【名前】松尾芭蕉
【性別】男
【出展】ギャグマンガ日和
【所属】関東軍
【設定】
世間では俳聖とまで呼ばれた偉大なる俳諧師として著名だが、ギャグマンガ日和における芭蕉はその片鱗すら全くといっていいほど見られない。才能はあるらしいが常にスランプ。
そのため稀にしかまともな俳句を詠むことはない(現在伝わっている芭蕉の句がそれであるという設定)。
旅の中で弟子の曽良(超ドS)にバカジジイ呼ばわりされる等、いじめられる日々を送っている。
以下が、本編に登場した句の一部。
- 落としたダンゴを ひろって食べたら そら君におこられた
- そら君に「クシ貸して」ってたのんだら 「いや」って言われた
- 明日こそ 復讐するぞ やってやる
あと色んな技を持つが「鼻クソミサイル」「フケトルネード」「松尾
千手観音」など基本的に役に立たない&多くが汚い。
【今ロワでの動向】
異世界召喚装置で内戦中の大東亜共和国の関東軍側に召喚された芭蕉&弟子の曽良くん。
いきなり首輪をつけられクーデター軍である関西軍との戦争を強要された二人であるが、そこはバカジジイ。
状況を読めてないのか、さっそく句を読もうとしたところを曽良に断罪チョップをされる。
冷静になったところで状況と先行きがわからないので、スタンスが決められない二人。
仮に関東軍の言いなりになっても元の世界に帰れる保証はなく、さりとて元の世界の帰り方も関東軍しか知らないハズだ。
ここは様子を見て考えようと曽良は師に提案し、芭蕉もそれで良いかと同調するのだった。
そして名古屋基地に配属なった二人は、1人の男と出会う。
MUR『おい
KMR お前チラチラ 見てただろ』
芭蕉「う…………うまっ!何この人、俳句うま夫!曽良くんはどこ行ったんだよ!俳句の天才がいるのに!」
MUR「あーもう一回言ってくれ(ご満悦大先輩)」
その後、図に乗ったMURはどんどん俳句になっていない俳句を発表、はしゃぐ芭蕉さん。
そこに芭蕉さんを探していた曽良君がとおりかかり、仲良く断罪チョップされた…とさ。
その後の漫才トリオっぷりにはほっこりさせられたが…実はこのMUR、トンデモない危険人物であることは、二人は関東軍の誰も知らないのである。
芭蕉はこの時考える。
(こんなに俳句が上手い子が世にたくさんいるなら、戦国時代みたいなこの世界でも、人を守る価値はあるかな)と。
ある日の夜、セリューを筆頭に名古屋基地は関西軍の一団に急襲される。
セリューに合わせて名古屋に突入したのはリンネ、元ロワで殺されたMURを発見し、怒りと危険人物排除に合わせて殴りかかる。
いかなMUR大先輩とて空手だけではリンネには勝てないハズだったが……
「貴重な俳人の芽を潰させん!松尾千手観音!(手は増えてない)」
と芭蕉が乱入、リンネの拳で腹部を貫かれ息絶えてしまった。
だが、芭蕉の目に一切の後悔はなかった、未来の俳句を担う人材を守れた、と。
この後、芭蕉の想いはある意味裏切られる形となる。
この時リンネはかつて間宮あかりを殺害したこと、他の参加者から非難や糾弾を受けたことがトラウマとして呼び起こされ一時的に動きが止まってしまう。
その隙にMURの迫真空手で倒され、馬乗りで袋叩きにされてそのまま致命傷を受けるほど殴りつけた。
味方を殺された義憤? 否、人間の屑、本領発揮である。
「ホラ見ろよ見ろよ、もう一度俺に殺されるなんて嬉しいダルルォ?」(小声)
MURは芭蕉をラッキーな盾ぐらいにしか思っておらず、俳句の件もとうに忘れていた。
なお近くにきた美炎にはMURの上のセリフは小声のため聞こえなかったようで、芭蕉を殺された義憤から撲殺したように見えた模様。
また、MURから芭蕉の死の知らせを受けて、弟子の曽良はただ「そうですか…」とひとこというだけだった。
自分の師匠が死んだと言うのに冷たい態度をとる曽良にMURは憤っていた(フリをしていた)。
その裏で曽良は「バカジジイが…」と悲しみにくれていた。
支援レスでは「ギャグ日のくせにやだ…すごいしんみり…」「なんだかんだすごい人だったんだな、芭蕉…」という意見が飛んだが。
曽良は師の死により、関東軍で戦うことを決め、関西軍殲滅のために訓練を受けるのだった。
自分の死が、弟子を修羅に変えてしまったことは芭蕉とて望まぬ結果であろう……
最終更新:2025年05月30日 20:09