できごと
白蛇と湊人、互いに先ほどまでの出来事にイライラが収まらない二人が出会う
白蛇は無視するが、湊人は理不尽に突っかかってきたため、ショットガンで湊人を殺害。そこに松井さんが登場
白蛇が目の前の湊人だけでなく司も殺害していたことを知り、松井さんが初めて感情を露わにする
世捨て人である自分にとって何よりも得難い友人を二人も殺した白蛇を激情のまま言葉で追い詰め、精神を崩壊させる
| 155 |
何か叶えたい願いはありませんか？ |
白雪三葉、田中 |
愛する夫と二人の娘の死に驚愕と共に絶望する三葉
そこに田中が現れ言う「何か叶えたい願いはありませんか？」
とある学校にたどり着く観光者一行
高校の内部もマッピングすることに疑問を持つものがいるはずもなく、阿吽の呼吸で効率よく役割分担を行いマッピングを進める一行
そこで野原達が、謎の原稿用紙を発見。中を読んでみると先ほど放送で呼ばれた西堂の遺書であることが判明する
彼の改めて死を悼み、絶対に地図を完成させてやると決意する野原だったが、読み進めれば読み進めるたび生徒の個人情報まで記された完璧すぎる内容に薄ら寒いものを感じ
あれ？こいつストーカーだったんじゃね？という疑念を抱く
放送を聞き置いた神使が、ミネアが消えていることに気づく
まさかギオスのところへ向かったのか？と察する神使
ミネアを追うので大王はここで待ってろというが、大王ちゃんが素直に待ってるはずもなく
ミネアを追う神使を追う大王ちゃん＆赤ん坊という変な図式が完成する
また伝えられた沢山の死者に心痛める和馬に慰めの声がかかる
心配してくれてありがとう、と礼を言う和馬だったが、誰の声だと疑問を抱く
見れば、なんか犬が話しかけてきてた、よく聞くと校長らしい、マジかよ
今だその精力は枯れず、次の獲物を見定めるジャック。その眼光が駆け抜けるライオンを鋭く捉えた
力強く大地を駆ける雷炎に追いつき、苦も無く並走するケモナー
その速度を維持したまま、まさかの足払いで体勢を崩すとバックへ回り込み勢いを殺さぬまま挿入へと持ち込む
そして後は腰を振るだけという段階になってケモナーは気づく、その違和感に
そう雷炎は獣化をとき人間体に戻っていたのだ。それを認識した瞬間みるみる力を失うケモナーとケモナー自身
そのスキを逃さず雷炎の牙がケモナーの喉笛を切り裂いた
擬人化した鯰に話を聞く香奈江たち
そしてこの会場が現代日本とアナザーサイタマのある並行世界の接点であり、その舞台を鯰が支えているのだという真実を知る
相変わらず
覆面男を討てる人材を探しさまよう莉子。そこに瞬との合流を目指すラウドが現れる
莉子は覆面男の危険性を伝え、覆面男を討つようラウドに願う、幸運にも覆面男との交戦経験もあるラウドはこれを快諾
ようやく莉子の復讐は成就へと向かって動き始めた
多数の死者が出て沢山の殺人者がいるこの舞台で、いまだ一人の悪も討てていないことに若干の焦りを感じるビル
外部協力者のいる通常時とは違い、この場では情報収集すらままならない、やはり一人では限界をいう結論に至る
だが、先ほどであった駒場のような暴走した素人とは組む気にならない
思案するビル。そんな彼の前にプロの殺し屋であるディルモンダが現れる
山岡の動きを伺う駒場。このまま進めば山岡と出会うであろう百合苑たちを発見する
ビルの動きを待ちたかったが、このままじゃあの人たちが危ないというエミリアに促され、仕方なく駒場が出撃
山岡に挑むも苦戦。攻撃を受けそうになったところで、ちょうど近くに来た百合苑を盾にして防御、難を逃れる
しかし、この行動に吉岡がブチ切れ、オークの力を解放して駒場を攻撃、その猛攻によって生まれたスキを山岡に突かれ駒場は致命傷を負う
とはいえ、暴れまわる吉岡に手が付けられないと判断した山岡は撤退。駒場も這いずりながらもギリギリ生き残る
蛇教院が天狼を発見、天狼を勧誘するも神に否定的な天狼はこれを否定。にべもなく立ち去ろうとするが
天狼の能力が異能を無効化するものであると知った蛇教院が神殺しの悪信死すべし、と襲い掛かってくる。異能殺し違いである
