たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
王子様の条件
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あの手を取って、ぱってさらっていけたらいいのにな。
なんて、考えてるのもごとーらしくないか。
そんなこと考えるのも、たぶんこの衣装のせいなんだろう。
緑のドレス。
なんかすごいよね。
そんなこと考えるのも、たぶんこの衣装のせいなんだろう。
緑のドレス。
なんかすごいよね。
「ごっちん」
およ。
そんなこと考えてたら向こうからきたし。
ごとーより遥かにお姫様してる梨華ちゃん。
もうすっかり着替え終わってなんとなくピンクな人。
そんなこと考えてたら向こうからきたし。
ごとーより遥かにお姫様してる梨華ちゃん。
もうすっかり着替え終わってなんとなくピンクな人。
「ん? なぁに?」
「このあと、もうないよね」
「うん。これで終わりだよ」
「じゃあ、ご飯食べに行かない?」
「おっけー。じゃ、着替えてくるね」
「うん。待ってる」
「このあと、もうないよね」
「うん。これで終わりだよ」
「じゃあ、ご飯食べに行かない?」
「おっけー。じゃ、着替えてくるね」
「うん。待ってる」
ひらひらと手を振ってダッシュ!
考えてみればデートって、久しぶりじゃん。
うは…ドッキドキ!
うは…ドッキドキ!
5秒で着替えて…なんてウソだけどね、でもまぁ早いよ。
ふふんだって、お姫様が待ってるんだし。
「おまたせー」
って楽屋に迎えにいったら、
「あっ。ごっちん!」
って、ふわぁって笑うの。
うれしくってさ、カバンをもって走ってくるその手をパって捕まえて、
「んじゃ、梨華ちゃんもらってくねーっ!」
ひらひらとみんなに手を振って、走った。
ふふんだって、お姫様が待ってるんだし。
「おまたせー」
って楽屋に迎えにいったら、
「あっ。ごっちん!」
って、ふわぁって笑うの。
うれしくってさ、カバンをもって走ってくるその手をパって捕まえて、
「んじゃ、梨華ちゃんもらってくねーっ!」
ひらひらとみんなに手を振って、走った。
なんせライバルがいっぱい。
マジで男前な王子様とツッコミ厳しいくせに以外とへたれ(いじるくせにへんなとこで奥手なんだよねぇ)な王子様。
そして手のかかる無邪気な娘。
邪魔されないうちにぱっぱっとね。
マジで男前な王子様とツッコミ厳しいくせに以外とへたれ(いじるくせにへんなとこで奥手なんだよねぇ)な王子様。
そして手のかかる無邪気な娘。
邪魔されないうちにぱっぱっとね。
まぁ、お姫様はごとーのものだけど。
あはっ。
あはっ。
だから、せっかくなんでがんばってさらってみました。
みんなのまたねーって声を背中で聞きながら。
*
ご飯を食べに行く予定だったけど…。
「あのさぁ、梨華ちゃんちいってもいい?」
「うん。いいけど…汚いよ」
「いつものことじゃん」
「あっひどい…ってか、そうなんだけど」
自分で言って自分で情けない顔して笑ってるし。
そんなところもかわいい梨華ちゃん。
だからついでにおねだりなんかしてみちゃったり。
「できればおとまりしたいなぁ…なんて?」
「なんて?」
って首をかしげて、
「お仕事は?」
「ふっふーん。オフなのです。実は」
「そっか…って、明日朝連なかったっけ?」
「あっ…そういえば。いいじゃん。一緒に行けば」
実はこんなこともあろうかと、奇跡的に用意してきてたりなんかする。
「実は何気にジャージとか持ってきてるし」
「じゃあ、大丈夫だね」
「うん。いいけど…汚いよ」
「いつものことじゃん」
「あっひどい…ってか、そうなんだけど」
自分で言って自分で情けない顔して笑ってるし。
そんなところもかわいい梨華ちゃん。
だからついでにおねだりなんかしてみちゃったり。
「できればおとまりしたいなぁ…なんて?」
「なんて?」
って首をかしげて、
「お仕事は?」
「ふっふーん。オフなのです。実は」
「そっか…って、明日朝連なかったっけ?」
「あっ…そういえば。いいじゃん。一緒に行けば」
実はこんなこともあろうかと、奇跡的に用意してきてたりなんかする。
「実は何気にジャージとか持ってきてるし」
「じゃあ、大丈夫だね」
というわけで、まっすぐに梨華ちゃんち。
そうなればやっぱりおいらの手料理でしょう。
そうなればやっぱりおいらの手料理でしょう。
梨華ちゃんちの冷蔵庫は何にも入ってないだろうから、近くのスーパーで軽くお買い物。
何作ろうかなぁ。
まっ、時間も少し遅いから、簡単なのがいいよね。
「お姫様は何が食べたい?」
