たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
陽だまりとあたし
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あの人は天使で、太陽で、あたしなんかじゃぜんっぜん追いつかない、遠い存在。
でもね、でもね。
あの笑顔はね、まぶしいの。
いっつもみんなを照らして、いっつも励まされるの。
いっつもみんなを照らして、いっつも励まされるの。
にこにこ笑って、ぽんと投げてくれる言葉がうれしくて…。
あぁ…あたし、ここにいられてよかった。
この人に逢えてよかったって…。
あぁ…あたし、ここにいられてよかった。
この人に逢えてよかったって…。
わかってるんだ。
わかってるんだよ。
わかってるんだよ。
でもね、でもね、その小さな体をね、ぎゅっとして一人占めしたいって思うの。
「梨華ちゃん」
うれしそうにあたしの名前を呼ぶあなた。
「なんですか? あべさん?」
臆病なあたしはドキドキを胸に隠して、そんな風にしか呼べない。
きらきらした笑顔が眩しくて、あたしは真っ白になっちゃうの。
きらきらした笑顔が眩しくて、あたしは真っ白になっちゃうの。
お日様のような笑顔の影に、悲しいこともつらいこともあるのは、ちゃんとわかってます。
だって、あたしはずーっと遠くから見てきたから。
輝きが強いほど、影の色は濃くなるんだもん。
でも、だから、光はうんとまぶしくなるの。
その影の部分をせめて包んであげたい。
あたしにできるかわからないけど、たぶんね、あたしは太陽じゃないから。
だからね、その輝きを支えてあげたい。
だって、あたしはずーっと遠くから見てきたから。
輝きが強いほど、影の色は濃くなるんだもん。
でも、だから、光はうんとまぶしくなるの。
その影の部分をせめて包んであげたい。
あたしにできるかわからないけど、たぶんね、あたしは太陽じゃないから。
だからね、その輝きを支えてあげたい。
せめて、月になりたい。
あなたに照らされて、その光でみんなを包んであげられたら…。
なんておこがましいよね。
ましてあたし、天使じゃないもん…。
あなたに照らされて、その光でみんなを包んであげられたら…。
なんておこがましいよね。
ましてあたし、天使じゃないもん…。
「りかちゃん? どした? カオリみたいにこーしんしてぇ」
「えー。そんなことないですよぉ」
「いや。そんなことあるね。ずーっとなっちの顔見て、笑ってたじゃん」
口元にクッキーのカスをつけたまま、にかって笑うあべさん。
そっと指を伸ばす。
胸はドキドキ。それを悟られないように、ちょっとだけチャーミーモードで。
「ふふっ。だって、ほら」
口元のカスを指で払うと、あちゃーって顔をした。
「あれれ? なんかこれって、なっちお子様?」
「ふふ。ののとあんまり変わんないかも」
「あっ! ひどっ」
「ってか、さすがにののもあんまりこぼさないですよ? 最近は」
「梨華ちゃん、言うねぇ」
「そーですか? でも、あべさんらしいなぁって」
「なにそれー。梨華ちゃんそれちょっとひどくないかい?」
「そうですか? かわいくて、すきですよ」
わざとらしくいじけて見せるから、ちゃんと目を見て茶化さずにまっすぐ微笑んでみる。
そしたら、なんか急に真っ赤になった。
「そ…そうかなぁ?」
「そうですよ。なんたって天使ですから」
「やっぱ? って、あーもー。おだてたってなんもでないよ。梨華ちゃん」
「おだててなんかないですよ」
だって、本当のことだもん。
「あべさんには、ずっとそのままでいてほしいです」
そしたら、あべさんがぺたってあたしの額に手を置いた。
「あのー…」
「うん。熱はないね」
「はぁ。いたって元気ですよ。少し…疲れてはいますけど…」
「だからかな。今日も梨華ちゃんへん」
「今日…も、ですか」
「そっ。今日も」
軽くひどいんだけど、にこにこにこにこ笑うその笑顔で全部許せちゃう。
ほんとに不思議な人。
「あべさんほどじゃないですよぉ」
「あっ! 言ったなぁ!」
こらーって手を振り上げて抱きついてくる。
こんなこと言えるようになったんだよね、って、思いつつ、それ以上が言えないあたし。
「えー。そんなことないですよぉ」
「いや。そんなことあるね。ずーっとなっちの顔見て、笑ってたじゃん」