だが催眠が通じずボコボコにされる。追い詰められた蛇教院が蛇神を召喚するも「俺を殺せるのは人間だけだ」とする天狼に全く歯がたたず、神諸共消滅させられる
相葉が、未練を残して死んだ呪縛霊を見つける
話を聞くとひどく理不尽に殺されたらしく相葉はその話に思わず同情
という事で月に1度しか使えない（すごく疲れる）秘術で相葉が霊を呪縛霊から浮遊霊にクラスチェンジさせた
自由を得た霊、まさおは自分に屈辱味あわせた奴らへの十倍返しを誓う
一方まさおがなにしたのか知らない相葉は、いいことしたなぁと満足していた
AAAが死んでた。いきなり何言ってんのかわかんないだろうが事実である。転落死であった
ちょっと前まで一緒にゲームでハイスコア競ってたのになんでだろうなぁ、とかのんきに考える松井さんであった
そうして誰もいなくなったゲーセンで、AAAともう一つの名前だけが画面の中で輝き続ける
先ほどまで共にいたはずのブリンガーの死に陰謀めいたものを感じる良子
それはそれとしてカズマ、龍太と接触、仲間に入れてもらう
完全に壊れてしまった白蛇と十神たちが遭遇
子供たちの逃げる時間を稼ぐべく、無謀と知りつつショットガンを乱射する白蛇にバット一本で立ち向かう十神
絶対的不利の中、一矢報いたものの至近距離からのショットガンを食らい十神は死亡。バットに顎を粉砕された白蛇は痛みから逃れるために自害する
神使を追っていた大王ちゃんだったが、突然赤ん坊が泣き出し、何をしても泣き止まないのでわたわたする
そこに現れたシェフがベビーフードを与え赤ん坊を泣き止ませることに成功。ついでに大王ちゃんも餌付け、信頼を勝ち取る
事情を話した結果、神使を追う間だけ赤ん坊を預けることに
赤沼に教えられたとおり進むと首尾よく鈴木と遭遇
出会いがしらのありがたいお説教と共に自分に呪いを変えた悪魔が田中と名乗りここにいるという事実を知る
だが、長いお説教に辟易した一ノ瀬は適当に切り上げ、その場から立ち去った
ケモノもいいものだなぁと余韻に浸る田所
気も取り戻したし、自慢の空手を駆使して優勝目指すかぁ、と思い直す。まっこと正真正銘・・・人間のクズ・・・!
突然出現したブラックホールが赤沼を飲み込んだ
だが、直前で瞬間移動で回避しており。難を逃れる
一定以上の距離を取りブラックホールの様子をうかがう赤沼
その動きの不自然さから自然のものではないなと推察するが、さすがの赤沼にもその正体はわからず
| 173 |
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グラハルト・フォン・ウェデマイヤー、薬師寺瑪瑙、ジェニファー・シャルパンティエ、ジョン・シェフ、赤ん坊、雷炎 |
料理の匂いにひかれて雷炎が登場
あなたもご一緒に如何ですかと？シェフが肉料理を差し出すが、我が喰らいたいのは貴様らの血肉だと料理を地面にぶちまける
この行為に静かに怒りを燃やしたシェフが雷炎を瞬殺した
マッピングの最中、野原がとある区画に配布された地図との差異、違和感のようなもを感じる
その辺りを調査してみればなんと隠し施設を発見。そこにあったのは首輪の構造資料だった
これを使って首輪の解除に挑むのは非常に危険な賭けだったが、このままでは禁止エリアのマッピングができないという事情もあり実行
何とか命がけの実験を成功させ参加者初の首輪解除を成功させる
| 175 |
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駒場誠一郎、エミリア・ヴォルト、ビル・カーディス、ディルモンダ |
何とか生還した駒場だったが、百合苑を盾にした行動をエミリアが咎める
俺のやり方に口を出すのかと、頭に血を登らせた駒場はエミリアの首を絞め殺害
そこにやってきたビルとディルモンダ。彼らに対して、何をやっていた遅いだろうが奴はまだ近くにいる早く殺しに行けと、罵る駒場
ビルは答えず、エミリアの死体を一瞥すると無言のまま駒場を殺害した
天狼と瞬が出会い、ひとまず互いの無事を喜ぶ
こんな状況であるため互いに異能者であることをカミングアウト
ここに異能・人外にとって悪夢のような鬼畜コンビが結成される
