『錬金術師の宴』
(キャラ)ドロテア、サンジ
サンジは、動けなかった。
地面に膝をついている。体に力が入らない。
目の前に、少女が立っていた。
幼い。一見すれば、どこにでもいる少女。
ドロテアは錬金術師だ。
幼い容姿は偽りだった。他者から奪った生命力で若さを保っているだけで、その実年齢は外見からは想像もつかない。ワイルドハントの中でも随一の怪力を誇り、自ら開発した秘薬や改造兵士を操る。
サンジもまた、麦わら海賊団のコックとして修羅場を潜り抜けてきた男だ。黒足の異名を持つ脚技の使い手。本来であれば、こうも一方的にやられる相手ではなかった。
だがドロテアは女だ。
それだけのことが、サンジの全てを封じた。どれほど攻撃を受けても、この足で女を蹴ることができなかった。
「女相手には戦えぬか。難儀な男よのう」
サンジは答えなかった。答える気力も、残っていなかった。
ドロテアがゆっくりとしゃがみ込む。細い指がサンジの襟元を掴む。
「よい血をしておるじゃろうて」
首筋に、鋭い痛みが走った。
帝具「血液徴収アブゾデック」による吸血。
サンジの意識が、じわじわと遠のいていく。
黒足のサンジは静かに事切れた。
【サンジ@ONE PIECE 死亡確認】
ドロテアは立ち上がった。
口元を拭って、満足そうに目を細める。悪くない血だった。
島にはまだ参加者がいる。
「さて、どう動くかのう」
ドロテアは夜空を見上げて、ぽつりと呟いた。
【ドロテア@アカメが斬る】
[状態]:健在・思案中
[装備]:血液徴収アブゾデック
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:状況を見極めながら有利に動く。
1:有望な血を持つ参加者を探す。
最終更新:2026年06月25日 20:25