たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
ピンクのリボンを解いたら ~プレゼント その後~
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『はい。エリカ。あ~ん』
『あ~ん』
『あ~ん』
ぱくっ。
『おいし?』
『はい!』
『って、これ、エリカが作ったんだよね』
『でも梨華ちゃんが食べさせてくれたから、うんっとオイシイッ! ハイ。あ~ん』
『あ~ん』
『はい!』
『って、これ、エリカが作ったんだよね』
『でも梨華ちゃんが食べさせてくれたから、うんっとオイシイッ! ハイ。あ~ん』
『あ~ん』
ぱくっ。
『ふふっ。オイシイ。ちょっと…恥ずかしいけど』
ほんのり頬を赤くして、うふふって恥ずかしそうに笑う石川さ…いやいや梨華ちゃん。
そんなこんなな楽しい、まさにクラクラディナータイム。
そんなこんなな楽しい、まさにクラクラディナータイム。
そう。今日、梨華ちゃんはうちにお泊り。
『あたしが…プ・レ・ゼ・ン・ト』
が、実現しちゃったりするわけで、もーエリカはどきどきで、もーなっまらくらくらして…心臓ばっくばくなわけさぁ!
デザートのリカお手製の白玉ももちろん二人で食べさせ合いっこして、もうね、もーね、ほっとに甘いの!
デザートのリカお手製の白玉ももちろん二人で食べさせ合いっこして、もうね、もーね、ほっとに甘いの!
『はい。あ~ん』
スプーンを持つ小さな細い指。
ふんわりとちょっと恥ずかしそうな微笑。
ふんわりとちょっと恥ずかしそうな微笑。
とろけた…。
いいのかなぁ…。こんっなにエリカ、幸せで。
そんな梨華ちゃんはただいま入浴中。
どっから洗ってるのかなぁ…。
足かな?
腕かな?
あー。どーせなら一緒に入ればよかったかなぁ…。
だって、着替えとかは見てるわけだし…。
あのキレイな形の胸とか、きゅってしまったかわいいおしりとか、しっかりくびれたキレイなラインの腰とか…。
どっから洗ってるのかなぁ…。
足かな?
腕かな?
あー。どーせなら一緒に入ればよかったかなぁ…。
だって、着替えとかは見てるわけだし…。
あのキレイな形の胸とか、きゅってしまったかわいいおしりとか、しっかりくびれたキレイなラインの腰とか…。
…。
いいんだよね…。
なんか…時間がたつの…長いなぁ…。
…。
はぁ。
『エリカ』
さっきとは違うオトナの…オンナの微笑みでそっと手を差し出す石川さん。
セクシーなのもいいよね。
セクシーなのもいいよね。
『ね、エリカ』
裸でくるってシーツに包まって、はにかんで照れくさそうに笑いながら、ちょこんて首を傾げて上目遣い。
かわいいのも、いいよなぁ。
かわいいのも、いいよなぁ。
…。
迷うなぁ。
セクシーなのも、キュートなのも、どっちもタイプ。
セクシーなのも、キュートなのも、どっちもタイプ。
「エリカ」
「捨てがたい」
「は?」
「あっ!?」
「あっ!?」
顔を上げたら梨華ちゃんが不思議そうな顔してパジャマ姿で立ってた。
「…捨てがたい?」
あ…。思わず声に出してたみたい。
そそくさと立ち上がると、
「なっ、なんでもないから」
サッと頬にキスをして、ダッシュでお風呂へゴー!
「…捨てがたい?」
あ…。思わず声に出してたみたい。
そそくさと立ち上がると、
「なっ、なんでもないから」
サッと頬にキスをして、ダッシュでお風呂へゴー!
*
ザーッ。
シャワーで気分を変えて…。
でも…いいのかな…ホントに。
梨華ちゃん、ふつーにパジャマ着てたし…。
梨華ちゃん、ふつーにパジャマ着てたし…。
…。
しっかりと体を洗いながら、なんとなく考える。
梨華ちゃんがウソつくわけないし、さっきのディナータイム、楽しかったし…。
梨華ちゃんがウソつくわけないし、さっきのディナータイム、楽しかったし…。
キュッ。
うん。
エリカ。いつもどおり。いつもどおりのエリカで。
どっちにしたって、リカちゃんと一緒に寝れるんだもん。
一緒に入れるんだもん。
エリカ。いつもどおり。いつもどおりのエリカで。
どっちにしたって、リカちゃんと一緒に寝れるんだもん。
一緒に入れるんだもん。
*
お風呂から上がったら、リビングの電気が消えてた。
「あれ?」
消したのは…そうだよね。梨華ちゃん…だよね。
手探りで部屋に向かって、とりあえずノック。
「梨華ちゃん?」
「エリカ?」
「はい。お風呂から上がりました」
「うん」
「入りますね」
「あれ?」
消したのは…そうだよね。梨華ちゃん…だよね。
手探りで部屋に向かって、とりあえずノック。
「梨華ちゃん?」
「エリカ?」
「はい。お風呂から上がりました」
「うん」
「入りますね」
なんか自分の部屋なのに、入りますね…ってへんだけど、まっ、いいや。
ドアを開けて……!?
