立ち回り

遠距離

あまりできる事はない。いかに距離を詰めて中~近距離戦に持ち込めるかが鍵となる。
相手がジークやミナなどのロングリーチキャラの場合は一方的に技を振られる事も多く、苦しい思いをする事もあるだろう。
落ち着いてステップインガードを駆使して中距離までは近づきたい。
この距離で当たる技には上段や下段のものが多く、適宜しゃがみながら近づくと余計なダメージが減る。

構えAは長い持続としゃがステを伴うので、大振りの上段に対する切札になり得る。
生構えはやや勇気が要るが、一気に距離を詰められてリターンが高い。上段技の抑止にもなる為しっかり見せておこう。

中距離

66Bや66K等の突進技や各種スカ確の当てられる間合い。グローはこの間合いに強い技を多く持っている。

66Aは相手の横ステを潰す上、縦斬りをスカす横ステを伴う。
2段目をガードされると-12Fを背負う。大きな不利だが、重い確反は殆ど無い為積極的に振る事ができる。
横ステ抑止には22Aも振る事ができる。22入力だとステップを経由しないと出せないので最速で出すには6632Aでなければいけない。
この技はガードされても-2Fと不利が少なく、リスクが少ないだけでなくここから逆択などにも持っていきやすい。

66Bは66Aと同じく縦斬りをスカす性質を持つ。リーチ自体は66Aの方が長いが、突進距離が長めで攻め込む為の技という面が強い。
ガードされても-8しか無く、確反がない。

66Kはしゃがステを伴い上段攻撃をスカす。当たった時の浮きが高くコンボのリターンが高い。
やや発生は遅いが、中距離でのスカ確にも使える。

大まかに言えば、
  • 66Bを押し付け、縦斬りを封じつつ横ステを意識させる
  • 66Bを警戒した相手に横ステ狩りの66Aを振る
  • 各種突進技を警戒して技を置く相手に様子見を織り交ぜ、技がスカった所に66Kを決める
  • 行動を抑止されて固まった相手に対して距離を詰めて投げや下段で崩しに行く
という流れが理想的。

自分から差し込んで攻めるキャラといった面が強いが、時には技を置く事も必要。
縦斬りは硬直が軽く気軽に振れるB.B、リーチが長い突きの4B+K、大きく2回斬り、突進としての性質も持つ66B+K
横斬りは技の判定が大きく低リスクな22A、技後に派生も存在する6Aなど。

また、技を使わない汎用対策としてステップインガードがある。
相手に技を振らせてガードしに行く事で自分に有利な時間を発生させ、その隙に更に距離を詰めたり、技を振ったりする事ができる。

近距離

中段

主なダメージソース。ただし、立ちガードが基本のゲームの為ガードされた後の展開も意識した技振りを行いたい。

ローリスクローリターンの中段に3Kがある。この技によるリターンよりも、その後の展開重視の技。
ガードされた時の不利が小さい為逆二択に出やすい。
6B.Bは中段かつ構え移行技。発生が早く非常に振りやすい。二段技の為ヒット確認して構える事ができる。
ガードされた時の不利は-10F。10F持ち以外には気楽に振れる。当たっていた時は構え技での二択へ。
そしてリスクはあるもののコンボ始動の3B。最終的にはこれを当てる事が、グローのみならず多くのキャラにとって一つの目標になる。
当たったらコンボから起き攻めでダメージを稼ぎにいこう。
Ver1.10アップデートにてガードされても-12Fしか背負わなくなった。
横移動でスカされた時のリスクは相変わらずだが、ガード時のリスクは各段に減った事で積極的に振りやすくなった。

下段

下段は崩してダメージを稼ぐほか、圧を与えてしゃがませ中段を当てる目的で使う。

2K(16F)は最もスタンダードかつ発生が早い。ダメージが低く、当てても-4Fの為細かく削る為に使う程度の技か。
1B(22F)はリーチがそこそこあり、発生も見えない程度。更に下段としては珍しく当てて+2Fの有利が得られる。ただし、縦斬りのため横ステで回避される事は留意。
1K(24F)は横蹴りで、横ステを止める事ができる他カウンターするとダウンさせる。発生はやや遅めだが当てるには十分な技。しゃがステの付いた技でもあり、グローのしゃがステの中ではトップクラスに早い事も特筆すべき点。
1A(26F)も横斬り。カウンターしても挙動は変化しないが、当てる事で+4Fの有利が得られる。26Fまで来るとガードされる事も増える事が難点。発生の遅さに対してややリターンは少ないかもしれない。
SC中はNHでも繋がる派生が追加、1A.Kが使えるようになる。1A単発と違いdmg78かつダウンと大幅にリターンが増大し、崩し手としての信頼感が増す。

下段とはやや異なるが、投げ(18F)もしゃがませる手段、及び直接の崩し手として機能する。投げ抜けされる可能性もあるが、基本的に高リターンかつ早めの下段のような扱いができる。
グローの投げはA+G、4A+G共にdmg55。A+Gの方が起き攻めの状況は良好だが、ダメージ差が無いのでどちらを選択しても良い。

