【名前】坂本
【出典】坂本ですが?/
アニロワ4
【性別】男
【年齢】高校生一年生(15~16歳?)
【人物】
メガネで七三分けの美少年。CV:グリリバ。下の名前は不明。
一挙手一投足すべてがクール、クーラー、クーレストでスタイリッシュな高校生。
できないことが見当たらないほどの成績優秀、スポーツ万能のエリート。というか人間離れした能力を数多く持っている。
ただ無闇矢鱈にスペックが高いだけでなく、クールでありながらも心優しい正義漢でもある。
「秘技」などのあらゆる手段を使って人を改心させることを信条にし、原作中では多くの生徒が坂本の手によって改心させられている。
動物好き、性知識が異常に豊富で保健体育の
テストでは100点を超えて120点を取るという一面もある。
【あらすじ】
ガウリイに名前を覚えてもらえなかったり、花京院に「新手のスタンド使い!?」と間違われかけつつ心を和ませたり、ミギーに動じずに会話したり、デスポエムに参加したり、主催戦では永沢を論破しつつ数々の秘技で懲らしめたりと、書き手が困るぐらい無駄にかっこよくアニロワ4を生還した坂本。
だが日を待たずして、彼は次の殺し合いへとスタイリッシュに招かれるのだった。
【本ロワの動向】
二度目の殺し合いに参加させられても坂本が動じることはなく、二人の少女が見せしめとして主催に殺された(片方は自爆だが)時は「下衆め」と静かに怒りつつ、クールに対主催として行動開始。
道中、
マスターテリオンに付け狙われ、更に親友のマダラの死を知って落ち込んでいた柱間と遭遇。彼をスタイリッシュに励まし、元気づけた。
それから間をおかずして柱間を追跡していたと思われるマスターテリオンと出会う。
いくら坂本でもテリオン相手にはまずい……と読み手からは思われたが、蓋を開けてみればテリオン相手にスタイリッシュに会話している坂本だった。
おそらく同じ中の人:緑川光でシンパシーでも感じたのだろう。
テリオンをクールにやり過ごした坂本は次にジョーンズ波平組と出会ったが、スタイリッシュな坂本と無駄にダンディなジョーンズのまるで噛み合わない会話に業を煮やした波平に、ジョーンズと共に正座させられて説教されるということに。
ちなみに正座してでもカッコイイのは坂本ゆえ。
……と、前半において単独行動でありながら読み手から「スタンス:坂本」と呼ばれるほどのクーレストな活躍(?)を見せた坂本であったが、殺し合いも後半に差し掛かると同時に現れた小保方マザーの出現を感知するやいなや、ラインハルト率いる西側の対主催勢力「連合軍」に加入することになる。
そこで彼に与えられた役割はなんと連合軍の旗艦であるラー・カイラムの操舵士である。
どこで戦艦の動かし方なんて覚えたのか、謎のスタイリッシュさで操舵する坂本。
操ってる人間がスタイリッシュだと戦艦の動きもスタイリッシュになるのか、バレルロールなどあり得ない動きを見せた。
これにはラインハルトは目を点にしつつも坂本以上の操舵士はいないということで抜擢した。
連合軍には指揮官であるラインハルトを始め、オペレーター係の朧、砲手のマークハンター。
更に九十九、アインハルト、覚悟、斬人からなる拳組、竜騎士ゼロ、デミ・サーヴァントである佐村河内守、孔明とマクゴナガルなど続々と集まっていき、連合軍とは小保方マザーを挟んで対極に位置する東側の対主催勢力「同盟軍」も着々と人員を集めていき、小保方マザーに対する包囲網はできあがっていった。
そして決戦の火蓋は切って落とされた。小保方マザー包囲網作戦の開幕である。
小保方マザーと彼女の産みだした「子供たち」、小保方マザーに味方する白面一派との対主催軍団との熾烈な生存争いが始まったのである。
死力を尽くして戦う対主催達(一部、悪魔猫などの強者限定マーダーも交ざっている)、その中で坂本はラー・カイラムの操舵士として敵の攻撃を振り切りつつ、艦をスタイリッシュに敵の中枢へ進めていった。
やがて孔明や佐村河内らが小保方マザーに対して有効な攻撃手段を見つけた。
一進一退の攻防を繰り広げていた連合軍と同盟軍の勝利も目前に迫った……かに思われた。
突如、ラー・カイラムの砲手であるマークハンターが味方であるはずの佐村河内を砲撃したのである。
なぜ味方を誤射したのか問い詰めようとするラインハルトだったが、それと同時に定時放送が流れ、その中の死亡者発表の中に【マークハンター】の名前が載っていたことにブリッジの全員が凍りつく。おそらく坂本も例外ではなかったのかもしれない。
連合軍に与していたマークハンターの正体は、変幻自在の能力を持つマーダー「
イレブン」。人格まで完全にコピーする驚異的な変身能力は、あまりにも完璧すぎて坂本の洞察力・観察眼ですら見破ることができなった。
このイレブンは少なくとも包囲網作戦が発動する前までにはマークハンターを殺して入れ替わり、対主催に大打撃を与えられる絶好の機会を伺っていたのである。
