『胸が、どきどきする!体ぜんぶが、わくわくする!』

発言者:コニー・イル・リクールシェラ・マキス
対象者:セレナリア

世界の果て《世界の水殻》その先を信じて《水殻》へと飛び込んだウルメンシュ。重なり合った黒雲をくぐり抜け、目にした「青空」を目にした時の言葉。
未知なる世界へと飛び込んだコニーたちの冒険の始まり。

  • 蒼天のセレナリア第一章から
―――――!
光の先へ飛び込んだ、瞬間。
景色が変わった。
立ち込める闇色の雲も、
激しい雷の柱もない。
目が――おかしくなったのかと思った。
眩しい輝きが操縦室いっぱいに注ぎ込む。
あたしは目を細めようとして、
できなかった。
見開いた目を閉じられない。
そのまま、見入ってしまう――
ここが何か。
これが何か、わからない。
理解できない。
何?
ここにあるもの、目に見えるものは何?
目にしたことのない色が、一面に広がる。
何もわからない。
認識できるはずのものが、何ひとつ。
それでもなぜだろう。
胸が弾む。
どきどきして、わくわくして、止まらない。
瞬きして目を閉じるのが、勿体なく感じる!
空の色が――違う!
雲がない!
死んだ煙の混ざった雲がひとつもない!
空――
空、そう、きっと空であるはずの部分。
知らない色が果てしなく広がっている。
こんな色……。
見たこともない……。
なんだろう、
雲のようなものが、よく映える。
一度見たら、もう、目を離せない。
なんて――
なんて、きれいな色だろう……。
コニー「きれい……。
    なんで、かな……こんなに……。
    ここ……。
    どこ……?」
シェラ「わぁ、あ、ぁ、あ……。
    コニー、コニー?
    シェラ、死んでないよね生きてる……よね!
   “壁”ぜんぶ、ぬけたんだよね!?」
コニー「抜けた……うん、抜けた……よね……。
    うん……。」
   「この、空の、色……。
    な……。
    何……これ、空なの……?
    きれいな色……こんなの知らない……。」
シェラ「わかんない!ここ何、わっかんない!
    でも、なんだろう!
    なんだろ、コニー!」
コニー「うん……うん、うん。
    シェラ!」
シェラ「どきどきするよね!?」
コニー「胸、さっきから鳴りっぱなし!
    どきどきしてる!」
シェラ「わくわくするよね!?」
コニー「体ぜんぶ、
    どうにかなりそうなくらい!」
    『胸が、どきどきする!
    体ぜんぶ、わくわくする!』
あたしは操縦桿を握りしめる! 
何時間も飛び続けて疲れてるはずなのに、
力が不思議とあふれてくる――
次から次へと湧き出して、止まらない!
操縦桿が壊れてしまいそう!
あたしは飛ぶ!
この空かどうかも分からない空を、
シェラと、やーろと、[[マウマウ]]と!
知りたいことがたくさんある!
ここはどこ?
このきれいな色は、何と呼ぶの?
止められない!
胸を押さえて、あたしは――
――引き金を、絞る!



名前:
コメント:

合計: -
今日: -
昨日: -

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年11月13日 21:10
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。