フリードリヒ=ツァール=トリストラム


人物像


 歴史書をして、事象龍の神性を貶めた稀代の背神者と語られる約300年前の学者、もしくは哲学者。
 事象具現として世界に在るそれらはただの影に過ぎず、一種の欺瞞として滅されるべき存在だ、と言ったと伝えられる。
 歴史書が伝える彼の姿は筆者達の悪意に満ち、空前の狂人に違いない、と断じており、人の姿をした悪魔であったと言う聖職者の一派さえ存在する。
 そして、彼は自著を一冊しか残せなかった、と伝えられており、それもまた焚書となった。
 人々が彼を狩り立てたからである。
 彼は最後に法に従い、処刑された。
 それは当時「最も卑しい人間にすべし」とされた絞首刑であった、と伝えられている。

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最終更新:2013年05月12日 03:18
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