口元にクッキーのカスをつけたまま、にかって笑うあべさん。
そっと指を伸ばす。
胸はドキドキ。それを悟られないように、ちょっとだけチャーミーモードで。
「ふふっ。だって、ほら」
口元のカスを指で払うと、あちゃーって顔をした。
「あれれ? なんかこれって、なっちお子様?」
「ふふ。ののとあんまり変わんないかも」
「あっ! ひどっ」
「ってか、さすがにののもあんまりこぼさないですよ? 最近は」
「梨華ちゃん、言うねぇ」
「そーですか? でも、あべさんらしいなぁって」
「なにそれー。梨華ちゃんそれちょっとひどくないかい?」
「そうですか? かわいくて、すきですよ」
わざとらしくいじけて見せるから、ちゃんと目を見て茶化さずにまっすぐ微笑んでみる。
そしたら、なんか急に真っ赤になった。
「そ…そうかなぁ?」
「そうですよ。なんたって天使ですから」
「やっぱ? って、あーもー。おだてたってなんもでないよ。梨華ちゃん」
「おだててなんかないですよ」
だって、本当のことだもん。
「あべさんには、ずっとそのままでいてほしいです」
そしたら、あべさんがぺたってあたしの額に手を置いた。
「あのー…」
「うん。熱はないね」
「はぁ。いたって元気ですよ。少し…疲れてはいますけど…」
「だからかな。今日も梨華ちゃんへん」
「今日…も、ですか」
「そっ。今日も」
軽くひどいんだけど、にこにこにこにこ笑うその笑顔で全部許せちゃう。
ほんとに不思議な人。
「あべさんほどじゃないですよぉ」
「あっ! 言ったなぁ!」
こらーって手を振り上げて抱きついてくる。
こんなこと言えるようになったんだよね、って、思いつつ、それ以上が言えないあたし。
ネタにしちゃってるけど、やっぱり歌なんかまだまだで…。
トークだって寒いだけだし、精一杯イタイ系な自分だいすきキャラを演じて…。
つらいわけじゃないよ。楽しいよ。みんなといるから安心してそのキャラをできるんだもん。
よっすぃやまりっぺ、美貴ちゃん、そしてね、あべさんがきっちりと拾ってくれるから。
そしてね、
『いつも一生懸命だよね』
って、うれしくて、その言葉であたしはがんばってる。
だってあたしにはそれしかないから。
そんなあたしをね、そうやってずっとあったかい笑顔で見守ってくれる。
トークだって寒いだけだし、精一杯イタイ系な自分だいすきキャラを演じて…。
つらいわけじゃないよ。楽しいよ。みんなといるから安心してそのキャラをできるんだもん。
よっすぃやまりっぺ、美貴ちゃん、そしてね、あべさんがきっちりと拾ってくれるから。
そしてね、
『いつも一生懸命だよね』
って、うれしくて、その言葉であたしはがんばってる。
だってあたしにはそれしかないから。
そんなあたしをね、そうやってずっとあったかい笑顔で見守ってくれる。
そんなあなたが、すき。
「りかちゃん?」
首を傾げて子犬みたい。
「なんですか?」
「またこーしん?」
「違いますって」
「えー。うっそだー!」
「ほんとですって」
「えー。そーかなー」
「そーですー」
こうして一緒にいるだけで、あたしはドキドキしてるんですよぉ!
「ほら、また、今度はクリームがついてますよ」
「へっ!? ホント?」
「ホント。ほら」
指でほっぺについたクリームをとったら、ぱくっ…て!
「ん。おいし」
にこにこ笑うあべさん。固まるあたし。
うわーーーっ! なっちが…なっちがぁ…!
どーしよ。手、洗えない…。
「ん? 梨華ちゃん?」
「あっ…あべさん!?」
あーっ、声が裏返ってよれよれだよぉ…。
「どーした? 目が泳いじゃってるけど」
「いえ…なんでも…」
あー! 心臓バクバク いってる。
まるっきり無意識なんですよね。だからこそ、質が悪い…んじゃなくって、困るの。
首を傾げて子犬みたい。
「なんですか?」
「またこーしん?」
「違いますって」
「えー。うっそだー!」
「ほんとですって」
「えー。そーかなー」
「そーですー」
こうして一緒にいるだけで、あたしはドキドキしてるんですよぉ!
「ほら、また、今度はクリームがついてますよ」
「へっ!? ホント?」
「ホント。ほら」
指でほっぺについたクリームをとったら、ぱくっ…て!
「ん。おいし」
にこにこ笑うあべさん。固まるあたし。
うわーーーっ! なっちが…なっちがぁ…!
