苗床龍グルサ・ムゥ

第一章『獣魔種・甲鱗種』
甲鱗種 地竜類 『 苗床龍グルサ・ムゥ 』

生態


 山岳人の言葉で「草の龍」。体長10m程の草食竜。体中に無数の植物を生やしている。
 自生する草木や果実を食べるだけでなく植物の種を舌で拾っては自らに植え付け、それを育てて食う。糞は体表ににじみ出るように排出されるので、それがそのまま肥料になる。
 また緑の少ない所に種を植えるという性質も持っており、グルサ・ムゥの個体数が多い地域では森林面積の増大が確認されていると言う。
 穏やかな性格だが、緑を汚す者には触れたものを腐食させるブレスを吐きかける。
 野山で草木を採る時は感謝の気持ちを持とう、この心優しい龍が育てたものかもしれないから。

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最終更新:2013年05月19日 19:35
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