【詳細】
アストレイシリーズの幻の5番機のパーツをライブラリアンが発見し組み上げた改造機。
同時期にライブラリアンが開発したMSとしては唯一再建造したわけではないオリジナル機を改造した機体となっている。
パイロットとして選ばれたのはかつて叢雲劾に敗れ命を落としたロンド・ギナ・サハク。
カーボンヒューマンとして再生させられた彼は劾への憎悪を受け継ぎ、彼に対する復讐心を原動力としてミラージュフレームを駆る。
その関係でミラージュフレームは叢雲劾の搭乗機であるアストレイブルーフレームセカンドリバイのデータを反映させる形で格闘戦に特化し、両腕に1対、両脚に3枚1組を1対のブレードを装備。
格闘戦に特化したグラディエーターモードと呼ばれる形態に変形する機能を有し、通常形態は他のアストレイに近いコマンダーモードと呼ばれており、
グラディエーターモードでの近接戦闘に対応するためにブレードアンテナが増設され額に1本、後頭部側に2本存在する上、グラディエーターモードでは第二の顔として機能する部分が後頭部に存在する。
頭部を180°回転させ各部に折り畳まれたブレードを展開することでグラディエーターモードへと変形、この状態では
ビームライフル、
ビームサーベル他アストレイ用の標準装備は使用出来ないため装備せず出撃することも多い。
発砲金属製である原型機アストレイシリーズと異なり、ミラージュフレームはライブラリアンによって組み立てられる際に
ヴァリアブルフェイズシフト装甲を採用されたことで実弾に対する耐久力が非常に高い仕上がりになっている。
また
ミラージュコロイドの散布能力を有し、これとヴァリアブルフェイズシフト装甲の「電圧に応じて色が変化する」という性質を組み合わせることで機体の外見を全く異なるものへ偽装する事が可能。
「ミラージュ」という名称はそれに由来する。紫色だからといってパープルフレームやヴァイオレットフレームではない。
コマンダーモードではその名の通り指揮官機として機能し、前頭部の1基により強化された通信機能を持つ。
一方グラディエーターモードでは展開した
Aソード、
Bソードによる近接格闘戦を行うが、それに対応した後頭部側のセンサーは近接時の情報収集に特化し自機の周囲に散布したミラージュコロイドの動きを把握し、
そのエリア内の物体の動きを感知するコロイド用のセンサーになっているのだが、至近距離の情報収集能力を高めるため遠方の情報収集能力がオミットされてしまう。
上記の通りアストレイシリーズの標準武装が用意されているが、グラディエーターモードでは扱えないため装備することが無いが、コマンダーモード時のみ使用できるミラージュフレーム専用装備として
天羽々斬という日本刀型の武器がある。
最終更新:2024年10月17日 02:13