原作翠星石「そ、蒼星石、抱きついても・・いいですか?」
原作蒼星石「え?うん、いいよ」
原作翠星石「やわらかいですぅ、いい匂いですぅ」
原作蒼星石「はは」
原作翠星石「蒼星石」
原作蒼星石「なんだい?」
原作翠星石「す、す、翠星石とちゅ、ちゅ、ちる」
原作蒼星石「?」
原作翠星石「チューイングガムでも食べるですぅ!」
原作蒼星石「うん」
原作翠星石「チューしようなんていえねーですぅ・・・」
「チョコレートおいしいですぅ」
「ん、甘い香り・・・」
「蒼星石もチョコ食べるですか?」
「ううん、僕は・・・・。翠星石、あーん」
「あーん。もぐもぐ・・・おいひいですぅ」
「フフ・・・・ちゅっ」
「んっ!・・・・んむ・・・・ぷぁ・・・・」
「フフ、本当だ。とってもおいしいよ」
「そそそ、蒼星石!!」
うららかな春の日。
野原の真ん中に立つ一本の樹。
そこに翠星石が腰を下ろし、遠くを見つめていた。
蒼「翠星石!」
振り返ると、そこには息を切らした蒼星石が立っていた。
翠「蒼星石…どうしたのです?それはなんなのです?」
蒼星石が両手に持つものを指差し、言った。
蒼「シロツメ草で編んだネックレスだよ。翠星石に似合うと思って作ったんだ。」
蒼「ほら、かけてごらん」
翠「うれしいです…。こ、こうでいいですか?」
ネックレスを首にかける。
蒼「きれいだよ…翠星石。」
気がつくと、翠星石は蒼星石に抱きしめられていた。
翠「蒼星石…」
そのとき、一陣の風がびゅうっ、と蒼星石の帽子をさらって行った。
翠「わっ…ぼ、帽子が…!!」
蒼「いいんだ…今は少し、こうしていたいから…」
ぎゅうっと抱きしめ返しながら、翠星石は思う。
――――ここで涙が出ないのも、幸せの一つなんです。
イメージの元になった曲:春風(くるり)
イメージどころか、モロに歌詞を引用しちゃってますがね…
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND43721/index.html