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 第2部 PASMOを利用したオンライン決済、およびそれを中心としたwebOSの提案


              企業(サービス。商品)が増える



             ↑                ↓


       消費者が増える       ←       利便性が増す      



 第1部からPASMOがこの流れに乗るための環境作りをすることで、PASMOが電子マネーのトップになることができると考えられる。
 これを受けて第2部では、企業にPASMOを使ったサービスを展開しやすいプラットフォームを提供することで、大量の消費者と企業を呼び込む方法を提案をする。また、それを今のPASMOの特徴を足がかりに実現していく段階的な方法についても提案したいと思います。


2a.PASMOを使用したオンライン決済

 現在、インターネット上にはたくさんのコンテンツがあるが、収益モデルが確立しているケースは多くない。

 収益が上がるということは、誰かがお金を払ってくれるということだが、「払う」(=個人情報を教える)という行為自体に抵抗があったり、面倒な手続きをしなければならないため、小額の商品であったとしてもなかなか利用・利益につながらないためだ。

 そこで私たちは【PASMOでオンライン決済ができるような仕組み】を提案する。

 PASMOはすでに多くの人が持っている。また、PASMOは匿名性の高い電子マネーである。PASMOを使用したオンライン決済は消費者にとって魅力的なサービスになるだろう。

 仮に2つの同じサービスあったとして、匿名性の高いPASMOで支払うという選択肢があるサイトと支払いはクレジットカードのみであるサイトでは消費者は前者を選ぶはずだ。また、今までは個人情報を教えるのに抵抗があったサービスもより気軽に利用することが可能になる。

 利用者が気軽に使える匿名の決済方法を提供することで、パスモ払いという選択肢を新たに追加するサービスが増えることだろう。


              企業(サービス。商品)が増える



                    ↑                  


       消費者が増える      ←          利便性が増す      

このPASMOを使ったオンライン決済を提供することで、上記のような流れができる。 
 しかし、このままではPASMOはまだ支払方法のひとつにすぎない。
 PASMO払いを採用する会社が多くなればPASMO払いを利用する人が増えはするが、爆発的な増加にはならない。
 PASMO払いを採用する会社が多くなること、これが新たな利用者を大量に呼び込むことに繋がれば(図で言うと、「企業が増える」から「利便性が増す」へ矢印が伸びれば)、プラスのスパイラルが出来上がる。



2b.オンライン決済が使えるオープンなポータルサイト


そこで、私たちは

【PASMOによるオンライン決済、及びそれを使えるパーソナライズ可能なオープンなポータルサイト】

                             を作ることを提案する。


このサイトの説明をする便宜上、仮にこのサイトをPASMO.comとする。


 まずPASMO.comは利用者にPASMOの情報を登録したIDを与える。
また、PASMO.comは企業にPASMO.com内で動くwebアプリやトップページに置けるガジェット(小さなwebアプリ)の提供、PASMO.com内で閲覧できるコンテンツ、商品の販売サイトの運営を無料で許可する。

 PASMOの情報が登録されたIDを使えばPASMOを使うのと同じように代金の支払いが可能である。PASMO払いがなされた時、PASMO.comは企業から手数料貰い、これが利益となる。

 このPASMO.comは登録料を取らないので立ち上げた直後はさまざまな販売サイトが乱立すると予想できる。今までネット上でビジネスをしてきた企業がPASMO.comに参入するのにほとんどコストがかからないからだ。PASMO.comは初期の段階で商品検索、販売サイト検索を提供するが、消費者は参入企業が多くなるにつれて探すだけでも疲れるようになり、また販売サイトの比較も難しくなっくる。
 このような状況で現れてくるのが広告ビジネスである。PASMO.comはこの広告ビジネスを引き出すためのシステムといってもいいかもしれない。広告の手法はさまざまだ。PASMO.com内で動かすwebアプリは自由に提供可能なので、ゲームやSNS、ブログ、メール、webテレビ、比較サイト、ニュースなどさまざまなコンテンツやアプリケーション・サイトを使ってPASMO.com内で広告を代行する企業が増えるはずだ。
 デフォルトのPASMO.comのトップページはシンプルだが、使っていく中で気に入ったコンテンツはお気に入り登録ができる。また、ガジェット(小さなwebアプリ)はトップページに置くことができるので、自由にカスタマイズして個人的なトップページを作ることができる。一方、広告企業側は露出度の高いトップページに置いてもらうことを目指して質の高いコンテンツやwebアプリ、ガジェットを作ろうとする。
 サービスが充実してくればいずれ、書いている内容によって広告が変化するワードや、できた写真をそのままプリント販売してくれるPhotoshopが現れるかもしれない。
 これらサードパティー製のサービスの充実によって、ますますPASMO.comを利用する人が増え、結果PASMOを利用してオンライン決済をする人が増加、利益の増加に繋がる。ここまでくれば、PASMOは電子マネーのスタンダードになり、現実の店舗での導入も進み、めでたくPASMOの一人勝ちとなる。
 最終的には、パソコンはPASMO.comを開くための道具になり、PASMO.comを使えばパソコンを使ってできることはなんでも可能になり、そこで気になった商品は、気軽にすぐPASMOで買える、PASMOを使えば必ずPASMO.comに利益が出るという状況を作りだす。

 これが私たちの【PASMOによるオンライン決済が使えるパーソナライズ可能なオープンなポータルサイトを作る】という提案である。【PASMOを使ったオンライン決済とそれを利用したwebOS】の提案と言い換えることもできる。








このサービスを図に表すとこのような流れになっている。



  消費者が増える   →        参入企業が増える 




    ↑                  ↓




  利便性が高くなる    ←   広告企業がサービスを展開する

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最終更新:2007年08月16日 23:53