2、最初の街
検問を抜けて街に入ると、そこは小規模ながらも市や行商でにぎわう街だった。
ビラ配り等は先行していた一座の人間がやっていて、主人公とAは元の世界の制服片手に情報収集をするが有益な話はない。
気落ちしそうになったところをAに励まされ、主人公は旅や一座の公演を素直に楽しむことにする。
そうこうするうちに一座の公演が始まる。
すると、予想を上回る超ハイクオリティな舞台が繰り広げられ、主人公は唖然とする。
舞台の繋ぎの講談に呼ばれるが、とてもじゃないけれど素人の噺など聞かせられる雰囲気ではない。
緊張して頭が真っ白になってしまった主人公は絵本の内容を語るのにも四苦八苦してしまい、客の空気はしらけてしまう。
なんの芸もツテもない自分がこの世界で生きていくことは、実は物凄く難しいことだったのだと悟り、主人公はショックを受ける。
ビラ配り等は先行していた一座の人間がやっていて、主人公とAは元の世界の制服片手に情報収集をするが有益な話はない。
気落ちしそうになったところをAに励まされ、主人公は旅や一座の公演を素直に楽しむことにする。
そうこうするうちに一座の公演が始まる。
すると、予想を上回る超ハイクオリティな舞台が繰り広げられ、主人公は唖然とする。
舞台の繋ぎの講談に呼ばれるが、とてもじゃないけれど素人の噺など聞かせられる雰囲気ではない。
緊張して頭が真っ白になってしまった主人公は絵本の内容を語るのにも四苦八苦してしまい、客の空気はしらけてしまう。
なんの芸もツテもない自分がこの世界で生きていくことは、実は物凄く難しいことだったのだと悟り、主人公はショックを受ける。
一座のレベルが思いの外高かったことと、自分がなにもできないことに気づいた主人公は一人講談の練習にでかける。
路地裏でチンピラに絡まれた経験から、主人公は街の広間で練習をはじめた。
一つの噺を終えると、近所の窓が開き、うるさい・つまらないと怒声を浴びせられ、主人公は気を落とす。
確かに広場での練習は周囲の迷惑だと考え、一座の宿に帰ろうとする主人公だが、行きずりの少女(ヒロインC)に声をかけられる。
Cは主人公が語った物語を知っていると言う。
その言葉に驚き、詳しい話を聞こうとする主人公。だが、少女はお使いの途中で家に帰らなければならないという。
明日、Cと会う約束を取り付けた主人公は昼間の失敗のことも忘れ、意気揚々と宿へと向かう。
その帰り道、主人公は通りを歩くBの姿を見つけるが見間違いだと思い気にしない。
路地裏でチンピラに絡まれた経験から、主人公は街の広間で練習をはじめた。
一つの噺を終えると、近所の窓が開き、うるさい・つまらないと怒声を浴びせられ、主人公は気を落とす。
確かに広場での練習は周囲の迷惑だと考え、一座の宿に帰ろうとする主人公だが、行きずりの少女(ヒロインC)に声をかけられる。
Cは主人公が語った物語を知っていると言う。
その言葉に驚き、詳しい話を聞こうとする主人公。だが、少女はお使いの途中で家に帰らなければならないという。
明日、Cと会う約束を取り付けた主人公は昼間の失敗のことも忘れ、意気揚々と宿へと向かう。
その帰り道、主人公は通りを歩くBの姿を見つけるが見間違いだと思い気にしない。
公演の合間に一座を抜け出し、主人公はCと会う。
Cは少し警戒した様子で主人公の話を聞いていたが主人公が現況を説明すると安堵したように自分の状況を語り出した。
Cも主人公と同じように、この世界の人間に拾われて暮らしていること、そして元の世界に戻る方法はまったくわからないという確認をとる。
同郷の人間ということで互いにうちとけ、街に滞在する間は会おうと約束して二人は分かれる。
その一部始終を、昼食も食べずに一座を飛び出していった主人公を追ってきたAに見られていて、Aにからかわれることになる。
Cは少し警戒した様子で主人公の話を聞いていたが主人公が現況を説明すると安堵したように自分の状況を語り出した。
Cも主人公と同じように、この世界の人間に拾われて暮らしていること、そして元の世界に戻る方法はまったくわからないという確認をとる。
同郷の人間ということで互いにうちとけ、街に滞在する間は会おうと約束して二人は分かれる。
