イノケンティウス=パウロ=メックト
人物像
かつての
西国教会の枢機卿の一人にして12時の
聖騎士が一人。享年67才。
原初の朱を信奉する一派に対し、あくまでも
トランギドール原理主義を貫く一派の長を務めていた、教会内部では数少ない本物の英雄。
ヴァーミリオ派に対しては、あまり良い印象を抱いていない、どころか敵意さえ抱いていたようだ。
恐ろしく厳しい顔に、銀に近い髪をオールバックに纏めており、老軍人の如き面構え。
もっとも、身内にはやさしく、普段は温厚、
皇国の修道院に送った孫娘には甘かったらしい。
『暁のトランギドール』の権能の一部を操る事ができ、敵対する者達を情け容赦無くなぎ払う姿から、『火刑の王』の異名を取る。
また『
穢れ無きウォルヤファ』を実質討ち取ったのも彼であるが、その際に貴下の私兵ともども戦死。
これを好機と見て、西国では一気に原初派が暁派を粛清し中枢を握る事となる。
あまりにも都合のいいタイミングから、謀殺されたのでは、という噂が流れた。
関連事項
最終更新:2013年06月02日 04:03