21-955「キョン達の同窓会」

男A「おい皆、キョンと佐々木よりが戻ったらしいぞ」
男B「え？ということは、二人は別れてたの？」
女C「そんなことも知らないの？あなた、もしかして馬鹿？」
男B「人の恋路に興味が無いだけだ。馬鹿じゃないぞ俺は」
男D「確かに二人仲良かったな。明日にでも結婚しそうな。ところで何故別れたのだっけ？喧嘩でもしたのか？」
女C「キョン君がササッキーをほっぽって、北高校の同級生の涼宮さんと恋人になったからに決まってるじゃないの。」
男D「涼宮の噂は俺も聞いたことがある。宇宙人を見つけようとする変な女なんだろ。ということは、キョンは涼宮とかいう変な女とは別れたんだ。」
男A「涼宮と別れたというわけでも無いらしいが。」
男B「それって、よりが戻ったというより二股と言わないか？普通」
女E「あーん。こんなことならササッキーに遠慮せずにキョン君にチョコレートでもあげてれば良かった。」
女F「私も」
女C「何言ってるのよ。あんた達がササッキーに敵うはず無いわよ。渡さなくて正解だったわ。」
男G「というか、俺の噂では同級生の長門とかいう女と、学内一の巨乳ちゃんと、鶴屋財閥のお嬢さんともよろしくやっているらしいのだが。」
男B「ちょっと待て、佐々木も入れて何股だ。」
男A「長門というと、中河が惚れていた女じゃなかったっけ？」
男G「そうだよ」
女C「鶴屋財閥のお嬢様までって、どこまで女たらしなのよ。」
男A「鶴屋財閥の婿ということは、すごい逆玉じゃないか。」
男B「今、ここに北高校の連中いないけど、その情報確かなのか？」
男G「北高校に行った連中に聞いたから確かだと思う。」
男D「同窓会ではキョンは吊るし上げだな。」
女F「佐々木さんかわいそう。」
女C「ほんと、女の敵よね。中学時代から変わってないわね。」
（もしかして、そう言っているあなたもキョンのことを？）

キョンが吊るし上げを受けるという噂で、同窓会は驚異的な出席率だった。
（終わり）