「んーそうだなぁ…オムライス食べたいな…って、ごっちん作ってくれるの?」
「うん。それにさ、コンビニの弁当じゃ味気ないし」
たぶん梨華ちゃんと二人っきりで食べるんだったら、素敵なディナーかもだけど。
やっぱすきな人にはさ、ほら、手料理食べてもらいたいじゃん。
「…ごっちん、顔真っ赤」
「ほぇ?!」
何作ろうかなぁ。
まっ、時間も少し遅いから、簡単なのがいいよね。
「お姫様は何が食べたい?」
「んーそうだなぁ…オムライス食べたいな…って、ごっちん作ってくれるの?」
「うん。それにさ、コンビニの弁当じゃ味気ないし」
たぶん梨華ちゃんと二人っきりで食べるんだったら、素敵なディナーかもだけど。
やっぱすきな人にはさ、ほら、手料理食べてもらいたいじゃん。
「…ごっちん、顔真っ赤」
「ほぇ?!」
やばやば…。
そんなにごとー餓えてたのかなぁ。
まぁねぇ…ラジオでも叫んじゃったしさぁ。
そんなにごとー餓えてたのかなぁ。
まぁねぇ…ラジオでも叫んじゃったしさぁ。
「ふふっ。ごっちん、かわいい」
「いやいや梨華ちゃんだってかわいいから」
「いやいや梨華ちゃんだってかわいいから」
うはー。びっくり。
なんかねえ、気分は王子様。
なんてね。
なんてね。
なんかねぇ、夜風が持ちよくって、りんりんなんて虫が鳴いてて。
「もう秋…って感じだねぇ」
梨華ちゃんが気持ちいい夜風に目を細める。
しっかり握った手もなんかあったかさが気持ちよくって、なんかうれしい。
「うん。そーだねぇ」
「ねぇ、ごっちん?」
「うん?」
「なんかさぁ、今日はオトコマエだよね。いつもより」
「んぁ? んー。そーかなぁ」
そうです。
だってさ、梨華ちゃんと一緒だから。
かっこつけたいわけじゃないんだけど、ね。
「きっと笑わん姫あったからかな?」
「そーなの?」
「わかんない。けどさ、なんか…たまにはいいかなぁって。梨華ちゃん誘ってくれたし」
「ふふっ。なんかよくわかんないけど、喜んでいいんだよね」
「うん。喜んで喜んで」
「もう秋…って感じだねぇ」
梨華ちゃんが気持ちいい夜風に目を細める。
しっかり握った手もなんかあったかさが気持ちよくって、なんかうれしい。
「うん。そーだねぇ」
「ねぇ、ごっちん?」
「うん?」
「なんかさぁ、今日はオトコマエだよね。いつもより」
「んぁ? んー。そーかなぁ」
そうです。
だってさ、梨華ちゃんと一緒だから。
かっこつけたいわけじゃないんだけど、ね。
「きっと笑わん姫あったからかな?」
「そーなの?」
「わかんない。けどさ、なんか…たまにはいいかなぁって。梨華ちゃん誘ってくれたし」
「ふふっ。なんかよくわかんないけど、喜んでいいんだよね」
「うん。喜んで喜んで」
公園の中を突っ切って二人で歩く。
こんなのもいいよね。
小さな公園だからへんなのいないし。
こんなのもいいよね。
小さな公園だからへんなのいないし。
きゅって梨華ちゃんの手にふいに力がこもった。
「いいよねぇ。たまにはこういうのも」
のんびりとお散歩って…って、あたしに微笑む。
「いいよねぇ。たまにはこういうのも」
のんびりとお散歩って…って、あたしに微笑む。
どうしよう。ぎゅってしたい…。
梨華ちゃんちって、何気にもうすぐそこなんだけどね…。
でも、いっか。
「梨華ちゃん」
「ん? なぁ…!」
でも、いっか。
「梨華ちゃん」
「ん? なぁ…!」
買い物袋で手がふさがってるので、ちゅうにしてみました。
薄いけど、すんごく柔らかい梨華ちゃんの唇。
あぁ…困ったなぁ。
おなかいっぱい。
薄いけど、すんごく柔らかい梨華ちゃんの唇。
あぁ…困ったなぁ。
おなかいっぱい。
いやいや…おなか空いてるけど、なんかおなかいっぱい。
ついでに胸もいっぱい。
ついでに胸もいっぱい。
もう一度最後に軽く触れて離れたら、あはっ。
「梨華ちゃん、顔真っ赤」
「…」
ふにって やっぱり両手がふさがってるから、唇でほっぺに触れる。
「あは。熱いよ」
「…もぉ」
ありゃ。ご立腹? すねた顔もかわいくて、あは。なんかうずうずしてくる。
梨華ちゃんがちらりと見上げた。
うは! だめだめ。そんなふーに見られちゃったら、ごとー、止まんないよ?
なのに自分からぴたってくっついてきて、
「りか…」
「梨華ちゃん、顔真っ赤」
「…」
ふにって やっぱり両手がふさがってるから、唇でほっぺに触れる。
「あは。熱いよ」
「…もぉ」
ありゃ。ご立腹? すねた顔もかわいくて、あは。なんかうずうずしてくる。
梨華ちゃんがちらりと見上げた。
うは! だめだめ。そんなふーに見られちゃったら、ごとー、止まんないよ?