従兄弟であり、名前のこともあって数少ない心許せる間柄だったAAAの死体を見つけ慟哭するああああ
あ、私関係ないんで、と言わんばかりの態度でその場を立ち去ろうとする松井さんだったが当然そうもいかず
その場にいた松井さんをAAA殺害の犯人と断定したああああが松井さんへと剣を向けた
| 178 |
――ここに悪の敵を執行する！ |
ラウド・エリヤミス、風本莉子、覆面男 |
莉子が見守る中、ラウドと覆面男の対決が実行される
激戦の末、ラウドは見事悪の敵を執行完了するが、覆面男は最後まで不気味に笑いながら消滅していった
その様に不気味なものを感じながら、莉子の元に戻るラウドだったが、彼がそこで見たものは、決着を見届け自害した莉子の姿だった
復讐のために無関係な人を殺した少女もまた、罪に耐えられず悪である自分自身を裁いたのである
辺りに誰もいなくなり、落ち着きを取り戻した吉岡が、物言わぬ百合苑を抱えて歩き出した
おかしな物音に気づき、そちらの様子を伺ってみれば、そこにいたのは辺りの地形を変えるほど喰らい続ける狡噛の姿だった
余りに異様な光景に逃げ出そうとするが、その物音で狡噛に見つかり獲物として追われることとなる
そして抵抗も虚しく百合苑の死体もろとも喰われてしまう
浮遊霊になったんでとりあえず女湯覗くか、という至極まっとうな発想から、適当に移動したら何やらおかしな場所にたどり着くまさお
うゎ、なにキミ！？ とそこにいた人に素で驚かれた後、これあげるから帰ってねとやりたい放題許可書を貰う
まさおはたいそう喜んだそうな
| 181 |
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グラハルト・フォン・ウェデマイヤー、薬師寺瑪瑙、ジェニファー・シャルパンティエ、ジョン・シェフ、鈴木某、毒島信子 |
某が雷炎の死体を発見。しばらく呆然とした後、まだ死んで間もないことに気づき下手人はまだ近くにいると辺りを見渡す
そして発見したシェフたちを呼び止め、シェフは彼は私に用があるようなので皆さん先に行っておいてくださいと皆を促す
某はシェフに雷炎をどう殺した、どう死んだのか、本当に死んだのかを仔細に確認し、仇の死を受け入れてしまう
最後に、なぜ殺したとシェフに問い詰めるも、私の譲れぬ矜持を彼が犯したからだと答える。それは某にも理解できる価値観である
それ故、やるせなさも一入であり、どうしようもなく某はシェフに襲い掛かるが、冷静さを欠いた動きだったため。軽くあしらわれ意識を失う
そんな某に駆け寄る毒島にシェフは、彼が意識を覚ましたら食べさせてあげてくださいとお手製の元気の出る保存食を置いてその場を立ち去った
| 182 |
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白雪三葉、天川美月、松浦優、霧子・ヒューズ |
家族の復活。そのために田中から提示された条件は甦らせる人数分の魂の回収だった
三葉が白蛇から逃れてきた霧子たちを発見、接触を試みる
交友的に話しかけ、不意打ちで美月を殺害しようとするが、迷いからか失敗
優は自分たちを助けてくれたヒーローたちの背中を思い出し霧子に美月を連れて逃げるように願う
そして最後まで説得を続け立ち向かうが三葉の決意は固く殺害されてしまう
安全なルートを通っていた龍太一行だったが、運悪く天道と遭遇してしまう
出会った瞬間に格の違いを悟る、逃げ足には自信のある彼らもさすがに武神から逃げられるとはとても思えなかった
だが、天道は逃げ腰な彼らに興味などなく、行くなら行け、とフリーパス状態
これ幸いとそそくさと行こうとする一行だったが、すれ違いざま、良子が言った「うわっ……臭っ」瞬間、時が止まる
「すんませんでしたーー！」龍太たちは全力で謝りながら、良子を抱え全力で逃亡した。1人残された武神の心は甚く傷ついた
適当な飲食店に入り商品を飲み喰らい英気を養う山岡
女の子にお酌してほしいなーなんて思ってたら器量の良い少女が通りかかる
だが、あばばばば、と血走った目でわけのわからないことをつぶやく様子に、ダメだありゃと冷たい視線で見送った
