ファルハリ
水竜ザリエガを倒した英雄。この時使っていたソード・オブ・ウォルプータはカジノの景品となっている。
ザリエガを倒した際生贄となるはずだった娘を娶り双子の男児を得たが、長じても仲の悪く跡継ぎを巡って争っていた。老いたファルハリは直接剣を交えることを禁じ、手懐けた怪物による代理試合で勝負をつけるよう遺言したとされている。その双子の子孫はそれぞれナクトーイ家とコルロイ家に分かれながらも共同経営でカジノを運営している。
ザリエガを倒した際生贄となるはずだった娘を娶り双子の男児を得たが、長じても仲の悪く跡継ぎを巡って争っていた。老いたファルハリは直接剣を交えることを禁じ、手懐けた怪物による代理試合で勝負をつけるよう遺言したとされている。その双子の子孫はそれぞれナクトーイ家とコルロイ家に分かれながらも共同経営でカジノを運営している。
8巻終盤ナクトーイ家のニルーニルによって真実が語られた。ファルハリはニルーニル同様ドミナス・ノクテであったこと。一層に住んでいたが何かがあって街を追放されてしまい、更なる力を与えてくれる竜の血を求めて竜を狩りながら二層・三層と上っていったのだと。七層に来るまでドラゴンが現れないのはファルハリが片っ端から狩ったためであるらしい。
そして七層でザリエガを倒し旅立とうとした時、村に仇なす竜を退治したファルハリを村人は英雄と崇めた。それが心地よかったファルハリは村に残り生贄となるはずだった娘を娶り双子の息子を授かったのだという。
しかし何十年経っても《夜の主》であるファルハリはまるで年をとらず、家督を譲られないまま父親より先に死ぬことが受け入れられなかった息子達はある晴れた日に父親の寝室に忍び込み、兄が窓を壊し弟がベッドで眠るファルハリの胸を銀の剣で貫いたことで殺されてしまったのだった。
このため表向きに語られるモンスターによる代理試合で後継者を決めるというのは息子達の作り話であることが判明した。
そして七層でザリエガを倒し旅立とうとした時、村に仇なす竜を退治したファルハリを村人は英雄と崇めた。それが心地よかったファルハリは村に残り生贄となるはずだった娘を娶り双子の息子を授かったのだという。
しかし何十年経っても《夜の主》であるファルハリはまるで年をとらず、家督を譲られないまま父親より先に死ぬことが受け入れられなかった息子達はある晴れた日に父親の寝室に忍び込み、兄が窓を壊し弟がベッドで眠るファルハリの胸を銀の剣で貫いたことで殺されてしまったのだった。
このため表向きに語られるモンスターによる代理試合で後継者を決めるというのは息子達の作り話であることが判明した。
また《怪物を従える秘術》とはドミナス・ノクテの特殊能力のことで、《使役の術》についてはファルハリの直系の子孫であれば生まれつき使える。