「えっ!?」
「エリカ…お・そ・い・ぞ」
目が点。
ベッドサイドのほんわかしたオレンジの明かりの中に、羽織るようにシーツに包まったすっぽんぽんの梨華ちゃん。首にピンクのリボン。
ベッドサイドのほんわかしたオレンジの明かりの中に、羽織るようにシーツに包まったすっぽんぽんの梨華ちゃん。首にピンクのリボン。
「エリカ」
オレンジ色の明かりでもうっすらと赤くなってるのがわかるほっぺ。
照れくさそうに微笑みながら、そっと手招きするから、戸を閉めてベッドに上がった。
ゆっくりと両手で頬を包まれて、こつんて触れ合ったおでことおでこ。
「3つめ。最後のプレゼント」
ふわっ…って、唇に重なった梨華の唇。
照れくさそうに微笑みながら、そっと手招きするから、戸を閉めてベッドに上がった。
ゆっくりと両手で頬を包まれて、こつんて触れ合ったおでことおでこ。
「3つめ。最後のプレゼント」
ふわっ…って、唇に重なった梨華の唇。
どきどきが止まらない。
熱い…。
熱い…。
「梨華?」
「ふふっ。もぉ。ちゃんとお昼に言ったじゃん。ね? 受け取って」
やんちゃないたずらっこな微笑が、なんかたまらなくかわいくて、でもすーっと頬を滑ってエリカの着てるシャツの中にもぐった手つきは妖しくて…。
邪魔だから脱いじゃってから、しっかりときらきらと眩しい瞳をまっすぐに見た。
そして、
「梨華」
そっとリボンを手にすると、
「すきです」
一気に解いて、包まっていたシーツに腕を差し入れて、抱きしめた。
しっかりと受け止めてくれる石川さん。
さっきみたいにおでこをくっつけた。
「石川さん。ありがとうございます」
「もぉ…なによぉ。改まってぇ」
クスクス笑うから、なんかつられてちょっと恥ずかしいかな。でも、素直な気持ちなんです。
「梨華。エリカは…幸せです」
返ってきたのは無邪気な、本当に本当に素顔のかわいくてやんちゃでキュートで…でもちょっとオトナであったかくておっきくて愛しい愛しい…抱きしめたくなっちゃうような笑顔。
そして、そんな笑顔を見ているエリカも、今、すっごいすっごい笑顔なんだと思う。だって、梨華ちゃんが笑ってるから。
どうして言葉にして返していいかわからないから、ありったけじゃ足りないくらいいっぱいっぱいの想いを込めてキス。
「ふふっ。もぉ。ちゃんとお昼に言ったじゃん。ね? 受け取って」
やんちゃないたずらっこな微笑が、なんかたまらなくかわいくて、でもすーっと頬を滑ってエリカの着てるシャツの中にもぐった手つきは妖しくて…。
邪魔だから脱いじゃってから、しっかりときらきらと眩しい瞳をまっすぐに見た。
そして、
「梨華」
そっとリボンを手にすると、
「すきです」
一気に解いて、包まっていたシーツに腕を差し入れて、抱きしめた。
しっかりと受け止めてくれる石川さん。
さっきみたいにおでこをくっつけた。
「石川さん。ありがとうございます」
「もぉ…なによぉ。改まってぇ」
クスクス笑うから、なんかつられてちょっと恥ずかしいかな。でも、素直な気持ちなんです。
「梨華。エリカは…幸せです」
返ってきたのは無邪気な、本当に本当に素顔のかわいくてやんちゃでキュートで…でもちょっとオトナであったかくておっきくて愛しい愛しい…抱きしめたくなっちゃうような笑顔。
そして、そんな笑顔を見ているエリカも、今、すっごいすっごい笑顔なんだと思う。だって、梨華ちゃんが笑ってるから。
どうして言葉にして返していいかわからないから、ありったけじゃ足りないくらいいっぱいっぱいの想いを込めてキス。
ゆっくりと、やさしくベッドに倒して、熱くて甘い夜が始まる。
幸せな時間。
大切な時間を愛しい人と過ごせるんだから。
ね、うれしいね。
大切な時間を愛しい人と過ごせるんだから。
ね、うれしいね。
ずっと終わらない夜と夢。
きっとずっと、このままの二人。
きっとずっと、このままの二人。
(2005/11/19)