【詳細】
ザフトが開発した「ニュートロンジャマーキャンセラー」を初めて搭載した核駆動MS。
NJCにより、核分裂炉を搭載し無制限の電力供給が可能となったことで莫大なエネルギー使用を実現。
それを扱うための新型OSに加え、核エンジン、ドラグーンシステムといったザフトにとっての新技術を盛り込んだ機体であるため形式番号にはそれを示す「000」が与えられている。
本機はあくまで試作型であり、その大まかな設計は開発時間を短縮させるためいわゆるガンダムタイプとされる頭部以外は
ZGMF-600 ゲイツのパーツが流用されている。
ゲイツは他にも
YFX-600R 火器運用試験型ゲイツ改として後にフリーダムやジャスティス等に装備される武装を試験的に運用するためのMSのベースにされており、ある意味では本機とゲイツ改のデータを持って後の核動力機は完成したと言えるだろう。
本機の開発はザフトの三大設計局とも言えるアジモフ、クラーク、ハインライン設計局が担当した。
ちなみにベースであるゲイツの設計はその3局とは別のMMI社が担っている。
NJCは新規製造された頭部に搭載されており、テスト終了後サーペントテールに奪われたことがある。
核エンジンとNJCが切り離されているのは、当時まだNJCは実験段階であったため。
基礎データの収集を終えた後はパーツに分解され、機密パーツ以外は処分されるはずだったが、シーゲル・クラインの手によってジャンク屋を通じて地球へ輸送されることになった。
これは地球の深刻なエネルギー不足を解決するため、とされている。
その輸送中に上記の通りNJCを搭載した頭部ユニットをサーペントテールに奪われてしまったものの、後に返却されている。
その際にアンドリュー・バルトフェルドからドラグーンの設計図がもたらされ、ジャンク屋のリ・ホームによって改修を受けドラグーンシステムを追加装備することとなった。
なお頭部返却を受けるまではゲイツの頭部で応急処置している。
最終更新:2024年09月10日 02:23