【出展】ウィザーズ・ブレイン
【種族】人間。彼は紛れも無く人間である
【性別】男
【本ロワでの動向】
「おしえてください。
 ぼくは、いったいなんのためにうまれてきたのですか」

  • 妄想LSロワの真のラスボス。
  • ケイネスの水銀君ことヴォールメン・ハイドラグラム・スタンスを駆り、アーカードと人間であることを賭けて戦ったりと、序盤は真っ当な対主催に思えた。
  • が、実は登場話から思考が???だったり、時々変なことしたり、途中から妙に怪しげなフラグ積み重ねてきていた為、分かる人には分かっていたと思う。
 それでも、人形めいた性格のおかげで作中誰も疑問に思わず、読者の多くも見事騙された。
  • その真の狙いは優勝による世界樹の再生。
 主催との戦いの最後の最後で牙を剥き、大願を成就。
 主催者達にさえその真意を気取らせなかったエドは、世界樹を復活させ、崩玉こと藍染を吸収。
 無限に進化する不死の化物を生み出すこととなる。
 しかし、世界樹の特性を逆用され、参加者全員出てきたときは、流石にエドも開き直っていた。
 後、世界樹の根をはらすつもりだった聖杯にクマ吉が落ちかけた時は珍しく大いに慌てていた。


エリザ、おしえてください。
ぼくの力は、なんのためにあるのですか。
殺すためですか。
壊すためですか。
誰かを不幸にするためですか。
友達を不幸にするためですか。
ぼくはやっぱり、人間にはなれないのですか。
人間みたいなことがしたかったんです。
何かのために生きたかったんです。
だから、『世界樹』を世界の為につかおうとしました。
ただじゅんすいに、青空をとりもどしたかっただけなのです。
でも、その願いもついえました。
僕を、人形ではなく、人間たらしめていた意思。
きゅうけつきの人が言うところのそれを、僕はうしないました。
それだけではありません。
僕が世界樹をよみがえらせた時。
しるばーはびっくりしてました。
リンは泣いていました。
せつなは悲しんでいました。
そんな顔、させたくなんて、なかったのに。
エリザ、おしえてください。
ぼくは、いったいなんのためにうまれてきたのですか。
もしその意味が、仲間たちを不幸にするためだったというのなら。
ぼく……うまれてこないほうが、よかっ「あたしゃ許すよ」……え?

「あんたが生まれたことも、あんたが抱いた願いも、あんたが生きてきたことも。
 ……あたしゃ許す」

そう言ってくれたのは、誰だったのか。
もう目も見えず、意識もてばなしかけていたぼくには分かりませんでした。
だけど不思議と、あれだけながれていた涙が止まったことだけは、じかくできたのです。

「ああ、そっか。ぼく、生まれてきて、よかったんだ……」

それがぼくの最後のことばでした。
しあわせな最後でした。

主なキャラとの関係
キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話
さくらももこ 仲間 まるこ 最後に救われる  
クマ吉君 仲間→敵対 クマ吉 珍しくエドが慌てさせられた  
鏡音リン 仲間→敵対 りん 裏切って泣かせる  
甲斐刹那 仲間→敵対 せつな 裏切って悲しませる  
シルバー 仲間→敵対 しるばー 裏切って唖然とさせる  
アーカード 敵対 あーかーど 人間と認められる  

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最終更新:2012年01月10日 04:37