「闘魂!カイガン! ブースト!」
「俺がブースト!ゴー!奮い立つゴースト! ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!」
【詳細】
闘魂ブーストゴースト眼魂をゴーストドライバーに装填し、闘魂ブーストゴーストを纏って変身するゴーストの強化形態。
他のゴーストチェンジと異なり、トランジェント形態そのものがバージョンアップされ燃えるような赤色の装甲に変化し、額の角も炎を象る形に変わっている。
胸にある眼の模様も銀色となった。
頭部デザインは炎を模した黒い複眼。顔の色は赤。
パーカーは半袖タイプ、カラーリングは「黒」と「赤」。
2つのモードを持つ「サングラスラッシャー」を武器に戦い、炎を使った攻撃も可能であり
オレ魂の純粋な強化形態である。
ジャベルが変身した眼魔スペリオルを圧倒するなど基礎戦闘力が大幅に向上し、パーカーゴーストを切り替えることでゴーストチェンジも可能という汎用性の高さも引き継いでいる。
闘魂ブースト魂からゴーストチェンジした場合、「闘魂◯◯魂」という名称となる。
【各部機能】
頭部は燃え上がる双眸を模した流体視覚センサーが特徴的なペルソナファイティングスピリットへと変化。
顔面全体を視覚センサー兼フェイスシールドであるヴァリアスバイザーが覆い、分厚いクリアパーツは耐衝撃性に優れほぼ全ての物理攻撃を防ぐ防御性能を有する。
バイザー内部に流体視覚センサーを充填することで顔面全体を目とした広い視野とし、周辺の状況を把握する能力にも長ける。
顔面に浮かび上がる模様は闘魂ブースト眼魂を使用した時に現れるフェイスクリムゾンファイアであり、上記ヴァリアスバイザーに充填された流体視覚センサーが闘魂ブースト眼魂の影響で変色、移動したもので赤く燃え盛る炎の模様が現れている。
額から伸びるフレイムウィスプホーンは半径5km以内に出現した眼魔などの気配を敏感に察知しアラート信号を出して警戒を促す一方、武器として利用できる強度を持つため炎をまとった頭突きで敵の装甲を貫く芸当も可能。
後頭部を含む頭部全体は物理攻撃を受け流す流線型シールドを展開するファイティングリフレクターによって保護されている。
装甲表面に特殊な粒子をコーティングすることでダメージを回避し、エネルギー攻撃を反射することも可能。
側頭部には熱エネルギーを利用したシールドを発生させるフランジレッドクリスタルを備え、シールドで全身を覆うことで防御力を大幅に向上させる。
またかすかな音さえも精確に捉える聴覚センサーも内蔵しているため、音だけを頼りに索敵を行うことも可能。
口元に備えるアトモスダクターは桐生や風の力を利用して内部装置の冷却を行う吸気装置であり、周囲の熱を取り込んでエネルギーとする炎熱を操る闘魂ブースト魂らしい能力も備える。
胸部装甲中央部に刻まれたブレストクレストは銀色に変化しており、立体的に変化している。
変身者の強い意志を神秘的エネルギーに変換しゴーストの活力とする。
全身は真紅の防護スーツコンフリクトスーツに覆われ、通常時は柔軟で動きやすいが防御時に硬化することでダメージを半減する。
エネルギーを与えることで状態や性質を自由に変化させるクァンタムソリッドと呼ばれる微小金属体で作られていることから、ゴーストドライバーに装填した眼魂の影響を受ける。
闘魂ブースト魂が纏うパーカーはハイブーストコートと呼ばれる布地で出来ている。
重厚かつしなやかな形状によって物理攻撃を受け止め、表面にコーティングされた特殊粒子がエネルギー攻撃を受け流す形でゴーストを敵の攻撃から守る。
パーカーの肩部にあるヒートブラストショルダーが周囲を取り巻く熱エネルギーの流れをコントロールし、炎熱を纏った攻撃の威力を高める。