その一部始終を、昼食も食べずに一座を飛び出していった主人公を追ってきたAに見られていて、Aにからかわれることになる。
その日の夜半。
街中で練習が出来ないなら町外れで講談の練習をしようと主人公は宿を抜け出す。
その途中で、再び一人で外出するBを見かける。
今度は見間違いではないと考え、好奇心に駆られた主人公はBの後をこっそりとつける。
街の外へと出て行くBを追っていると、主人公は突然悪寒に襲われる。
唐突に周囲の空気が一変し、獣の唸り声が聞こえ、辺りを黒い影に取り囲まれてしまう。
主人公はなす術なく黒い影に追い詰められるが、Bに助けられる。
街中で練習が出来ないなら町外れで講談の練習をしようと主人公は宿を抜け出す。
その途中で、再び一人で外出するBを見かける。
今度は見間違いではないと考え、好奇心に駆られた主人公はBの後をこっそりとつける。
街の外へと出て行くBを追っていると、主人公は突然悪寒に襲われる。
唐突に周囲の空気が一変し、獣の唸り声が聞こえ、辺りを黒い影に取り囲まれてしまう。
主人公はなす術なく黒い影に追い詰められるが、Bに助けられる。
何をしているのかとBは主人公を冷たく問いただす。
しかし恐怖で口をきけない主人公を見るとBは呆れたようにため息を吐き、主人公の手を引いて再び街の外へと向かう。
Bに手を握られると不思議と気持ちが落ち着き、主人公はお礼と、さっきの影はなんだったのかとBに問う。
しかし恐怖で口をきけない主人公を見るとBは呆れたようにため息を吐き、主人公の手を引いて再び街の外へと向かう。
Bに手を握られると不思議と気持ちが落ち着き、主人公はお礼と、さっきの影はなんだったのかとBに問う。
Bに淡々と南北王朝の争いを説明され、戦争で死んだ人々の怨念がこの世界には渦巻いていることを教えられる。
一座は公演で傷ついた人々の心を励まし、魔法で戦死者の怨念を払うために、南王国から勅令を受けて旅をしている。
Bが若輩者ながら座長代行という任に置かれているのも、Bが数少ない力のある魔法使いだからだと言う。
一座は公演で傷ついた人々の心を励まし、魔法で戦死者の怨念を払うために、南王国から勅令を受けて旅をしている。
Bが若輩者ながら座長代行という任に置かれているのも、Bが数少ない力のある魔法使いだからだと言う。
その話を聞いて主人公は感銘を受ける。
自分も傷ついた人のために何かできることはないかと訪ねるも、何もないというかおまえ何もできないだろうとBは素っ気ない。
ならせめて、夜中の見回りをするBに同行することを申し出るがBには邪魔だと一蹴される。
Bにぞんざいな扱いを受けながらも、もし自分の知っている物語で誰かが救われるならばと思い、主人公は本気で講談師となる決意をする。
自分も傷ついた人のために何かできることはないかと訪ねるも、何もないというかおまえ何もできないだろうとBは素っ気ない。
ならせめて、夜中の見回りをするBに同行することを申し出るがBには邪魔だと一蹴される。
Bにぞんざいな扱いを受けながらも、もし自分の知っている物語で誰かが救われるならばと思い、主人公は本気で講談師となる決意をする。
公演中日、Aは一日休みをもらったので街を見て歩きたいと言う。
それにつきあって市場などを見て回る。
屋台の食べ物を頬張りつつ偶然会ったCと話をしたり、Bにみやげ物を買ったりする。
その後はAとCにつきあってもらいつつ講談の練習をし、夜にはBにくっついて外周の見回りをする。
その際、自分も魔法が使えないかとBに訪ねてみるも、全く適正なしとBに言い切られてしまう。
それにつきあって市場などを見て回る。
屋台の食べ物を頬張りつつ偶然会ったCと話をしたり、Bにみやげ物を買ったりする。
その後はAとCにつきあってもらいつつ講談の練習をし、夜にはBにくっついて外周の見回りをする。
その際、自分も魔法が使えないかとBに訪ねてみるも、全く適正なしとBに言い切られてしまう。
公演の最終日、練習の成果もあって主人公はなんとか拙い講談を終える。
一座の人間によくやったと声をかけられ、最終日ということで公演を見に来ていたCにも褒められる。
一座の人間によくやったと声をかけられ、最終日ということで公演を見に来ていたCにも褒められる。
これでお別れですねというCに、主人公はCも一座に加わって一緒に元の世界に戻る方法を探さないかと告げる。
