仮面ライダープラチナガッチャード

「ホッパーオン! ガッチャーンコ!
ガッチャ!ガッチャ!ガッチャ! プラチナガッチャード!」

【ライダー名】 仮面ライダープラチナガッチャード
【読み方】 かめんらいだーぷらちながっちゃーど
【変身者】 一ノ瀬宝太郎
【スペック】 パンチ力:64t
キック力:91.1t
ジャンプ力:ひと跳び153.1m
走力:100mを1.9秒
【基本形態】 仮面ライダーガッチャード スチームホッパー
【声/俳優】 本島純政
【スーツ】 永徳
【登場作品】 仮面ライダーガッチャード(2024年)
【初登場話】 第27話「ガッチャ!クロスホッパー!」

【詳細】

一ノ瀬宝太郎がガッチャードライバーに「テンライナー」、「クロスホッパー」のライドケミーカードを装填し、召喚された両ケミーをドライバーに合体させた状態で変身した仮面ライダーガッチャードの超強化形態。

ビークルケミー「テンライナー」はスチームライナー、インセクトケミー「クロスホッパー」はホッパー1が自らを再錬成してレベルナンバー10に至った状態であり、パーツを展開したテンライナーにクロスホッパーが乗り込み(ホッパーオン)それを合体させたガッチャードライバーは人間と2体のケミーによる混合錬成が可能となる。

テンライナーのみで変身したアイアンガッチャードと異なり、厚い友情で結ばれた2体のレベルナンバー10のケミーと変身者だけが到達した錬金素体クロステンライダケミドールという肉体を纏う。
アイアンガッチャードの負担の大きさを本来のガッチャンコ対象であり、同じレベルナンバー10となったクロスホッパーでその負担を軽減することに成功。
これによって安定した力の運用が可能となり、スペックも大幅に向上した。

全身に重苦しい甲冑を装着したアイアンガッチャードから黒い装甲を全て取っ払い、白金の輝きを持つシンプルに纏まった姿。

プラチナガッチャードのその最たる能力は101体全てのケミーとの協力、連携攻撃にある。
両手両脚に備わる「ユニゾンホッパリングクラッシャー」、「ユニゾンホッパリングプレッシャー」はガッチャードライバーに装填したケミーの力をかけ合わせて扱う事が可能になり、汎用性が大幅に向上している。
蹴りにゴキゲンメテオンの隕石を乗せて離れた場所を攻撃したり、カイザービーとメカニッカニの力を組み合わせ変則的な移動からの蹴りのモーションに合わせ無数の針を飛ばしたりと、その組み合わせは極めて多岐に渡る。

ユニゾンさせるカードは1枚から可能であり、劇中では最大5枚のユニゾンを披露している。
100体のケミーが揃っていないと全力を出せないニジゴンが使えない場合レインボーガッチャードでは対応できない状況に陥った時などレインボーガッチャードで対応している場面も多い。
また変身アイテムがケミーであるためか、宝太郎が行動不能の状態であってもクロスホッパーとテンライナーが行動可能であれば両者の協力でプラチナガッチャードに変身が可能という利点もある。

専用武器は持たないものの、エクスガッチャリバーを戦闘に使用する場面も多い。

【各種機能】

プラチナガッチャードの頭部は金色の装飾が特徴的なプラチナガッチャードマスクに変化。
頭頂部のユニゾンライドトップはガッチャードライバーに装填されたライドケミーカードの力を加えた混合ベクトルにより様々な方向に強化する「ユニゾン」が錬成され、必殺技「プラチナシュートフィーバー」が発動可能となる。
アンテナとなるレアホッパーロッドはインセクトケミー「クロスホッパー」の超感覚機能を受け継ぎ、接触、気流、熱、音に加え匂いの感知や味覚をこれまでの10倍の感度で感じ取ることで微細な環境の変化に対応が可能。
人間の視力を30倍に強化するプラチナベクトアイは水流や風向、物質にかかる荷重の大きさと方向など視界内の様々な物理現象を大小様々な矢印で表示して視認する。
口元はレアライナークラッシャーという装甲に覆われ、ケミーの中で一番の硬さを誇るといわれるビークルケミー「テンライナー」の装甲を受け継ぎ、優れた耐圧、耐衝撃性能により頭部全体を保護する。
額部分にはワイズシグナルという錬成状態を随時調律する機能を持ち、必要に応じて錬成解除を判断するなど、変身者の保護を最優先する役割がある。

プラチナガッチャードの肉体は厚い友情で結ばれた2体のレベルナンバー10のケミーと変身者である一ノ瀬宝太郎のみが到達した、高次元で融合を果たした専用の錬金素体クロステンライダケミドールとなった。
従来のライダケミドールを遥かに上回る運動性能と強度を持ち、最高の完成度を誇る。

