マルタ=ロルカ
人物像
元剣奴の少女。現在は傭兵。
一見、小柄で細身の頼りなさそうな少女だが、剣を扱うセンスは一級品。
クセのあるブロンドの猫っ毛を短くまとめ、粗末なワンピースの上に皮製の胸当てをつけている。
ディマカエリと呼ばれる二刀流の剣闘士だったため、現在も二本のグラディウスを両腰に吊り、
二刀を駆使した変則的な太刀筋で華麗に戦場を舞う。
現在は隊商の用心棒などで生計を立てており、馬車の後ろにちょこんと座っていることが多い。
『口を開くのは食事の時くらい』と言われるほど無口で、どこか達観した雰囲気を持つ。
剣奴だった頃の習慣か、着けると落ち着くという理由で今でも首輪を外さない。
剣奴となった経緯や、そこから開放された理由などは語りたがらないため一切不明。
左肩から右脇腹までを袈裟懸けに走る深い古傷が、彼女の過去の唯一のヒントである。
最終更新:2013年05月15日 09:48