仮面ライダージャックリバイス

「俺っち!スイッチ!ワンパンチ!  Come on! バ・バ・バ・バイス! Rollng! バイ!×3バイス!
バイスアップ! ガッツリ!ノットリ!クロヌリ! 仮面ライダーリバイス! バイス!×3」

【ライダー名】 仮面ライダージャックリバイス
【読み方】 かめんらいだーじゃっくりばいす
【変身者】 バイス
【スペック】 パンチ力:58.4t
キック力:117.3t
ジャンプ力:ひと跳び85.1m
走力:100mを1.4秒
【基本形態】 仮面ライダーリバイ レックスゲノム
【声】 木村昴
【スーツ】 永徳
【登場作品】 仮面ライダーリバイス(2022年)
【初登場話】 第22話「ドッタンバッタン・・・空気階段!?」

【詳細】

仮面ライダーリバイがリバイスドライバーにローリングバイスタンプを装填し変身したリバイとバイスの融合強化形態。

仮面ライダーリバイとバイスは個別に独立した存在であり、両者の合体、あるいは融合はリミックス変身でのみでしかなし得なかった。
それを果たしたローリングバイスタンプはこれまでリバイスシステムの各種アイテムを作ってきた「ジョージ・狩崎」の作ったものではなく、彼の想定を超えた機能であり開発者にとってもアイテムの機能を知らず言われるがままに使ってしまった一輝とバイスにしても、イレギュラーな形態といえる。

外見はレックスゲノムのリバイを漆黒に染め上げた姿だが、左半身がバイスを思わせる棘に覆われているなど、カラーリングも相まってかなり禍々しい、いや悪魔的な姿をしている。
色合い的には仮面ライダービルド ラビットタンクハザードフォームに見られるような、ライダーの暴走形態を思わせる。

この形態の最大の特徴は、これまで一輝側に付随する形でしか行動できず、
自発的な変身やフォームチェンジが一切できなかったバイスが主導権を握っているということ。
つまり契約者とその悪魔の関係が入れ替わる。

バイスの不調を遠因として初変身してから暫くの間、一輝はこれまでのバイスのように他の人間には不可視の幽霊のような状態となって物理的な干渉は不可能になってしまい、代わりにバイスの方は常に実体化し好き勝手行動するようになってしまった。

ただ、これまで戦いと対話を積み重ねてきた一輝とバイスの関係性は変わらず、バイスは好き勝手行動し一輝の財布に損害を与えたものの暴れまわるようなことをせず、ふらふらしていたのは今までの自分同様の存在になってしまった契約者の身を案じてのことだった。

しかし、バイスの不調はそれまで判明していなかった悪魔「ギフ」との繋がりが原因であり、徐々に悪魔「ギフ」の影響が働き、同形態でのバイス暴走の引き金となる。

身体スペックはボルケーノレックスゲノムをも凌ぎ、バイスが主導権を握れることから実質的にバイスの強化形態とも言える特殊なフォームといえる。
また、デッドマンと人間の契約破棄機能は持たない、あるいは出来てフェーズ2までと思われるので、そういった面ではジョージ・狩崎開発のアイテムを使ったリバイの方が強い。

ローリングバイスタンプはドライバーから取り外すことで武器としても使用可能、他の武器の「オーインバスター50」など、他のフォームでも使っていた武器を扱うことも可能。

バイス主導で戦っていた際には悪魔らしい力に物を言わせたスタイルで2体のデッドマンを瞬殺している。

【各部機能】

ジャックリバイスの頭部を覆うのはジャッキングゲノヘッド
頭部は左右の部位で形状が違う。

頭部装甲ジャックリバイスリバイトップ
レアメタル「アストメタルム」を主材とした強固な装甲を卵型の形状にすることで衝撃を効率良く逃がして頭部を保護している。
また、悪魔の力により硬度を自在に変化させることが可能となり、敵の攻撃特性に柔軟に対応する。