なのに自分からぴたってくっついてきて、
「りか…」
あれっ!?
やーらかい。あったかい。気持ちいい。
ついでに梨華ちゃんのちょーどアップ。
ついでに梨華ちゃんのちょーどアップ。
えーっと、えーっと、これってさぁ……キス?
あれれれれ!?
気がついたらにっこりと笑う梨華ちゃん。
「おかえし」
だって。
むぅ。やるなぁ…。
って…うは! すっごいドキドキしてきた!
「梨華ちゃん!?」
「ふふっ。驚いてる驚いてる」
「そりゃ驚くでしょ」
ごとーがするんならともかく。
そしたら、梨華ちゃん、少しほっぺを赤くしてふんわりと笑った。
「だって、真希ちゃん…してほしいなぁ…って思ってた時にさ…その……ねぇ…」
ごにょごにょって、耳まで真っ赤で、うつむいて、でも時々ちらちらと見上げて…。
おまけに名前呼び。
「あはっ。かわいい」
よしよしってしてあげたいけど、繋いだ手を離すのもったいないから、ね。
「おかえし」
だって。
むぅ。やるなぁ…。
って…うは! すっごいドキドキしてきた!
「梨華ちゃん!?」
「ふふっ。驚いてる驚いてる」
「そりゃ驚くでしょ」
ごとーがするんならともかく。
そしたら、梨華ちゃん、少しほっぺを赤くしてふんわりと笑った。
「だって、真希ちゃん…してほしいなぁ…って思ってた時にさ…その……ねぇ…」
ごにょごにょって、耳まで真っ赤で、うつむいて、でも時々ちらちらと見上げて…。
おまけに名前呼び。
「あはっ。かわいい」
よしよしってしてあげたいけど、繋いだ手を離すのもったいないから、ね。
ちゅっ!
唇に唇で触れてあげる。
こんなことしたらもっと真っ赤になるの、わかってんだけどね。
でもね、かわいいんだもん。
ごとー。もぉ止まれません。
こんなことしたらもっと真っ赤になるの、わかってんだけどね。
でもね、かわいいんだもん。
ごとー。もぉ止まれません。
「真希ちゃん…なんかずるい」
「ふふっ。ずるいのは梨華ちゃん」
だってかわいすぎるんだもん。
それにね…。
「ごとーはおーじさまだから、お姫様のことは何でもわかるの」
「…なにそれ」
ちょっときょとんとして、だけどはにかむように笑ってて。
「ふふん。さっ、お姫様、この続きはご飯の後で…ね」
そしたらこっくりとうなずいて、ぴったりくっいた梨華ちゃん。
「ふふっ。ずるいのは梨華ちゃん」
だってかわいすぎるんだもん。
それにね…。
「ごとーはおーじさまだから、お姫様のことは何でもわかるの」
「…なにそれ」
ちょっときょとんとして、だけどはにかむように笑ってて。
「ふふん。さっ、お姫様、この続きはご飯の後で…ね」
そしたらこっくりとうなずいて、ぴったりくっいた梨華ちゃん。
ごとーはクリスマスだけじゃくって、毎日でもぴったりしてたいですぞ。
「でも、王子様がご飯作ってくれるのって…なんかへんじゃない?」
「いいの。ごとーがしたいから。それにね、なんでもできてこそ、おーじ様なの」
「ふーん」
「お姫様が笑ってくれればね、それでいいの」
「真希ちゃん…」
「だから、オムライスは腕によりをかけちゃうから」
「ふふっ。楽しみだなぁ」
ゆっくり歩きながら、ちょこんって肩に乗っかった頭。
「あは。楽しみにしてて。それで、おーじ様としてはお礼に一緒にお風呂ね」
そしたら真っ赤になって、目、まん丸にして見つめられた。
「いいの。ごとーがしたいから。それにね、なんでもできてこそ、おーじ様なの」
「ふーん」
「お姫様が笑ってくれればね、それでいいの」
「真希ちゃん…」
「だから、オムライスは腕によりをかけちゃうから」
「ふふっ。楽しみだなぁ」
ゆっくり歩きながら、ちょこんって肩に乗っかった頭。
「あは。楽しみにしてて。それで、おーじ様としてはお礼に一緒にお風呂ね」
そしたら真っ赤になって、目、まん丸にして見つめられた。
あはっ。
かわいい。
かわいい。
あー楽しみだなぁ。
だって、そのあと、小さくコクンって。
もちろん、お風呂の…そのあともね。
ほら。お姫様を悦ばすのも王子様の役目ですから。
だって、そのあと、小さくコクンって。
もちろん、お風呂の…そのあともね。
ほら。お姫様を悦ばすのも王子様の役目ですから。
あはっ。
のんびりゆっくり、たぶんそんな夜。
だけどきっとね、すっごくすっごく熱い夜。
だけどきっとね、すっごくすっごく熱い夜。
(2004/8/9)