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歓迎学園編2

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匿名ユーザー

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キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン

ベターなまでにどこの学校でも鳴らされる定期的な
機械音になってる鐘の音が、今日も学校内に
響き渡った。

「はい、きりーっつ!気を付け、礼!」

元考古学者で「自分は教えるほうが向いている」
と教師へと転職した天人先生の元気な挨拶と
ともに生徒全員がおじぎをする。

「はい、ちゃくせ~き。
 今日は、転校生がきます。
 まあ、情報は黒い双子の羊がすでに
 みんなに知らせてるかもしれないけどねw」

どっからともなく「クスクス」と笑い声が聞こえているが
いつもの風景で、カバリア島制度の「動物の格好で・・・」
という項目で羊を選んだ「この学園の情報は、
すみからすみまで私たちが握ってるわよ」
と日ごろから豪語しているガズアル・ガズエル
姉妹がそろって舌をだす。

「まあ、それでも、先生の立場として紹介します。
 転校生の熱暴 走さんです」
「こんちはー。制度なので兎を選んだ熱暴 走です^^
 将来はカバリア島のチャンピオンボクサーになる予定
 ですので。応援よろしく!」

元気すぎる挨拶が、教室に響いた。
特に「応援よろしく!」の部分では、おもわず
私は耳に手をあてて音量を調節しなければ
ならないほどの大音量・・・。
どうやら加減というものを知らない人が
ま・た・この学校にきたみたいです。

「この学校のことは、委員長のイノ君に聞いてね。
 彼はやさしいから、いろいろな場所につれていって
 くれると思うから。
 それと、部活に関しては、咲来さんに頼もうかな」

天人先生がちらっと咲来さんのほうを見た。
しかし、返ってきたのは嫌そうな顔。

「そういうことは、面倒見のいいひとに頼んでよ。
 私なんかに頼んでも適当なことを教えるよ?」
「ふーん、先生の言うことが聞けないんだ・・・」

教室から出ようとした天人先生の足が、咲来さんの
方に向いた。

「げ!ちょ・・・ちょっとまって!わかったよ!やるよ!」
「”やらせていただきます”でしょ?」

やさしそうな微笑で咲来さんを見る天人先生。

「やらせていただきます!」
「はい^^じゃあ、熱暴走さん、分からないことは
この2人にきいて・・・・・・ん?」

さすがに転校生・・・この教室初心者に天人先生の
「微笑み命令」はきつかったらしい。
ビビリモードがはいっているのが、見ただけでわかる。
まあ、私たちにとってみれば、日常光景なので
「ああ、またやってるな~」っと、すでにネタとして
とらえているのだが。

「あ、あら。ちょっと本性だしちゃったかな^^;
 それじゃ、2人ともあとはよろしくね・・・・・・。
 ホームルームを終了します」

そういって、天人先生はそそくさと教室からでていった。

これから、またいつもの学園がはじまる。

・・・・・あ、紹介しわすれていた。
私の名前はポミィ。カバリア島制度で羊を選んだ16歳。
ここはカバリア第2歓迎学園1-3。
第1歓迎学園が怨霊の住みかとなって、
2代目経営者ドン・ジョバンニがいそいで作らせた
学園である。


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