イレブンの目論見通り、予想外の砲撃によって小保方マザーの「歌」に対抗できていた佐村河内が倒れ、孔明の仕組んだ石兵八陣も崩壊。これを皮切りに包囲網にも穴が空き、音を立てて崩れていく……
丁度、反対側ではヤンの乗るぶりトン号が白面の者に撃墜され、同盟軍は指揮系統を失い混乱。それによって突出しすぎたAVGNらの乗るUFOも小保方マザーの罠にはまって墜落炎上。
チョッパリを大量に駆逐にできるチャンスと見て、マーダーのテコンダートリオが背後をつくように襲来。
ダメ押しには野獣先輩率いる野獣一派(後のウタウタイの5兄弟)までやってきて、戦場は大混乱。
その末に包囲網は破綻し、対主催軍団は事実上の敗北を喫してしまう。
一方、ラー・カイラムでは、本性を現したイレブンが艦内部を破壊しながらブリッジにいた船員たちを皆殺しにしようと乗り込んできていた。
これに対し、作戦失敗どころかブリッジに敵の侵入を許すなんて艦長として最大の恥だと毒づきながら坂本に朧を託して先に脱出させて一人でイレブンを迎え撃つことになった。
坂本はラインハルトも一緒に脱出させようとしたが、誰かがイレブンを押さえ込まねば、三人ともお陀仏であるとラインハルトから言われる。
イレブン相手には得意の「秘技」も通用しない。説得による改心の余地もなさそうだ。
となると、自分にできることは朧を守ることのみ、それを理解した坂本は朧の手を引きながら、格納庫にある脱出艇まで走ることに。
ラインハルト「心配するな! こいつを始末し次第、私もこの艦から脱出する。新世界に帰ったら政事もせねばならないのだ。ここでむざむざ死ぬつもりはない」
坂本「ラインハルト提督、どうかご無事で」
そしてラインハルトの助力もあり、坂本と朧は無事に脱出艇に乗って窮地を脱した。
しかし後ではラー・カイラムが小保方マザーに向けて特攻をしかけ、轟沈する姿が見られた。
その後の放送でもラインハルトの名前が流れ、とうとう脱出できなかったことを坂本と朧は知ることになる。
さらに他にも多くの仲間があの戦いで散ったことを知り、たまらず涙を流す朧。脱出艇の操縦桿を握る坂本の表情は眼鏡で隠れていたので見えないが、心優しい坂本は泣かずとも心の中では悲しんでいたに違いない。
だがいつまでも死者を憂いている暇はない。
一先ず、脱出艇で生き残っている対主催を探そうとする坂本。
特に朧の許嫁である
甲賀弦之介と仲間である薬師寺天膳はまだ放送で呼ばれていない。
もし合流できれば頼もしい仲間を得られるだろうし、朧にとっても嬉しいはずだ。
そう思い、坂本は他の参加者を捜す。
そして、しばらくして捜し人は見つかった。
しかしなんと、弦之介と天膳は互いに争い、戦闘をしている真っ只中であった。
天膳は妻である命を失い、彼女を蘇らせるために伊賀の次期当主である朧すらも手にかける覚悟でマーダーになり、弦之介は彼を止めるために戦っていた。
弦之介は自分に殺意を帯びて襲いかかった者を自滅させる瞳術の使い手であるが、不老不死の再生能力を持つ天膳には相性が悪く、更に伴侶を蘇らせたい一心の天膳には首を撥ねた程度では足止めにもならず、弦之介は追い詰められていた。
そして、とうとう弦之介が斬られそうになり、咄嗟に弦之介の前に飛び出してその身を盾にして天膳から守ろうとする朧。
弦之介が、天膳が、読み手たちや本人自身でさえ、朧の最期を悟った。
だがしかし、ここで弦之介を庇おうとした朧を更に庇うように坂本がスタイリッシュに割り込んだのだ。
そしてスタイリッシュに斬られ倒れ伏す坂本。
それと同時に坂本を斬られた悲しみから朧の瞳術「破幻の瞳」が発動し天膳の最大の能力である再生能力を奪い、それに重ねて弦之介の瞳術が決まり、天膳は腹を割いて自刃した。
こうして弦之介と朧の窮地は救われた……しかし天膳に斬られた坂本は致命傷であり、助ける術は二人にはなかった……
それでも坂本は己の死を恐れることも憂うこともなく、二人の無事を喜んでいた。
そして今まさに死にゆく天膳に手を差し伸べて看取ろうとする。自分も致命傷であり、相手は自分に致命傷を与えた相手にも関わらず、にだ。
先に事切れた天膳を看取り、次に坂本は弦之介と朧に言った。
「彼を恨まないでください、彼はこの殺し合いで愛すべき人を失って暴走してしまっただけの悲しき犠牲者なのですから」と。
そして己の命を投げ打ってまで命を救ってくれたことを弦之介と朧にこれ以上ないほどの感謝をされつつ、坂本も静かに息を引き取った。
その最期は、あまりにもクーレストでスタイリッシュで、かっこいいものであった……
彼の犠牲は無駄にはならず、彼が助けた弦之介と朧は無事に生還し、カカシや柱間の伝手でNARUTO世界に行き、木の葉の里で第二の人生を歩みながら遂に二人で祝言を挙げるに至る。
いつか産まれてくるだろう子供の名には恩人の坂本の下の名前がつけられる予定である。
坂本のように「くーる」で、「すたいりっしゅ」で、「かっこいい」男に育つよう祈りを込めて……
【称号:サヨナラまでスタイリッシュ】
最終更新:2023年09月10日 19:05