胸部部分にはアイアンガッチャードと同様のテンライナーの機首部分を模した変換炉プラチナパッションアタノールを持つ。
絶えることのない友情や情熱、希望といった変身者の内なる感情を触媒として万物から莫大なエネルギーを安定的に錬成可能。
更にプラチナパッションアタノールの近くにはレベルナンバー10のインセクトケミー「クロスホッパー」の意志を宿すクロスホッパーシンボル、レベルナンバー10のビークルケミー「テンライナー」の意志を宿すテンライナーシンボルがおかれ、2体は一ノ瀬宝太郎と共に強敵に立ち向かう。

両腕のユニゾンホッパリングラッシャーは極限まで高められた俊敏性を持つ筋肉に、臨界圧力によるスチームコンプレッションを加えることで超高圧パンチの超速ラッシュを繰り出す。
更にガッチャードライバーに装填されたライドケミーカードの力を加えた混合ベクトルにより様々な方向に強化する「ユニゾン」が錬成され、必殺技「プラチナシュートフィーバー」が発動可能となる。

脚部は直進性に優れたユニゾンホッパリングプレッシャーを備え、俊敏なフットワークと極限の跳躍力を発揮。
ここから繰り出されるキックはホップを重ねる度に重量交換と臨界圧力によるスチームコンプレッションの加圧を行うことで破壊力を上昇させていく。
更にガッチャードライバーに装填されたライドケミーカードの力を加えた混合ベクトルにより様々な方向に強化する「ユニゾン」が錬成され、必殺技「プラチナシュートフィーバー」が発動可能となる。

必殺技は「プラチナシュート」、「プラチナシュートフィーバー」。
プラチナシュートはプラチナガッチャード単体で発動する必殺技であり、プラチナシュートフィーバーはユニゾンした他のライドケミーカードとの連携必殺技となる。

【活躍】

第27話で初変身。

グリオンによって全てのライドケミーカードを奪われてしまった宝太郎だったが、暗黒の扉を開くための鍵とされていたケミー達への決死の説得によってホッパー1が他のレベルナンバー10のケミー達から力を与えられたことで新たなレベルナンバー10へと到達。
そうして誕生したクロスホッパーと、スチームライナーを古代錬金術で再錬成したテンライナーが協力することで変身を果たした。

その性能はグリオンが変身したドレッド参式を遥かに上回り、これまでに宝太郎が築いてきたケミーと怒涛の連携攻撃(プラチナシュートフィーバー)を繰り出して圧倒。
プラチナシュートでトドメを差した。

その後もガッチャードの最高戦力として活躍し、複数のケミーとの連携攻撃という強みを活かしキュウビマルガム戦や、ハンドレッドのアークワンマルガム戦ではその性能を活かしきって勝利している。

ケミーそのものがマルガムとなった冥黒のマルガムに対してはスーパーガッチャードのクロスユーフォーエックスの力が通用しなかったこともあり、プラチナガッチャードとなってゴキゲンメテオンのユニゾン攻撃を放つも、スケボーズが変化したスケボーズマルガム(冥黒)は撃破された後元の姿に戻ったものの、色は抜け機能を停止してしまった。

冥黒のマルガムに対してはレインボーガッチャードの能力で対応が可能になったため、プラチナガッチャードは出番を終えた…かと思いきや第46話にて、100体のケミーが揃っていないとニジゴンが力を発揮できないというレインボーガッチャードの弱点が判明し、その後の戦闘でプラチナガッチャードへと変身。
ニジゴンを構成する「エクストラ」と「スペシャル」のカードでプラチナシュートフィーバーを発動し、ポイゾナスマッシュルームマルガム(冥黒)が放出した毒の胞子をレインボーブレスにも似た波動を放って浄化。
そしてクロスホッパーとニジゴンの力を乗せたプラチナシュートフィーバーでマルガム達を同時に撃破するという活躍を見せた。

劇場版ザ・フューチャー・デイブレイクではグリオンによって下半身を封じられて動けなくなってピンチになってしまったガッチャードだったが、ホッパー1達が自発的にクロスホッパーとテンライナーとなってベルトに合体しプラチナガッチャードへと変身。
フレイローズ、インフェニックスら炎系能力を持つケミー4枚のプラチナシュートフィーバーによって拘束を焼き尽くし戦闘に参加した。

【余談】

スーツの素体はアイアンガッチャードのものと兼用で、それぞれの追加パーツで2種の姿となる。
変身音声はドライバーの音声以外にもテンライナー、クロスホッパーのものが追加されている。

プラチナとは白金を意味する。
金と同じく王水以外には溶けず、酸に対して強い耐食性を示す。
金をベースとした合金であるため、グリオンが至高としている黄金よりも上のランクの金属となる。

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最終更新:2024年08月01日 23:17