武将名 |
きっかわつねいえ |
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UC吉川経家 |
吉川経安の嫡男。織田家の羽柴秀吉による中 国侵攻が進む中、鳥取城主となる。来襲して きた羽柴軍が徹底した兵糧攻めをしかけてき たため、場内には餓死者が続出したといわれ る。4ヶ月以上に及ぶ籠城戦の末、城兵の命 と引き換えに降伏し、自刃した。
「らっしゃああ!! . 黙って俺についてこいっ!!」 |
出身地 |
石見国(島根県) |
コスト |
1.5 |
兵種 |
騎馬隊 |
能力 |
武力6 統率3 |
特技 |
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計略 |
決死の戦い |
武力が上がり、兵力が最大兵力を超 えて回復する。ただし効果終了時に 兵力が下がる。 |
必要士気3 |
Illustration : 松野トンジ |
毛利家における数少ない騎馬隊の内、Ver2.0現在唯一のUC以下のカード。
勢力唯一コスト比武力が最高値の騎馬であり、武力要員としてのコストパフォーマンスを求めるならこの1枚。
計略の「
決死の戦い」は武力を多少上げて兵力を最大値が超えて回復する計略であり、仕事の多い騎馬にはありがたい。
大筒や虎口を守る時や、兵力が少なくなった時の緊急時などに使える。
騎馬なので兵力が減ったらすぐ城へ帰り、兵力減→撤退のデメリットを回避しやすいのも良い。
ちなみに戦国大戦の毛利家では吉川元春をはじめとして吉川家が騎馬隊に設定される傾向にあるが、
元春の安芸吉川氏と、経家(経安)の石見吉川氏は、実は違う一族である(宗家・分家なので元をたどれば同じだが)。
安芸吉川氏は元就によって嫡男を謀殺されて乗っ取られた一族であり、これがゆえ、元春より上の代の安芸吉川氏は毛利家としてカード化されていない。
(経家・経安は元就とは特に因縁はないので味方としてカード化された)
彼が鳥取城の戦いにおいて自刃した際に書いた遺言状が5枚中3枚現存しており、今でも吉川資料館に保存されている。
カードではサングラスにファンキーな台詞になっているが、子供たちに宛てた遺言状は、慈愛に満ち溢れた内容となっている。
なお、吉川氏は日本古来から続く由緒ある藤原南家の名族(源・平より格上の時代もあった)で、実に
奈良時代から現在まで
続いている。
「笑点」の司会者等で知られる落語家の故・5代目三遊亭圓楽はその末裔の一人である。
中国地方の覇者である元就が吉川を乗っ取らなかったら戦国時代で途絶えていた可能性が高いことを考えると中々感慨深い。
最終更新:2012年12月12日 21:49