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ライダー

CLASS ライダー
マスター 川澄 明見
真名 ナポレオン・ボナパルト
属性 秩序・中立

筋力 C ■■■□□ 魔力 D ■■□□□
耐久 D ■■□□□ 幸運 B ■■■■□
敏捷 B ■■■■□ 宝具 B ■■■■□

スキル

騎乗:B+ 乗り物を乗りこなす能力。
魔獣、聖獣以外であれば未知の乗り物であっても自在に乗りこなす。
単独行動:D マスターなしに長時間現界可能となる。半日は魔力供給がなくとも行動可能。
ライダー時にもこのスキルは獲得している。
エジプトから単独でパリへと赴いたことに由来している。
対魔力:D 魔術に対する抵抗力。
一工程によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
カリスマ:B+ 軍隊の指揮において発揮される才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
合法的に皇帝にまで上り詰めたナポレオンは国家運営に十分とされるB以上であるB+となっている。
民衆に対しても発揮され、仮に選挙に出た場合は圧倒的な支持をえて当選する。
軍略:B+ 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
ナポレオンの場合、特に軍を機動的に動かすことに優れている。
皇帝特権:C 本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できる。
該当するのは剣術、射撃、仕切り直し、魔術、矢避けの加護などと多岐に渡る。

宝具

『余の辞書に不可能の文字は無い』(インポシブル・ネスト・パス・フランセーズ)
ランク:D 種別:対人宝具
レンジ:- 最大捕捉:1人
有名なナポレオンの格言。
自身に向けられるスキル、宝具などの「絶対、不可能、必中、必外」といった概念を無効化する。
必中の矢も避けることができ、必死の槍を受けても生き延びられ、敵の約束された勝利すら撥ね退け勝利することができる可能性を生むというだけで実際に「絶対」から逃れられるかは状況次第。
『大陸軍』(ラ・グランド・アルメ)
ランク:B+ 種別:対軍宝具
レンジ:1~99 最大捕捉:100人
ナポレオンの指揮の下、全ヨーロッパを震撼させたフランス陸軍を召喚する宝具。
歩兵、騎兵、砲兵を望むだけ召喚し、ナポレオン自らが指揮することで電撃的に敵を斃す。
素早く、巧みに兵を動かし敵を圧倒する。
各兵は「大陸軍という宝具の一部」として召喚され、一人一人のスペックは均一ですべてのステータスはE相当である。また、ナポレオンの指示には忠実に動くが自らの意志では行動しない。
軍勢を呼び出した時の魔力消費量は多いが砲や小隊を少数呼び出す程度ならそれほど魔力を消費せず、真名開放の必要もない。
この宝具で軍勢を指揮している間はナポレオンは自ら戦闘することはできなくなる。
神秘の薄いサーヴァントであるため同系統のものと比べると消費魔力量は少なめである。
『フランス民法典』(コード・ナポレオン)
ランク:B 種別:対民宝具
レンジ:1~30 最大捕捉:100人
所謂ナポレオン法典。史上初の近代的法典。
「万人の法の前の平等」「信教の自由」といった近代市民主義の法の源流となっている。
真名開放によってレンジ内の自身以外のクラススキルを無効にし、特定宗教への特効を全て無効にする。
ナポレオン自身はローマ・カトリックである。
『コルシカの食人鬼』(アンチクリスト)
ランク:C 種別:対人宝具
レンジ:- 最大捕捉:1人
生前ナポレオンの齎した大きな人命の喪失と自身の非人道さからつけられたあだ名。
真名開放すると悪魔めいた化け物へと変質する。
食人による回復能力の獲得や、筋力、耐久、敏捷、魔力のステータスの1段階の向上、Bランクの「狂化」の付与によって大幅にナポレオン本人の戦闘力が向上する。
ただし、『大陸軍』と『フランス帝国法典』は封印され、一部スキルもランクダウンする。
真名開放後、マスターの指示によって正気に戻ることもできるがその際に2レス間一切の行動が不可能となる。

装備

マレンゴ ナポレオンの愛馬。足は速い。
二人乗り可能。
サーベル 突きと切りを兼ねそろえた逸品。
『大陸軍』の指揮にも用いる。
マスケット 魔力によって装弾されるマスケット。
連射は不可能。

概要

白い軍服に赤いマント。黒と金の半月型の軍帽を被った黒髪の男。
金の瞳からは知性と野心が感じられるであろう。

言わずと知れたフランス革命の英雄。
一時期はスウェーデンとイギリス以外のヨーロッパ全土を支配下に置いたフランス皇帝である。
また、名実ともに神聖ローマ帝国を滅ぼした人物でもある。
ナポレオン法典の制定などによって後のヨーロッパの近代史に多大なる影響を与えた。
今回の聖杯戦争ではナポレオンを代表する格言、軍勢、法典、そしてつけられたあだ名の四つの要素を前面に押し出されている。