どーしよ。手、洗えない…。
「ん? 梨華ちゃん?」
「あっ…あべさん!?」
あーっ、声が裏返ってよれよれだよぉ…。
「どーした? 目が泳いじゃってるけど」
「いえ…なんでも…」
あー! 心臓バクバク いってる。
まるっきり無意識なんですよね。だからこそ、質が悪い…んじゃなくって、困るの。
そんなところもすきだけど…。
あ゛っ…。
思ったよりも簡単にほろりと零れた言葉。
そしたら、満面の笑顔で、ほんっとに眩しくて目も開けてられないくらいのなっちスマイルで…。
「ありがと。梨華ちゃん。なっちも梨華ちゃんのことだいすきだよ」
あぁ…。それは娘。に対する愛とか、メンバーに対する愛とか、たぶんそんな感じ。
きっとそんな感じ。
だってさ、愛してるとかだいすきとかキスとか、あたしたちの中ではふつーなんだもん。
きっとそんな感じ。
だってさ、愛してるとかだいすきとかキスとか、あたしたちの中ではふつーなんだもん。
きっと恋じゃないし、愛じゃない。
なんていうのかなぁ…あたしっていう、石川梨華に対してのというのかなぁ。
あー…。上手く言えないんだけど、っていうか、あたしモーニングだいすきだし、みんなのことも愛してる。だけど、それとは違って…。
なんていうのかなぁ…あたしっていう、石川梨華に対してのというのかなぁ。
あー…。上手く言えないんだけど、っていうか、あたしモーニングだいすきだし、みんなのことも愛してる。だけど、それとは違って…。
そう、恋人とか想い寄せる相手としてのっていうのかなぁ。
『梨華ちゃん。簡単だって、たった一言でいいんだからさ』
まりっぺに相談したら、そう言ってキャハハハッって笑うだけだった。
『よーく考えたらわかるって。大丈夫だから』
まりっぺに相談したら、そう言ってキャハハハッって笑うだけだった。
『よーく考えたらわかるって。大丈夫だから』
その一言が言えないあたし。
「梨華ちゃん? おーい! りかちゃーん」
「はっ! はいっ!」
「ほらほら。なっち置いてかないでよ。さびしーじゃん」
「あ…すいません」
「いいけどさ。ほんとに疲れてる?」
ふと、真剣な目で見つめられる。笑顔のままだけど、気遣ってくれてるのがわかって…。
「大丈夫ですよ」
「そぉ?」
「ふふっ。大丈夫ですよ。だってあべさんがすきなんだもん」
そしたら、『は?』って目を丸くして、
「なんだそりゃ」
って、照れたように真っ赤な顔で笑うから、思わずぎゅって抱きしめた。
「なっち、だいすき」
「梨華ちゃん!?」
ぱって体が離れて、あぁ…って思ってたらなっちが目をうるうるさせてあたしを見つめてた。
驚いた顔がぱーって笑顔に変わっていくの。
「梨華ちゃん。やっと呼んでくれたね」
「え…あ…! はい」
今更気づいた。それくらい、あたしの中から自然に出た「なっち」って。
なっちはあたしの手を取ると、
「梨華ちゃん。なっちもすきだよ。愛してる」
まっすぐに見つめられて…。
「あ…」
べさんって、いつものように言いそうになって、むうって軽くにらまれる。
てへって笑って、もう一度。
「…なっち…」
そしたらすっごく満足そうに、うれしそうに笑って…。
ああ…太陽だぁ。
「なっち」
「なぁに?」
「なぁーっち」
「ふふっ。なーんだい?」
たったこれだけのことなのに、こんな喜んでくれるんだ。
「キスしても、いい?」
そしたら、コクンってうなずいた。
「はっ! はいっ!」
「ほらほら。なっち置いてかないでよ。さびしーじゃん」
「あ…すいません」
「いいけどさ。ほんとに疲れてる?」
ふと、真剣な目で見つめられる。笑顔のままだけど、気遣ってくれてるのがわかって…。
「大丈夫ですよ」
「そぉ?」
「ふふっ。大丈夫ですよ。だってあべさんがすきなんだもん」
そしたら、『は?』って目を丸くして、
「なんだそりゃ」
って、照れたように真っ赤な顔で笑うから、思わずぎゅって抱きしめた。
「なっち、だいすき」
「梨華ちゃん!?」
ぱって体が離れて、あぁ…って思ってたらなっちが目をうるうるさせてあたしを見つめてた。
驚いた顔がぱーって笑顔に変わっていくの。
「梨華ちゃん。やっと呼んでくれたね」
「え…あ…! はい」
今更気づいた。それくらい、あたしの中から自然に出た「なっち」って。
なっちはあたしの手を取ると、
「梨華ちゃん。なっちもすきだよ。愛してる」
まっすぐに見つめられて…。
「あ…」
べさんって、いつものように言いそうになって、むうって軽くにらまれる。
てへって笑って、もう一度。
「…なっち…」
そしたらすっごく満足そうに、うれしそうに笑って…。
ああ…太陽だぁ。
「なっち」
「なぁに?」
「なぁーっち」
「ふふっ。なーんだい?」
たったこれだけのことなのに、こんな喜んでくれるんだ。
「キスしても、いい?」
そしたら、コクンってうなずいた。
きっとあたしとアナタの距離は変わらないかもしれないけど、ずっとそばで見つめさせて?
ずっとずっと、そばにいさせて?
ずっとずっと、そばにいさせて?
(2004/4/14)