仮面ライダーゼロワン フレイミングタイガー

「プログライズ! Gigant flare フレイミングタイガー! Explosive power of 100 bombs.」

【ライダー名】 仮面ライダーゼロワン フレイミングタイガー
【読み方】 かめんらいだーぜろわん ふれいみんぐたいがー
【変身者】 飛電或人
【スペック】 パンチ力:12.3t
キック力:37.3t
ジャンプ力:ひと跳び22m
走力:100mを3.6秒
【基本形態】 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー
【声/俳優】 高橋文哉
【スーツ】 縄田雄哉
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン(2019年)
【初登場話】 第5話「カレの情熱まんが道」

【詳細】

飛電或人がフレイミングタイガープログライズキーと飛電ゼロワンドライバーで変身したゼロワンのフォームチェンジ形態の1つ。
プログライズキー内の「ライダモデル」からトラの力を獲得した燃焼発熱能力を持つ。

衛星ゼアより射出されたトラ型のライダモデルが分離し、ゼロワンのボディへとプリントされる形で装着される。
その際、ライジングホッパーの装甲は分離して移動、ホッパーマスクは両腕部へ、ホッパーブレストの上半分は両肩に移動し、下半分は左右に分離して脇腹へと移動している。

手のひらから属性攻撃を放つという点では、後に登場したフリージングベアーと酷似した戦闘スタイル。
超高温の炎を放って相手を牽制しつつ、熱を利用した格闘攻撃で相手と戦う。

機動性を高め素早い格闘戦や高い回避能力を得たフレイミングタイガーと比べ、フリージングベアーは相手を凍らせ砕く、攻撃も極低温の装甲で氷結させ粉砕するなど戦闘スタイルは真逆。

「Explosive power of 100 bombs.」は「その威力は爆弾100発分だ」というような意味を持つ。

【各種機能】

通信衛星ゼアより射出されるトラ型のライズモデルが分解され、ライズアーキテクターへとプリントされ装甲として装着されている。

ライジングホッパーの装甲が分離し、それぞれ適した位置に移動し再結合することでフレイミングタイガーの戦闘スタイル、能力に適したシステムとして機能する。

ホッパーマスクは中央から分離して両腕側面へと移動、むき出しとなったアーキテクトヘッドを新たに形成されたマスクが覆うことで、
トラの能力を利用し装着者の能力を拡張したタイガーヘッドとへと新造。
方式の異なるイメージセンサーを複眼上に集合させたタイガーアイは、耐熱バイザーにより遮熱と放出した高熱で生じる歪みを補正し、炎の中や高温下でも視界を確保する。
通信衛星ゼアからの高高度観測情報を自らの視界とすることで、密林などの見通しの悪い場所でも効果を発揮。
顔面装甲タイガーフェイスは耐熱性能に優れ、アンテナや視覚装置、聴覚装置が装備され、顔面を防護する。
額のタイガーアンテナは建造物や樹木等、電波を遮る障害物によって生じる電波障害に対応するため、方位角、仰角の異なる複数のアンテナを内蔵し、
個別に周辺情報を受信している。
トラの耳を模したタイガーイヤーは柔軟な構造であり、戦闘時の破損を防ぎ、回転させることであらゆる角度の音を拾うことが可能。

胸部は耐熱性能に優れたタイガーブレストと呼ばれる胸部装甲に覆われている。
内部にはバーニングラングが内蔵され、取り込んだ熱気流から熱を取り除くことで炎の中や高温化での呼吸を可能にしている。
この際に取り出した熱はタイガーガントレットへと送り込んだ回生システムが組み込まれており、エネルギーの効率化が図られている。

バーニングラングによって得られた熱が送り込まれるタイガーガントレット、前腕部を覆う装甲はパンテラバーナーと呼ばれるエネルギー燃焼開放装置が内蔵されており、
手のひらの放射口から放出される火炎は最高1800℃にも達する。
元から炎を生み出す機能があるが、バーニングラングが周囲の熱気流を取り込み、取り除いた熱をガントレットへと送り込むことで発熱のための必要エネルギーを低減する仕組みなのだと思われる。
また、高温化させた指先のタイガークローを赤熱化させ対象を溶断することも可能。
パンテラバーナーから放出される炎は球状やリング状などの様々な形状に変化させることが出来る。

タイガーガントレットが放出した炎を利用する機能を持つタイガーショルダーは、火炎制御装置トラフエンブが内蔵され、
ガントレットが放出した炎を上半身へと纏わせパンチの破壊力を向上させる等、格闘戦に転用する。
全身の柔軟性を向上させるモビフレクサーが組み込まれ、しなやかな動きで運動性を高め、攻撃回避能力を向上させる。
モビフレクサーはタイガーレッグにも組み込まれており、こちらにもトラフエンブが内蔵されているため、放出した炎を下半身にまとわせキックの破壊力を向上させる。
脛部装甲であるタイガーグリーブは脚部の柔軟性や運動性をサポートするために衝撃吸収能力に優れており、跳躍力と走力のバランスが良く、陸上における総合力を高めてある。

フレイミングタイガーのブーツ、タイガーブーツはヌーブ硬度8200の硬さを持つヒデンアロイ製の装甲で覆われている。
タイガークローが内蔵され、展開することで厚さ2mの鉄塊を引き裂く破壊力を生み出す。
おそらくこちらもタイガーレッグの機能によって両手のタイガークローと同様、赤熱化させ対象の溶断も可能と思われる。

必殺技は輪っか状の炎を放射して、そこをくぐりながら赤熱化させたタイガークローで対象を両断する「フレイミングインパクト」。
更にアタッシュカリバーにフレイミングタイガープログライズキーをセットし斬撃効果のある炎で相手を両断する「フレイミングカバンダイナミック」。

【活躍】

第5話から登場。

ビカリアマギアとの戦いの中で変身。
熱攻撃を使い、マギアの硬いボディを破壊し倒した。

第7話ではマンモスマギアに対して、直接同フォームへと変身する。
マンモスマギアのパワーには柔軟性を高めるこのフォームでは相性が悪く、更に高熱攻撃も吸い込まれてしまうため、バルキリーから渡されたフリージングベアープログライズキーを使ってゼロワンフリージングベアーへと変身し撃破が行われている。

第8話では2体目のドードーマギア戦で変身。
バイティングシャーク、フリージングベアーから続けて変身し、フレイミングタイガープログライズキーをアタッシュカリバーにセットしたフレイミングカバンダイナミックでドードーマギアを撃破した。

以後の戦いでは登場する回数は少ない。

【余談】

「トラ」と「炎」をいう組み合わせになったのは、サーカスなどで行われる火の輪くぐりのイメージからか。

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最終更新:2025年06月22日 13:39