性格は尊大であるものの計算高く、常に二手三手先のことを考えている。
前マスターとは性格が合わず関係が破綻している。そのため、前マスターはナポレオンの革命に倒された。
明見との関係は良好であり、守らねばならない民という認識をしている。
明見の生活を壊してしまったことに少し申し訳なさを感じているようだ。そのためか、明見を軽んじることは今のところはない。
マスターが頼りない一市民であるため天才は再び独りで戦いをする。

幕間の物語

+ Premier Revolution
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」


ルーマニア、ミレニア城塞
ある日、この地でとある秘儀が行われた。


みたせ みたせ みたせ みたせ みたせ
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」

王の間、その中央で床が光り輝いていた。
それを者たちは息を凝らし、瞬きを止めてそれに見入る。
玉座に座す男も、その輝きに見入っていた。
輝く床――否、これは魔方陣だ。
ここで行われるのは、神秘の儀式なのだ。

        セット
 「―――――Anfang」


 「――――――告げる」

魔方陣のそばには一人の青年。
この間にいるあらゆる者――魔術師たちのなかでも、最も若いかもしれない男。
祭壇には一挺の拳銃――しかし、古い。

「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。

 汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――」

魔方陣の輝きに、王の間が呑まれる。
奇跡が、充ちる。
風が、吹き荒れる。
そして――― そこには―――――


『サーヴァント、ライダー。ここに参上した。
 貴様か?我を呼び出したマスターと言うのは―――――』


皇帝が、いた



―――――

「私の命令に従えないというのかっ!ライダーッ!!」

日本、冬木
新都のビルの林の合間で、一つの喧騒が起きていた。

『ああ、我は第四の宝具を開放する気などはない。』

一人は、黒いコートを纏った西洋人の男だった。
もう一人も――西洋の男だ。
が、違う。あまりに違いすぎる。
その違いを表す適当な言葉は、風格。

「とっとと悪魔になって!その高いステータスでッ!押し切っていけば勝つのは簡単だと言ってるだろォ!?
 マスターの俺の方針に従えサーヴァントォッ!!」

コートの男――アンドレア・コッド・ユグドミレニアは顔を赤く染めて吼える。
もう一人の男、白い軍服の男はそれをどこ吹く風かと受け流す。
そして、アンドレアに冷たい眼差しを向ける。“見損なった”とでも言わんばかりの眼差しを。

「令呪を以て命ずるゥゥゥ!!『我が革命に、倒れよ』

軍服の男が、告げる。
革命は、成功したと。
アンドレアの右手が舞う。アンドレアの表情が驚愕に固定され―― そのまま永遠に固められた。
胸元には穴。軍服の男――英雄の手には、血に濡れた剣。
敗者はゆっくりと倒れ、英雄は振り返る。
そして、告げる。

『貴様――新たな我が主となれ』


―――――

やっぱり、つまんない
アタシは深々と溜息。やっぱダメみたい。
毎日毎日変わんない。ちょっと髪染めてみたりはしたけど、やっぱりダメ。
このままだと、アタシ腐っちゃう。
なんかないのかなーオモシロいこと。


「あっ、これチョーイケてるじゃん☆」

学校帰り、いつものショッピングモールでちょっと寄り道。
カワイイ服みたりして、もりあがってるってカンジ?
なーんにもない毎日だけど、これはちょっと楽しい。
アタシ、真面目ちゃんよりもこっちの方が向いてたっぽい!

「―――あれ?今向こうの方に――ナンカ――?」

もりあがってるとき、向こうの方にナンカあるのが視えた。
アタシ、昔から視力がすっごくイイんだけど、ちょっとヘンなんだよね。
見えるはずがないものが見えるってゆーか☆
今日もそんなよくある幻覚の一つかなーって思ったんだけど、なんでだろ?なんか惹かれる。
アタシ、オカルトはムリなはずなんだけどなー
まっ、ちょっと見てみますか!どーせやることもないんだしね☆


ってノリでなんとなくそのナンカを見に来たんだけど…今メッチャ後悔。
マジギレしてるじゃん!あのひと!
マジヤバ…盗み見るんじゃなかった………
けど、なんか動いてもヤバそうだから動けない。
あのコスプレっぽい人…風格っていうかオーラっていうかもうとにかくマジヤバい!
にらまれたら死ぬって!コワすぎ!

けどこれ、マジなんなんだろ?
ケンカって思ったけどあのコスプレの人はずっと平然としてるし。
何より、ライダーとかホーグーとかイミわかんないんですけど。
だけど、なんか気になる…気づいたらムチューで聞いてる。アタシらしくないことに。
なんて思ってたけど――あのコスプレの人が持ってるのって、何?剣?

あ―――

コ、コートの人―――

し、死んでるよね―――?

声も、出せなかった。怖かった。
震えが止まらない。
逃げな――――


『貴様――新たな我が主となれ』


見られてる。逃げれ、ない。
言ってることはわかんない。怖い。怖すぎる――けど、なんだろう?
なんか――ドキドキしてる。
だからかな、声が、出たのは―――


「はっ、はいっ!だ、だから――殺さないでくださいっ!」



『フッ――――よかろう、契約成立だ』





―――――


ライダー陣営、契約完了

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最終更新:2016年08月05日 13:24