フード部分にあたるヴァーミリオンフードは超高熱のフィールドで全身を覆うことで接近してきた敵に熱のダメージを与えるほか、陽炎のような残像を発生させ敵を撹乱させる。
全身各部を覆う真紅のプロテクターはアーマーコンフリクトと言い、闘魂ブーストゴースト眼魂の影響で赤く変化したクァンタムソリッドの装甲の表面に走る黒い炎のようなブレイズベッセルが特徴。
アーマーコンフリクトは数千度の熱にも耐えうる特殊耐熱装甲であり、全身を透明化し半実体化させるゴーストが基礎として有する能力も継承している。
ブレイズベッセルは必殺技発動時表層から熱エネルギーを展開し、超高熱の炎をまとった攻撃を可能とするエネルギー供給パネルであり、各部装甲の表面に配置されている。
闘魂ブースト魂の腕部、フィアスバトルアームは防御力を高める複合装甲に覆われ腕力を限界まで強化する内部機能を備えパンチ力を高めている。
クァンタムソリッドで作られているため、ゴーストドライバーに装填された眼魂の性質によって腕力や防御力が変化する。
手首足首に装着されたフォースシャックルというパワー増幅リングが内部に蓄えた大量のエネルギーを利用し各部のパワーバランスを調整し、必殺技発動時には拳や足先をエネルギーのオーラで包みこんで技の破壊力を引き上げる機能を持つ。
そして拳表面を覆うフェイタルレッドグローブは熱エネルギーでグローブの表面を覆うことで超高熱パンチを繰り出し、敵の装甲と中枢を一瞬で溶かし破壊することも可能。
また眼魔などの常人には見えない存在に触れることが可能となる。
膝部を覆う銀色のシェイドスマッシャーは落下や衝突による衝撃ダメージを完全に吸収。
脚部の運動を高速化する機能もあり、フィアスバトルアームと同じ性質を持つフィアスバトルレッグにより強化された脚力によるキック攻撃を強化する。
装甲ブーツであるモータルレッドブーツは高速フットワークを生み出し、浮遊時は姿勢をコントロールする役割も担う。
ブーツ表面を熱エネルギーで覆うことでフェイタルレッドグローブ同様超高熱キックを繰り出し、敵の装甲と中枢を一瞬で溶解させ破壊する。
必殺技は紋章のエネルギーを右脚に纏って蹴りを放つ「オメガドライブ ブースト」。
ソードモードのサングラスラッシャーのサングラス部分に2つのゴースト眼魂をセットして発動する「オメガシャイン」。
【トウサン魂】
『超MOVIE大戦ジェネシス』における闘魂ブースト魂の名称。
変身に用いる『闘魂ブーストゴースト眼魂』も『トウサンゴースト眼魂』と呼ばれている。
変身音声は闘魂ブースト魂と変わらない。
2つのモードを持った「サングラスラッシャー」を用いて戦う。
必殺技は天空寺龍が愛用したまさかりのようにサングラスラッシャーの刀身にオーラを纏わせて相手を両断する「オメガドライブ トウサン(オメガシャイン トウサン)」。
【活躍】
第12話から登場。
ジャベルが変身した眼魔スペリオルを相手取り、オレ魂を上回る力で撃破した。
その後ゴエモン魂、リョウマ魂など、英雄眼魂との交流を経て戦力を増やしていった。
【平成ジェネレーションズ】
闘魂ブースト魂へ変身。
戦闘ではボスポジションのハテナバグスター戦で使うも、見せ場もなく、ハテナバグスターの攻撃で瞬時に変身を解除した。
【余談】
仮面ライダーゴーストの強化フォームでありながら、新たな素体フォームでもあるというかなり特殊な立ち位置の形態。
外見は全く同じながら名前が違うフォームが存在するというのも珍しい。
スペクターにも同様の「強化フォームでありながら新たな素体フォーム」である
ディープスペクターが登場している。
最終更新:2025年02月09日 05:36