20-325「佐々木vs.長門1」

くっくっ，ついに今日携帯を買ってもらったよ。
これでこの一年音沙汰なしだったの薄情モノのキョンに連絡が出来る。
｢キョン僕だ，佐々木だよ。聞いてく「彼なら代われない｡｣
あれ･･･僕はキョンの携帯に掛けたのだが，間違ったのだろうか？
いや，そんなことはない。これに登録しているのはキョンの番号だけのはず･･･
やはり最初の登録は好きな人と相場が決まっているからね。
いや，だったらなぜ女の人が･･･。ｶﾉｼﾞｮｼﾞｬｱﾘﾏｾﾝﾖｳﾆ
｢どちらさまですか？キョンに用事があるので代わって欲しいのですが･･･｣
｢･･･訂正する。私が電話に割り込んだ。だから彼には代われない，代わらせない｡｣
唖然とした。こんなことが出来る人がいるだろうか。私の周りでは九曜さんしか･･･そうか長門さんか｡
｢長門さんですよね？できればなぜこんなことをするか教えてくれないかな｡｣
｢･･･ライバルは潰す｡｣ｶﾞﾁｬ
切れてしまった。電話は駄目のようだ。まぁ連絡手段はメールもあるしね。
ﾁｬﾗﾗ～
あれ，電話会社からメールかな。
件名　長門
本文　一つ一つの考えが甘い。だから先に対策をとられる。
　　　メールも無駄。あなたが送るのは私が全て消す。

ｷｮﾝｱｲﾀｲﾅ