命を生まれさせようとするが、そこに
根源存在が降り立ち
《復活》が起こる。
根源存在は大公爵の願いを歪め、あらゆる
幻想が現出し、41の
クリッターと
《奇械》が顕現、そして大公爵は一人目の
《奪われた者》となった。
それからもインガノックを正常に戻し、生まれなかった命も救うために活動を続行。現象数式や
数秘機関を広めるも、それを補佐する碩学たちは次々と離れていく。
やがて彼は完全に発狂。
黄金螺旋階段を昇ろうとするだけの《狂気公》となったのである。
能力
《奇械》ザハーク × 33
現象数式 … 本編では“相手に自分の心の声を送り、自身の考えだと錯覚させる”といったものを使用。
本編での活躍
本編時(インガノック歴10年)には
既に大侯爵は死亡しており、本編に登場する彼は現象数式によって33の命を括り付けて動く死者にすぎない。簡単に言えば動く死体。
このシリーズでは珍しくはないが
新薬Aを都市下層に流出させる、
一部の上層貴族に服用させるなどして、33体の
《奇械》ザハークを顕現させると同時にその宿主から生命と《奇械》ザハークをの支配権を奪う。
8章では盲目の生け贄たるギーと
ケルカンを自身の下に招き、
《奇械》ザハークの生け贄にしようと裏切り者を探すゲームを開催。最後には自ら33の命でギーを襲うが、戦闘描写すらなく倒された。
ちなみに裏切り者呼ばわりされただけで二回死んでいる。
セリフ・名言・迷言
登場作品
関連項目
アムネロール
《奇械》ザハークを宿させる麻薬。大公爵が《奇械》ザハークを通して生命力を奪うために作られたと思われる。
関連人物
- 喝采せよ! 喝采せよ! おお素晴らしきかな、第190の記事を盲目の生贄が編集したのだ! -- 名無しさん (2013-01-19 21:49:22)
- ギー先生がザハーク33体の攻撃を全部躱しつつ1体ずつプチプチ丁寧に潰していくのが目に浮かぶ -- 名無しさん (2013-01-20 15:14:20)
- アステア名前だけどカルの一家とは関係ないのかな?SP略歴を見ると関係はなさそうだけども -- 名無しさん (2013-04-12 15:29:39)
- 結構前に別れた分家だったかと。ジャイアニズムの相関図だと親戚になってる。トートと個人的に友人だったのもその縁じゃないかな。 -- 名無しさん (2013-06-11 19:22:59)
- カルは一族皆殺しじゃ飽きたらず親戚まで殺されてるのかよ・・・ -- 名無しさん (2013-06-11 21:30:40)
- ここにもレムル孫記述が…。キーアの記事のほうで「その線は薄い」って言われてるのに。 -- 名無しさん (2014-05-24 13:56:11)
- 薄いというか初孫だったはずだし否定されてるも同然なんだけどな -- 名無しさん (2014-05-25 01:25:52)
- ↑初孫だったっけ。そしたら完全に違うな。 -- 名無しさん (2014-05-28 13:08:41)
- >ちなみに裏切り者呼ばわりされただけで二回死んでいる。 -- 名無しさん (2019-02-06 19:17:02)
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最終更新:2019年02月06日 19:17