【詳細】
「ダブルブイ」ことヴァリレオ・ヴァレリが主導する技術チームによって再製造されたカラミティをベースとしており、「ベース機の能力を2倍に強化するとともに弱点をカバーする」というコンセプトのもと、
337mmプラズマサボット・バズーカ砲 トーデスブロック以外のカラミティの武装を2倍装着している。
これによって機体重量も単純に倍加しており(81.48t→162.96t)、機動力の著しい低下を招いたものの、フロントアーマーや脚部に追加スラスターを装備することでそれを補強している。
またアクタイオン・プロジェクトによって再製造されたカラミティは原型機が既に存在せずワンオフ機であったこと、武装を倍加したことで開発費用がとんでもなく増加し、プロジェクト総予算の約半分はこのブラウカラミティの建造によって消し飛んだ。
そのためゲルプレイダーとロートフォビドゥンは再製造ではなく量産機をベースとし開発費を抑える方向となったものの、結局3機製造した結果かかった費用は総予算の2.6倍に及んだという。
ダブルブイは機にしていなかったが、開発過程で実用化した新装備の特許で帳尻を合わせるつもりだったとされている。
【余談】
月刊ホビージャパン連載の模型連動企画に登場したMSV。
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY R」にて、セイラマスオ氏が制作したプラモデルの作例を元に設定された機体であり、公式設定に組み込まれた。
最終更新:2025年03月08日 02:43