アニエッタ - 幻想世界事典 第二版

アニエッタ

魔同盟小アルカナ
『　杖の９　／　縛鎖の魔弾　』

人物像

　強大な魔族であった母の血肉と魂を喰らいながら産まれた魔人。
　小アルカナとして司るのは、無に帰す努力・八方塞り・抑圧された状況における強さ。
　光を落とさぬ漆黒の長髪に青紫色の肌、金色の瞳を持つ女魔族。
　不死身ともいえる肉体を持ちながら、死を渇望し常に命を危険に晒そうとする。
　重度の戦闘狂で敵からの殺意だけでは飽き足らず、自らの肉体に数々の呪いを課して自分を追い込もうとするが、自らに課した呪縛が強ければ強いほど彼女の力は増大し、死ぬ事がない。
　特定の魔王に付く事は無く、数々の戦場に現れては敗色濃厚な軍勢に加勢する。
　魔王であった父を殺して創った背骨の剣「魔骸瀉楼円（まがいしゃろうえん）」という鎌とも剣ともいえない武器を持つ。

関連事項

• 魔同盟

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