ステップ対策

いくら下段の圧を与えても、横ステをされてしまっては本命の3Bなど縦中段は回避されてしまう。
更にグロー自身の弱点として、横ステに比較的弱いという点が挙げられる。相手の横ステをいかに止めるかが近距離の鍵。

横斬り中段である3A(16F)4K(22F)あたりは比較的取り回しが良い。3Aは発生が早いが、リーチが短い。4Kは発生がやや遅いが3Aよりもリーチが長くダウンもする。
6A+B(24F)も出しやすく、相手が横ステ技を出していた場合はアタックカウンターでのリーサルヒットが発生する。4Kよりも更に遅い事とガードされた時に-14FでB.B級の技が確定する事が難点。
4A(30F)は発生が特別遅いのでメインに振る事は難しいが、横移動を伴う事で縦斬りを回避しつつ、ガードされていても後述の構え攻めを押し付ける事ができる。
下段技は1A1Kが横に強い。1Aは生当てでも有利Fが長め、1Kはカウンターの種類を問わずCHするとダウンする。

近距離での横狩りはできる限り上段以外を使いたい所。上段技はゲーム中最も回避手段が多く、相手の行動を抑止する事にはあまり向いていない。
中段は回避手段が最も少なく、抑止に向く。下段はジャンステで回避される可能性もあるが、崩し手としても機能する。状況によって使い分けたい。

反時計側へのステップには弱いが、投げも簡易的な横ステ対策になる事がある。どの横斬りよりもリーチが短い為、明確な横ステ読みに出すべきではないものの、崩しと横ステを潰す手段を兼ねたものとして覚えておいて損はない。

構え攻め

4AとA+Bはガードされていても構えBを出す事で相手の最速技を潰す事ができる。
起き攻め以外で構える手段は主に6B.Bがヒットした時と、この二つの技をガードさせた時になるだろう。

他には二つの派生が存在する6Aからも、読み合いにはなるものの比較的安全に構える事ができる。
構え派生(6A6)は6Aをガードした後に技を出していない相手に構えを押し付ける。
中段派生(6A.A)は構えを嫌って技を出す相手にカウンターさせる事ができる。6Aからコンボにならないが、構えの圧を与える事で当たるシーンは多い。
もちろん派生させずに単発で止めるという手もあるだろう。
6A単発止め、6A.A共にガードされても-8Fと確反が存在しない。一段目が上段である事を除けば、全体的に高性能で振りやすい技と言えるだろう。

連携、起き攻めも参照。

逆択

全キャラに言える事だが、2A(12F)での暴れは通用しやすいシーンが多く、かつ当たった時の+6Fは攻めの展開を作りやすい。

縦斬り読みはいくつかのシーンに別れる。
最もポピュラーなのは横ステップ。相手の技を回避した後は技レベルの高いものに対しては22Bでリーサルヒットが発生。それ以外には66Kや3Bなどのコンボ始動技を使う。
44Aは9F以降縦斬りに対するGI判定を持つ。GIが成立するとリーサルヒットが発生。GI判定の発生は遅い方の為やや使いにくいが、相手の技レベルに関係なく高いリターンが得られるのは魅力。

下段や投げを拒否したい場合には44Kがジャンステの発生が比較的早めで使える。スカしてヒットさせた技が技レベル1だった場合にリーサルヒットが発生。リターンが増大する。7_8_9A等のジャンプ攻撃は更にジャンステが早い。ジャンステ以外の細かい性能が異なる為A、B、Kをそれぞれ使い分けよう。
上段と投げに対してはしゃがステの66K1K。66Kは浮きが高くコンボ後の状況が良い。1Kはリターンは少ないがしゃがステの発生が早い。

微不利(-2~4F程度)の際にはバクステがリーチの短い技に対して機能する。特に横斬りと投げはスカしやすい。3Bや、余裕があれば6B+Kでスカ確を決めよう。

GI(ガードインパクト)やRE(リバーサルエッジ)は全ての技を捌く事ができる共通システムであり非常に強力。
半面失敗すると多くのガードゲージを失ってしまう他、ブレイクアタックによるインパクトカウンター等のリスクも存在する。多用しすぎて読まれないように気を付けたい。

SC中

SC中の性能は二択の強化という側面が強い。ダウンに対してや、壁付近での発動で距離を離さないようにしたい。
主力はグローの花方とも言える下段の1A.K3B.Bの二択。どちらも75点付近のリターンが有り、3回二択を通せば勝てる程に強力。
また、長めのしゃがステを持ち、寝っぱなしている相手を浮かせる4A+Bに派生が追加されBS中Bがヒットする。こちらもリターンが増大する為強力。

反面立ち回りはあまり強化されないが、ワープする事ができる構え>6or4(ブラックスティード)、長い距離を早く移動しブレイクアタック下段を放つ2A+B、置き技からワープできる4B+K6>BS中Kなどは距離を詰める為のポテンシャルを十分に持っている。
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最終更新:2019年05月21日 01:13