鯰から聞いた真実についてあーだこーだ話す女子二人
そこに椚山が接触。何の話をしているのか聞かれ素直に答えようとする紫宮を遮り香奈江が適当にはぐらかす
椚山は気にせず相槌を打ち『切断の皆無』を発動させようとするが、その瞬間、炎が椚山の目の前を遮った
これにより椚山は逃走、一ノ瀬と紫宮が再会する
| 186 |
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パトリック・ポルチェノフ、東海道和馬、真討煉、クロ、グラハルト・フォン・ウェデマイヤー、薬師寺瑪瑙、ジェニファー・シャルパンティエ、赤ん坊、綾辻江美 |
瑪瑙たちが教師陣と合流を果たす
保護者代表としてあいさつを交わす犬校長とウェデマイヤー。犬が校長であるという事実はさておき生徒の無事を喜ぶ和馬
新たなロリの登場に歓喜する真討。赤ん坊に興味津々のクロ。そしてその中心に血まみれの幽霊
突然現れた幽霊に慌てふためく一向、ウェデマイヤーが銃撃するも当然霊には効かない
呪い殺してやるという綾辻にビビりまくる一同、そして綾辻が赤ん坊に憑りつこうとするも、その純心さに中てられ逆に除霊されてしまう
血まみれの顔が浄化され、成仏していく綾辻の姿に和馬が見覚えのようなものを感じる
| 187 |
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有馬天狼、神奈瞬、フィリップ・グレヴィ、九夜恭介 |
異能殺しコンビに、よせばいいのに喧嘩を売るフィリップ
異能殺しで爆散させられ、幻想殺しで再生力も封じられた
この状況でもいまだ諦めないフィリップに、とどめを刺そうとする二人だったが、現れた九夜がそれを静止
必死に説得するも、「日の当たる場所に行けるお前に何が分かる！どこにでも行けるお前に何が分かる！」と心情を顕にするフィリップには届かず。
九夜の脳裏を人の世に馴染むまでに味わった辛い過去がよぎるも、同族の責任として自らとどめを刺した
ふふと嬉しげに笑う野原。どうした？と問う足利
この近くに「嵐を呼ぶブリブリシネマスタジオ」がある、お前らに最高のサイタマを案内してやるという野原
それは楽しみだと期待に胸ふくらませる足利。子供だなぁといいつつウキウキを抑えられない友朗
だが、たどり着いた、そこにあったのは何の変哲もないただのゲーセンであった
これには温厚な野原も、かつてないほどのブチ切れで主催者への恨みを募らせ対主催を誓う
ちなみにすぐ近くでは松井さんを中心とした騒動が繰り広げているがそんなことは彼らの知ったことではない
青城の前にディルモンダが立ちふさがる
剣呑な空気を感じとった青城は何故だと問うまでもなく交戦体制に
超能力と重火器を扱う青城とありとあらゆる武器扱うディルモンダの戦いは痛み分けに終わる
だが、ディルモンダ戦で青城の動きを把握したビルが正確な狙撃で青城を殺害する
某が意識を取り戻すが、復讐という目的を失った某は抜け殻のようにただ打ちひしがれることしかできなかった
「我が復讐……潰えり……。俺は……俺は……もう、だれでもない。生きる意味が、無い……」
「……もっと命を大事にしてください！」
生きる気力すら失いつつある某に毒島が、命を大切にしてくれと、某に言われた言葉を返す
その言葉に目を覚ましたように某が起き上がると、共にシェフの置いていった料理を食べた。目と心にしみる美味しさだった
はぐれた天川やアナザーサイタマの面々を探すヨウだったが、空腹に腹を鳴らす
匂いにつられ居酒屋へ入るとそこで食事する一人のおっさんがいた
空腹である旨を伝えると「おう食え食え」と食事を勧められる「ま、俺も勝手に食ってんだけどな」と豪快に笑う
気のいいオッちゃんだなぁと思いつつ食事を済ませ、そのまま別れた
三葉に襲われ気絶していた美月が意識を取り戻す。目を覚ました美月は優がいないことに気づいた
優に好意を寄せていた美月は、なぜ優を置いて逃げたのかと霧子を問い詰める
霧子は答えられず、険悪なムードが流れかけた瞬間、田所が登場。女二人相手に無双をかます
