ディセッタ・リンゲンバーグ
人物像
学術都市に所属する魔物発生学教授。
小動物系統の亜人であり、背丈は成人男性の半分ほどしかなく、太い尻尾を持っている。
栗色の髪と青い瞳を持ち、外見は10歳程の少女といったところだが、実年齢は40を超えている。
彼女の専攻する学問上、魔物の子や幼生を解剖する機会が多く、顔色一つ変えずにそれを行い、無口なことも合わさって冷酷非情な性格と見られがちだが、部下の研究員に対しては常に配慮を欠かさずにいる一面も持っている。
ちなみに魔物発生学とは即ち実験動物ならぬ実験魔物を用いてその発生の過程等の実験観察を通し、生態観察だけでは知り得ない魔物の特質やその魔物の起源を研究する学問である。
この学問はキメラ研究などの生物兵器製造を起源としているために学術都市では長い間禁忌とする空気があったが、彼女の多大な功績により学術都市でもその研究が認められるようになった経緯がある。
魔物愛護団体としても機能している一部の魔物生態
学者の集団からこの学問の実験の手法は痛烈に批判されており、それらの魔物生態学者たちとは対立している。
関連事項
最終更新:2013年06月01日 17:30