アスチュートバイスヘアーはジャックリバイスのアンテナ。
悪魔の感覚を極限まで鋭敏にすることで、周囲の状況を高精度に捉えることが可能となる。
これにより、悪魔の探知や攻撃回避能力を引き上げている。

パワーリバイアイはのジャックリバイスの右目。
仮面ライダーリバイの優れた動体視力と広い視野角がさらに強化され、鋭敏な感知能力と併せて、敵の動きを的確に捉えることができる。
パワーバイスアイはジャックリバイスの左目。
視力は人間の単位に当てはめると11.2程度。
これまで捉えることの難しかった悪魔の存在も視覚化することが可能となり、攻撃の命中率を飛躍的に高めている。

ジャックリバイスシグナルはジャックリバイスの調整器。
極大化した悪魔の力の配分を最適化することで攻防のバランスを調整している。

ジャックリバイスクラッシャーはジャックリバイスの口腔部。
悪魔の力による激しい消耗を補う程の高濃度酸素を供給する機能を持つ。
また、悪魔の牙を展開することで、カミツキ攻撃が可能。

ジャックリバイスの纏う強化スーツジャッキングゲノミックスーツ
バイスアップと同時に展開され、変身ベルト「リバイスドライバー」から供給される遺伝子情報を再構成し、変身者を仮面ライダージャックリバイスへと変える。
ダークトーンのカラーリングはバイスに特化したチューニングによるもので、戦いを重ねる度に悪魔の力を増強していく。
ジャッキングゲノブレスト
ジャックリバイスの保有する胸部。
変身者の悪魔を顕在化させ、その本性を呼び覚ますことで極大化した力を肉体に還元する機能を持つ。
リバイスシステムを統合した悪魔の力を操る戦士を誕生させる。

ジャッキングゲノショルダーはジャックリバイスの保有する肩部。
レアメタル「アストメタルム」を主材とした装甲は、悪魔の力により硬度を自在に変化させる。
鋭利な棘「バイスニードル」を全身各部に展開可能。

腕部ジャッキングアームは強化スーツ「ジャッキングゲノミックスーツ」からのエネルギー供給と制御不能なまでに極大化された破壊衝動により鬼神の如き圧倒的な腕力を生み出している。
ジャッキングゲノグローブは拳を覆うグローブ。
変身者の握力を強化して悪魔の力を帯びたパンチ力を高めている。
指先には悪魔の如き漆黒の爪を備え、あらゆるものを切り裂く。
ローリングバイスタンプを扱うための特殊な調整が施され、必殺技「ローリングライダーパンチ」の発動を可能としている。

脚部ジャッキングレッグは強化スーツ「ジャッキングゲノミックスーツ」からのエネルギー供給と元来、
悪魔が持つ特殊能力が還元されたことで、走力やジャンプ力を驚異的に向上させている。
ジャッキングゲノブーツは脚を覆うブーツ。
変身ベルト「リバイスドライバー」の操作を受けて、連続ローリングにより悪魔の力を増幅させる必殺技「ローリングスタンピングフィニッシュ」を発動する。

必殺技はローリングバイスタンプを使って放つ「ローリングライダーパンチ」、キックを繰り出す「ローリングスタンピングフィニッシュ」など。

【活躍】

第22話にて登場。

シャーク、エレファントの2大デッドマンを相手にバイス人格で暴れまくり、撃退する。
更に23話で再びバイス人格にて戦い、シャーク、エレファントの2大デッドマンを撃破した。

実は使用するバイスタンプは「ジョージ・狩崎」が制作したものではなく、父親の「狩崎真澄」が制作したもので、内なる悪魔とは何かを疑問視させるものだった。

以後も28話まで活動している。

【余談】

第22話で登場したが、ライダー自体の情報は翌週の第23話で紹介されている。
仮面ライダーリバイスが登場した後は変身せず、スーツはベイルが変身する疑似ライダーのクリムゾンベイルに改造された。

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最終更新:2024年12月11日 19:58