「フォースライズ! フライングファルコン! Break down.」
【ライダー名】 |
仮面ライダー迅 フライングファルコン |
【読み方】 |
かめんらいだーじん ふらいんぐふぁるこん |
【変身者】 |
迅 |
【スペック】 |
パンチ力:9t キック力:30.1t ジャンプ力:ひと跳び23.8m 走力:100mを4.1秒 |
【別形態】 |
仮面ライダー迅 バーニングファルコン |
【声/俳優】 |
中川大輔 |
【スーツ】 |
永徳 |
【登場作品】 |
仮面ライダーゼロワン(2019年) |
【初登場話】 |
第6話「アナタの声が聞きたい」 |
【詳細】
迅がフライングファルコンプログライズキーと滅亡迅雷フォースライザーで変身した仮面ライダーの基本形態。
プログライズキーに記録されたハヤブサ型の「ライダモデル」の能力が各種装備に反映されており、背中の翼を展開することで高速飛行能力を有する。
滅亡迅雷.netの仮面ライダーは基本的に滅亡迅雷フォースライザーというフォースライザーのカスタム版を用いて変身するためか、全体的なシルエットが似通っている。
迅もまた
仮面ライダー滅と瓜二つのボディを持つが、プログライズキーの能力が反映された背面ユニットと頭部ユニットは滅と異なる特性を持つ。
専用武器は特にないが、飛行能力とヒューマギアとしての人知を超えた腕力により、反動の強いアタッシュショットガンも軽々と使用できる。
【各種機能】
仮面ライダー迅の全身はアグメントスーツと呼ばれるベーススーツに覆われている。
特殊生地のテキスタウォールで作られたスーツは通気性や浸透性が限りなく低く、腐食性の液体を防ぎ、
高い気密性を活かし内部の圧力を外気圧より高く保つことで、有害物質との接触を遮断することが可能。
また、表面に施された特殊コーティングにより電波を反射し、赤外線の放射が非常に低く抑えられており、優れたステルス性を発揮している。
このベーススーツにチェインブロッカーと呼ばれる装甲を配置し、それらをリストレントケーブルによって迅のボディに拘束しているのが仮面ライダー迅である。
チェインブロッカーは滅亡迅雷フォースライザーの機能でオーバーロード状態となった生物種のデータイメージ「ライダモデル」を強制的に装甲として装着させたもので、
攻撃を受けやすい部位を厚い装甲で集中的に保護することで防御力を保ちつつ、不要な装甲を削ることで総合的な防護能力を最大化している。
割り切った配置ゆえ、装着者の動きへの追従性能も高く機動性を損なわない。
装甲をボディへ縛り付けているリストレントケーブルは全身各部を走る機能性伝達ケーブル。
滅亡迅雷フォースライザーとつなぐことでベルトからのエネルギー供給や情報を伝達する。
高い靭性や自在に伸縮する特性を活かして、分離したライダモデルを拘束し、装着者と強固に結束する役割を持つ。
なお、チェインブロッカーの制御は胸部のコアブレストで統括しており、各部の運用状況を随時モニタリングしてエネルギーの分配等の制御を担っている。
想定ダメージレベルを大きく超える衝撃や、ダメージ蓄積が限界を超えた場合はチェインブロッカーの装着を解除することで衝撃を吸収して装着者を保護する。
滅亡迅雷フォースライザーが生み出すエネルギー供給を受けたフォースアーム、及びフォースレッグは、装着者の腕力を約4.8倍、脚力を約6.4倍に強化する。
アグメントスーツの一部であるフォースグラブも同じくベルトからのエネルギーを供給されることで握力を高め、触覚センサーの感度を約3倍へと引き上げる。
指先を鋭利な装甲で覆っており貫手等が強力な武器として機能する。
アグメントスーツの頭部部分、アグメントトップに仮面をバンドで固定したようなファルコンヘッドは、翼を広げたハヤブサを模している。
エメラルドの複眼ファルコンスコープは望遠機能や目標追尾機能に優れ、イメージングレーダーのモニターとして機能することで、
高度差や距離があってもロックオンした標的を逃さず追尾する。
これによって高高度から目標に急襲するホーミングキックが可能。
顔面を保護するファルコンゴーグルは小翼としても機能し、レーダーや視覚装置が装備され、防護と共に飛行のための能力を増強する。
このゴーグルにはファルコンファインダーと呼ばれるレーダーが組み込まれており、3次元レーダーやイメージングレーダー等数種のレーダーを併用し、
飛行物体や気象、地上の情報などを得ることが可能。
ここで得た情報は額のファルコンシグナルへと送信され、周辺情報と飛行状況を分析し、ルートの候補や高度、翼の形状など飛行に必要なデータを迅に提供している。
側頭部にはリストレントケーブルを通して聴覚情報を装着者に伝えるヒアリングバックを備える。
迅のブーツ、ランディングブロッカーは装甲材に覆われ、その強度を活かし人間が踏み入れることのできない極限環境での活動を可能にする他、
走力やキック力を向上させている。
必殺技はベルト操作で発動する「フライングユートピア」。設定上「フライングディストピア」も使えるはずだが未登場。
また、第16話では滅の残したキーを使い、「スティングカバンショット」を使用した。
【活躍】
第6話にて登場。
挙動が不安定な迅を沈静化させるため、滅が滅亡迅雷フォースライザーを装着、ゼロワンから強奪していたフライングファルコンプログライズキーを使って変身する。
以後、迅の戦闘形態として登場し、滅や弟分だったドードーマギアらと共にゼロワンやA.I.M.S.のライダーたちと戦うも、
拠点が明らかになってしまったことで、A.I.M.S.との全面対決となり、過程で滅が機能を停止。
これによって迅の中に憎悪の感情が生まれシンギュラリティに到達し、「アーク」が増産したトリロバイトマギアの大群を率いて人類への直接攻撃を行う。
そして、第16話でゼロワンシャイニングアサルトホッパーとの戦いを演じ、必殺技「シャイニングストームインパクト」を受け変身を解除。
耐久限界を超える攻撃を受けたことで迅もまた機能を停止し、そのボディは爆散し消滅した。
プログライズキーは残った。
最終更新:2024年06月30日 19:01