蒸気機関満ちる黒色の
北央大陸
大陸を統べるのは、世界最大にして最強の“
北央帝国”
その東南
辺境を遙かに越えた、暗い灰色の《最果ての海》の果てに
壁がある
世界を遮る、無限の壁
《世界の水殻》
留まり続ける永久の低気圧、無数の黒雲と雷から成る巨壁
壁の向こうに何があるか
人々は知らない
無限に広がる“青空”の世界
壁の先、未知なる蒼天と深緑に満ちた
《盟約》ある世界を
そして、今──
赤い髪の娘が蒼天を駆け抜けて
蒼天に湧き上がる黒雲のひとつが堕ちた、今、この時
ひとりの少女が姿を見せる
“死してなお動く機械人形”
その名前さえ知らず
その容姿さえ知らず
その意味を求めて
少女は、蒼天と深緑の世界のさらなる奥へと足を踏み入れる
──白銀色の光と共に
『蒼天のセレナリア』の次なる物語
本編コンプリートで発生するEXシナリオ、および、ライアーソフトHPで掲載中のWeb小説2編を絡めて展開するアフターストーリー。コニー&シェラの駆る飛空挺『
ウルメンシュ』に乗り込んだ少女「
メアリ・シェリー」が未知の深緑で目にするものは、果たして……
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最終更新:2012年09月06日 02:34