玉藻 もふ - 幻想世界事典 第二版

玉藻　もふ

人物像

　北方のグリナテッレ帝国で、銭湯を切り盛りする狐の亜人の少女（人要素強め）。
　長い黒髪のポニーテールに、狐の耳と尻尾と、青の瞳を持ち、赤い縁のブロウタイプの眼鏡をかけている。
　極東?出身で、白地に赤の模様の入った長い羽織がトレードマーク。
　穏やかというより怠惰な性格だが、意外にも様々な分野の知識を持っており、彼女と世間話をしたいがために通う客もいるらしい。
　一応、幻術と剣術を組み合わせた狐剣流という流派の、数少ない継承者の一人。
　屈強な客同士の諍いを物干し竿一本で両成敗するに素質はあるようではあるが、本人の修行不足により、実力はそれほどでもない。
　霊力も持つが格はまだ低く、霊力の高まる満月の時でも尻尾は８本までしか生やせない。
　このような怠惰さは、殊に銭湯という場においては雰囲気に合っており、彼女の銭湯は帝国屈指の和みスポットになっているという。

関連事項

• グリナテッレ帝国

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