Cは複雑な表情で主人公の申し出を断った。
元の世界で虐待・イジメを受けていたのだとCは主人公に告白する。
そして、この世界での生活が楽しいのだと言う。
Cは複雑な表情で主人公の申し出を断った。
元の世界で虐待・イジメを受けていたのだとCは主人公に告白する。
そして、この世界での生活が楽しいのだと言う。
驚きつつも、主人公はそれがCの望なら仕方がないと諦めようとする。
その時、Cに声をかける男が現れる。
男はCが住み込みで働く屋敷の主で、この街の有力者だと言う。
男はCにさっさと家に帰るように促し、Cが全くの役立たずだとこぼした。
その時、Cに声をかける男が現れる。
男はCが住み込みで働く屋敷の主で、この街の有力者だと言う。
男はCにさっさと家に帰るように促し、Cが全くの役立たずだとこぼした。
主人公がCのことを聞くと、一座をいたく気に入っていた男は自らの館でのCの現状をぺらぺらと語り出す。
妙な格好で突然敷地内に現れたこと。
この世界では希少な服や電子機器と引き替えに男の館で雇い入れることになったこと。
しかし家中の人間には、気味悪がられ疎まれていることなど。
妙な格好で突然敷地内に現れたこと。
この世界では希少な服や電子機器と引き替えに男の館で雇い入れることになったこと。
しかし家中の人間には、気味悪がられ疎まれていることなど。
Cから聞いた話との食い違いに、主人公は困惑する。
それなら直接確かめてみよう、とAに提案された主人公はBを伴い一座から街の代表者への挨拶という形でCの住む屋敷を訪れる。
そこで主人公らは、Cが他の使用人らから陰湿なイジメを受けている現場を目撃する。
家中の人間に対して主人公は怒るが、Cはそれを止めようとする。
憤ったAとBも苦言を呈すが、婦人が出てきて召使いをどうしようとこちらの勝手、引き渡すつもりもないと言われてしまう。
それなら直接確かめてみよう、とAに提案された主人公はBを伴い一座から街の代表者への挨拶という形でCの住む屋敷を訪れる。
そこで主人公らは、Cが他の使用人らから陰湿なイジメを受けている現場を目撃する。
家中の人間に対して主人公は怒るが、Cはそれを止めようとする。
憤ったAとBも苦言を呈すが、婦人が出てきて召使いをどうしようとこちらの勝手、引き渡すつもりもないと言われてしまう。
一度は引き下がるが、屋敷に住む婦人がセーラー服を着ているのを見ていた主人公は自分の制服を婦人に差し出して、
Cを引き渡すように求める。男女の一揃いの制服を手に入れる機会を得た婦人はためらいもなくCを一座に引き渡した。
Cを引き渡すように求める。男女の一揃いの制服を手に入れる機会を得た婦人はためらいもなくCを一座に引き渡した。
別の世界からやってきたという証拠となる品をあっさり手放した主人公の行為にCは呆然とする。
主人公はCを屋敷から連れ出し、一座の宿へと案内する。
主人公と二人になると、Cは泣きながら本当は辛かったこと、他にいくあてもなかったことを告白する。
主人公はCを屋敷から連れ出し、一座の宿へと案内する。
主人公と二人になると、Cは泣きながら本当は辛かったこと、他にいくあてもなかったことを告白する。
一夜明けて出立の日、Cを快く受け入れてくれた一座に主人公はあらためて感謝を抱き、少しでも一座の役に立ちたいと考える。
しかし、おまえが一座に迎え入れたんだから、おまえが面倒を見ろと言われ、主人公はCをどう扱っていいものか迷う。
しかし、おまえが一座に迎え入れたんだから、おまえが面倒を見ろと言われ、主人公はCをどう扱っていいものか迷う。
次の街へと向かう移動中、小動物のようにチョコチョコと付き従ってくるCをもてあましていると、
突然Bが現れて、Cに「おまえも別の世界の色々な物語を知っているのか」と訊く。
Cがおずおずと頷くと、BはCを自分専属の語り部にすると言いだし、強引に荷台へと連れ去ってしまう。
突然Bが現れて、Cに「おまえも別の世界の色々な物語を知っているのか」と訊く。
Cがおずおずと頷くと、BはCを自分専属の語り部にすると言いだし、強引に荷台へと連れ去ってしまう。
その強引さに呆然としつつ、Cの居場所が見つかって良かったという所で最初の街は終了。