特に狙われたのはまだ幼い美月であり、田所は完全に反応がなくなっても殴り続けた
そして動かなくなった美月の体を見て、せっかくだからロリ＆死姦を試してみるか……と性癖のウルトラＣに目覚めかける田所
死ししてなお辱める行為に霧子が激怒、這いずりながら田所にしがみつき抵抗の意思を見せた
何度も何度殴りつけても、それでも諦めない霧子。その気迫にビビった田所は結局逃亡
意識を失った霧子だったが、本田たちが現れ彼女を保護した
| 193 |
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パトリック・ポルチェノフ、東海道和馬、真討煉、クロ、グラハルト・フォン・ウェデマイヤー、薬師寺瑪瑙、ジェニファー・シャルパンティエ、赤ん坊、栗木源治、天川星太、松浦愛、サカエ、前島庸介 |
高校組と天川ハーレムが合流。天川の腕に絡む栗木と、それに気まずい視線を送る愛の様子に修羅場ってんなーと瑪瑙は思うがスルー
だが栗木は合流するや否や、和馬に対しても色目を使うようになる
そんな栗木から逃れるため席を外す和馬、そこに前島が現れる、互いに安心できる相手に会えたことに喜ぶ二人
そんな二人の様子に気づいたサカエが駆け寄り、前島をヨウと勘違いしたままアナザーサイタマの話するが、前島は何かの冗談だろうと取り合わなかった
ひとまずサカエと栄が別人であることだけは納得し、じゃあ本物やほかのみんなも探してくるよ、と和馬の静止の声も聞かず前島は駆け出していった
主催者っぽい人からお墨付きをもらったZE、と喜ぶまさお
自分に屈辱を味わせた赤沼とミナと天狼に復讐してやろうとするが自分が死んでいる間にミナが死んでしまったことを知り悪態をつく
とりあえず天狼を発見、フルボッコにしてやんよと意気揚々と向かうが
瞬の異能センサーが幽霊に反応、あっという間に気づかれ鬼畜コンビに消滅させられる
許可証は厄介払いに与えられたただの紙切れに過ぎなかった
| 195 |
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松井さん、ああああ、結城豊重、ギオス＝ゼイバーン、神使勇護、ミネア＝ゼイバーン、恐怖の大王 |
ちょうど松井さんにああああが攻撃しようとした瞬間、ミネアの魔法が着弾する
絶好の不意打ちの機会を見知らぬ人間を助けるために使ってしまったことに神使にほだされたかと自嘲するミネア
ギオスはもとより、邪魔をされたああああと結城までもが応戦してきて、ミネアは絶体絶命の危機に陥る
しかしそこに颯爽と神使が駆けつけ、絶対に見捨てないという彼の言葉に唐変木がと返すミネア
旧知の仲であるああああを神使が引き受け、きな臭いにおいを感じ取った結城が離脱したこともあり、遂にミネアは父と対峙する
ほぼ互角の戦いを演じるああああと神使、神使の説得に応じずあくまで松井さんを討とうとするああああは、松井さんに気を取られたそのスキを突かれ敗北する
らしくもなく感情的になっていたことが敗因だと自嘲するああああに、今のあんたは嫌いじゃないよと神使は告げる
対してギオスとミネアは戦いは元々の地力の差がありギオスに圧倒され続けていた、だがそこにああああを倒した神使が合流、なんとか戦況を持ち直す
だが、ギオスは勇者を演じていた経験から絶対的に救われぬものを生み出してしまう勇者の矛盾を説き、神使を精神的に追い詰める
神使の作ったスキにミネアは相打ち覚悟の特攻を行うが、ギオスの攻撃のほうが早く、ダメか、と思った瞬間ギオスの剣が動きを鈍くした
やっと追いついた大王ちゃんが恋敵と分かっていながら、だからこそとこっそりと助力したのである
これにより互いの剣が同時に互いを貫き、ミネアはギオスと相打ち、恋した男に抱かれ、想いを告げて安らかに目を閉じた
埼玉を愛する野原と埼玉を嫌悪する栄が遭遇。互いの中の埼玉を巡り殺し合いに発展しかねない状況となる
足利も栄の後ろに控える群馬王を発見し、あ、そういえばと暗殺任務を思い出し臨戦態勢をとり、一触即発の事態となる
だが、冷静な現代っ子友朗くんがそんなことしてる場合じゃないでしょと皆を窘め
