士気あふれ

士気あふれとは
士気が最大値まで溜まっていて、それ以上士気が増加しなくなっている状態のこと。
士気フローとも言う。

士気は、戦闘中一部の計略の効果が及ばない限り常に一定の速度で増加していく。
そのため一試合中に使用出来る士気の総量には上限があるので、士気あふれを起こすと結果的に使用出来る士気の量を削ることになる。
計略のやり取りが勝敗を決定する大きな要因であることから、
このように自ら使える士気を削っている状態は、不利であり避けるべき状況であると言える。
特に多勢力でデッキを組む場合は最大士気が勢力数に応じて下がるため(二色で9.三色で7.それ以上で6)必然的に士気あふれが発生しやすいので注意が必要。
初心者は単一勢力でデッキを組むべき と言われるのも、多勢力デッキにおける最大士気減少により発生しやすい士気あふれと士気差分不利だからである。

士気あふれを避ける為、あらかじめデッキに低士気で長く効果が続く計略を持つ武将を組み込んでおくこともある。
士気があふれそうな状態で計略を使用しても、次のぶつかり合いまで効果が続いているため士気あふれによる不利を軽減することが可能。
今川の精鋭計略や織田の母衣武者の構え、まつなどが該当し、これらの低士気長時間計略を総称して「士気あふれ対策」「士気フロー計略」などと呼ばれる。

ただしコンボを前提とするデッキなどでは多少の士気あふれが起きたとしても、常に計略が使用可能な士気を維持したほうが良い場合もあり
意味も無く士気を使えば良いというものではない。
計略を使うのが目的ではないので、攻城に結びつかない士気使用は士気あふれと同じである。
「もったいない」と感じても、戦略的にはあえて士気あふれを容認したほうが良い場合もあることを忘れずに。

今の士気の数字だけ見るのではなく士気の上昇速度を計算に入れて、
ぶつかり合いのタイミングで士気がちょうど溜まるように立ち回れるようになれば一人前と言えるだろう。


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最終更新:2011年05月14日 07:07