【出展】ちびまる子ちゃん
【種族】人間
【性別】女
【本ロワでの動向】
「あたしゃ許すよ」

  • LSロワのTHE・空気。主軸になる話にほとんど関わらずなんだかんだのうちに生還した。
 そのあまりの何もしてなさは主催者達すら油断するほど
  • スタンスが「ちびまる子」と揶揄されたほど、ロワに巻き込まれようが生還しようが何も変わらなかった人。
 ある意味安定感では最強だった。
  • しかし、派手ではないものの渋みの効いた名言や名シーンが飛び出すことも。エドへの上記の名言や、娘を失ったアイリに大好きなプリンを譲るシーンは密かに人気がある。

あれだけの非日常を経験して尚、まる子の日常が変わることはなかった。
彼女は今日も、朝起きて、学校に行き、家に帰って、夜眠るのだ。
たくさんの、本当に多くの人達に囲まれて。

でも、たった一つだけ。
少女に宿題と呼べるようなものが増えた。
漫画だ。
昔は中古の本屋で買っていたそれを、少女は今、自分の手で描いていた。
腕はまだまだだけど、構わない。
上手に書きたいわけでもなく、ただ、なんとはなしに描いているだけだ。
もしかしたらそれは、自らが死に際を見とった生きる意味を求め続けた少年の言葉に誘発された、一時的な感情かもしれないけれど。
それはそれでいいさ。
根気が尽きればそれまでだ。

ああ、けど、困った。
一人だけ、名前を思い出せない登場人物がいる。
誰だっけ。
やっぱり思い出せない。
そのはずなのに。

「馬鹿だねえ。ほんと馬鹿だよ、あんた」

自然と口からこぼれ出る言葉があった。
それはまるで、自分たちを助けるために、存在そのものを犠牲にした大馬鹿者に贈るかのような言葉だった。

そっか、馬鹿なら仕方ない。
これも罰だ、こっちで勝手に名前をつけてやる。

まる子は笑った。
とんでもなください由来の名前を思いついたからだ。

「ぷっくっく、我ながらなかなか面白いダジャレですなあ」

自画自賛したのち、少女はその名前を忘れてしまった誰かの名として当てはめた。
“大切な”仲間。
たいせつな――かいせつな。


主なキャラとの関係
キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話
アイリスフィール・フォン・アインツベルン 仲間 あいり 好物のプリンを譲る  
クマ吉君 仲間 クマ吉 主にまる子がツッコミ担当  
エドワード・ザイン 仲間 えど 死に際を見とる  
甲斐刹那 仲間 せつな 小説に名を残る  
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  • スタンス:ちびまる子
  • 渋い
最終更新:2025年04月14日 11:20