続く西堂の遺書の遺書に合った栄さんでしょ？という言葉に、さすがの栄も同級生の死には思うところがあるのか落ち着きを取りもどす
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パトリック・ポルチェノフ、東海道和馬、真討煉、クロ、グラハルト・フォン・ウェデマイヤー、薬師寺瑪瑙、ジェニファー・シャルパンティエ、神使勇護、恐怖の大王、赤ん坊、栗木源治、天川星太、松浦愛、サカエ、白雪三葉、ビル・カーディス、ディルモンダ、田中 |
赤ん坊を預けていた大王ちゃんが合流。また変な子が増えたなぁと和馬が胃を痛める以外は、大所帯になったこともあり和やかな空気が流れつつあった
だが、それを切り裂くように突然空が渦巻き、大規模魔法が彼らを襲った
咄嗟に愛が皆を守るため重力で攻撃を相殺するが完全には殺し切れず、その余波で抵抗などできるはずもない赤ん坊が死亡
それに激怒した大王ちゃんが術者である三葉に襲い掛かるが、予想以上の実力に返り討ちにされる
そのトドメを刺される直前、神使が駆けつけ、事情は分からんが取り合えず三葉と交戦、足止めを行う
他の者も援護を行うが、三葉は不思議空間を展開して周囲を感知、これにより不意打ち、狙撃を無力化
さらに冗談みたいな衣装は物理耐性があり半端な攻撃は通らず、そして何より、３３年間戦い続けた経験値による戦術眼は脅威であり、疑いようのない強敵であった
皆が苦戦している間にクロが三葉から田中の契約者である匂いを察知。そこから家族を蘇らそうとしている三葉の事情を知る
和馬が説得を試みるも、既に二人を手にかけた三葉に後戻りという選択肢はなく、逆に事情を知ったことによる僅かな躊躇いが生まれてしまう
その躊躇いを逃さず、三葉がさらなる大規模魔法を放とうとするが、意識を取り戻した大王ちゃんの赤ん坊を思う言葉に動揺、様子を伺っていたビルにその隙を狙撃される
狙撃は検知できたものの、三葉は避けようとはせず、心の中で私の命で最後にしてほしいと思いながら、銃弾に身をさらし死亡する
そのまま立ち去ろうとするビルを神使たちは呼び止めるが、互いの言葉はすれ違い価値観の違いが露わになっただけだった
一方そのころ田中は契約者の死を感じ取る。契約条件は失った3人分の魂を刈り取ること。そして田中の前に並ぶのは三つの魂だったのだが
「ま、契約者死亡により契約は不履行だねぇ」そう言って笑いながら自らの手元に来た三葉の魂を弄んだ
勇者大戦から抜け出した結城を自由に飛び回る赤沼が発見
読心によりその内にひそむ野心を読み取るも、まあ好きにすればいいと放置
適当に応援して飛び去った
| 199 |
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一ノ瀬慶悟、紫宮宮子、夢見香奈江、本田幸一、好明龍、山森達也、佐藤春子、霧子・ヒューズ |
目ざとく二人の間に流れる空気を感じ取り、私はお邪魔かにゃぁ？と半笑いでからかう香奈江
そんなやり取りを繰り返していると、気絶した霧子の治療を行う本田たちを発見
話を聞けば、荒事に慣れた本田が応急処置をしたが思いのほか傷は大きいようでこのままでは危険だという
そこで紫宮が名乗り出て、霧子の傷を塞ぐ。これにより紫宮の能力が一同に判明した
紫宮に礼を言うと、窮地を脱した霧子を抱え本田たちは立ち去っていった
クラスメイトを探す前島がアイと遭遇
前島をヨウと感知がしたアイは再会を喜び、この時のためにと回収しておいたパワードスーツを譲渡する
先ほどのサカエのアナザーサイタマ話から、勘違いを説こうとするが、その誤解を解く前に最悪の具現、東京王が現れる
ヨウを守るべくアイが立ち向かうも、敵うべくもなく敗北。動けない前島を小物と断じ、殺すでもなく東京王は立ち去って行った
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足利輝義、野原正道、鴻上友朗、埼玉栄、群馬王マエバーシ、有馬天狼、神奈瞬 |
野原一行と異能殺し組が出会う
西堂の遺書を見せてもらった天狼が栗木の正体と共に最後のページの走り書きに気づく「高校で栗木と出会う」
