ビームライフル

【武器名】 ビームライフル
【読み方】 びーむらいふる
【保有MS】 GAT-X105 ストライク

【詳細】

高エネルギーにより励起された荷電粒子やプラズマ等を臨界まで圧縮、抑制フィールドで収束することで直線的に発射する指向性エネルギー投射兵器。

ビームサーベルと同様莫大な電力を必要とすることから、宇宙戦艦規模の大型装備が必要不可欠であり、水中や空気中の熱対流等で軌道が偏向してしまったり拡散してしまう場合もあるため、安定した運用を行うには周辺の状況を考慮する必要がある。

MSサイズのビームライフルの実用化は長年研究が行われ、ザフトが開発したジンのバルルス改特火重粒子砲や、シグーディープアームズに試験用のビーム砲を搭載していたが排熱の問題がクリアできない等問題を多く抱えていた。
しかし、地球連邦軍がG兵器と呼ばれる新型のMS開発過程において小型化した高出力ジェネレーターの実用化に成功し、携帯用のビームライフルをMSに装備させることが可能となった。
その技術はオーブやザフトにも流出し、様々な進化を遂げることとなる。

コズミック・イラにおけるビームライフルの最大の問題点はやはり大量の電力消費。
基本的にバッテリー駆動の機体がほとんどでニュートロンジャマーキャンセラー搭載のフリーダム等は莫大な電力を賄えることから問題はなかったが、やはりバッテリー式では発射回数等に問題が残り、ライフルそのものにバッテリーを搭載したり、機体本体にサブバッテリーを積むなどの対処を行う機体も多い(バスター等)。

フェイズシフト装甲もまた大量の電力を消費することからエネルギーの関係で無闇な発砲は機体稼働時間の短縮を招くがエネルギー効率を改善したり、フェイズシフト装甲を改良したトランスフェイズ装甲ヴァリアブルフェイズシフト装甲等装甲技術の発展によってバッテリー式でも長時間の運用が可能となっている。

なお少々ややこしいがビーム兵器の小型化に先に成功したのは地球連合軍側であるが、ビームライフル自体はザフトが開発したMA-M20 ルプス ビームライフルが初めて実用化されたものとなる。
地球連合軍はその開発データを盗み出して初期GAT-X兵器の装備として開発しており、ルプスとストライク等が使うライフルの形状が似ているのはそのためであるとされている。

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最終更新:2025年01月28日 00:04