つまり西堂と栗木とは一緒にいたという事である、そして西堂は死に栗木の名は呼ばれていない
この事実にきな臭いものを感じた天狼はひとまず瞬と共に栗木を探すために動く
事情を説明されなかったためよくわからなかったが、天狼の意味深な様子が気にかかりとりあえず野原一行も天狼たちの後を追うことに
| 202 |
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ラウド・エリヤミス、ビル・カーディス、ディルモンダ |
ラウドとディルモンダを引き連れたビルが再び出会う
結果的に少女を殺してしまった悪の敵はやはり正義ではなく
裏の世界の人間と手を結んでまで事を成すダークヒーローもまた正義ではなかった
必要悪も結局は悪である、故に彼らは互いを容認できない
やはり決着をつけねばならない存在だと互いに強く認識する
だが、まだ先に討つべき悪がいるとビルはラウドの前から立ち去った
グレゴリオたちが拠点として使用している倉庫の一角
悪意と威圧が渦巻くその空間に、ニコニコ顔のセールスマン風の男が現れる
グレゴリオの刃のような視線も気にせず男は言う「何か叶えたい願いはありませんか？」
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パトリック・ポルチェノフ、東海道和馬、真討煉、クロ、グラハルト・フォン・ウェデマイヤー、薬師寺瑪瑙、ジェニファー・シャルパンティエ、神使勇護、恐怖の大王、栗木源治、天川星太、松浦愛、サカエ、相葉智和 |
神使と大王ちゃんは皆からすこし離れた場所で赤ん坊の墓を作っていた
大王ちゃんが名前のない赤ちゃんに墓標に刻む名を贈る
三葉を退けたものの、残された疲労やダメージ、何より心に負った傷は大きく、皆項垂れたように元気がなかった
そんな皆に気を使う和馬は一人一人に声をかけてゆく。その頑張りを見た犬校長からボーナスがもらえることになった。やったぜ
和馬の声掛けに笑顔を返す栗木。その笑顔を見た瞬間、和馬は自分の中の引っかかりに気づいた
それは先ほど成仏した幽霊が栗木と同じ顔をしているということである
その事実をそれとなく指摘すると、栗木はこれまでにない神妙な面持ちで俯き、二人きりで話したいと切り出した
一方で休んでいた瑪瑙たちがとぼとぼと歩く相葉を発見
やっと生きてる人間に巡り会えた、と咽び泣く相葉からいろんな霊の話を聞いて頑張ってきたという苦労話を聞かされる
その話の中にあった血まみれの幽霊が、先ほど成仏した霊であると気づいた瑪瑙がその話題に触れると、なにやら相葉の背後の姉が反応
ふむふむと相葉は姉から又聞きした言葉を伝え、その場にいる者が栗木という殺人鬼に殺され何もかも奪われた綾辻江美という少女の存在を知る
ならここにいる綾辻江美は誰なのか？ 誰もの脳裏によぎった疑問であるが答える者はいない。そして見れば、いつの間にかその当事者が消えている、和馬と共に
「いかん！」悪い予感に突き動かされるように駆け出すウェデマイヤーたち、話の流れについていけなかった相葉と他数名はその場に取り残されるのだった
そんな彼らから離れた人気のない場所で、二人っきりになった綾辻江美に扮した栗木は言う「先生はどこまで知っているの？」と
和馬は首を振り、すまないが俺は詳しいことは知らない。ただ、どんなことがあろうともお前は俺の生徒だ、何かあるならできる限り力になる、何かあるなら話してほしい、と熱弁
嬉しいと栗木が和馬の腕に飛び込んだ、それとほぼ同時に放送が流れ始め、綾辻江美の名が呼ばれる
驚愕する和馬の腕の中で、栗木がニタリと笑ったところで、次回に続く
第三回放送、呼ばれたのは
風本莉子、松浦優、天川美月、エミリア・ヴォルト、井藤湊人、十神士朗、白蛇大輔
AAA、蛇教院法利、駒場誠一郎、百合苑可憐、覆面男、ジャック・ブローニンソン
白雪三葉、青城大和、ミネア＝ゼイバーン、ああああ、雷炎、オーク吉岡
ギオス＝ゼイバーン、i（アイ）、フィリップ・グレヴィ、綾辻江美、赤ん坊
以上24名。残り58/125名
最終更新：2014年09月11日 23:58
