シュエン

「野郎共、町中で悪戯だ!人間共に、悲鳴と絶望のクリスマスプレゼントをくれてやれ!」

【名前】 シュエン
【読み方】 しゅえん
【声】 柴本浩行
【登場作品】 獣拳戦隊ゲキレンジャー
【登場話】 修行その43「ハピハピ!メリークリスマス、押忍」
【分類】 幻獣拳士/スウグ双幻士
【獣拳】 幻獣ハヌマーン拳
【得意ゲンギ】 毛猛分身変(もうもうぶんしんへん)
天軸転(てんじくてん)
大猿回(だいえんかい)
爆炎彩遊鬼(ばくえんさいゆうき)
【好きな場所】 賑やかな所
【好きな食べ物】 何でも食べる
【好きな言葉】 猿は人間に毛が三本足らぬ
【モチーフ】 ハヌマーン、朱厭(しゅえん)
【十二支モチーフ】

【詳細】

スウグの双幻士の1人。

サルのような幻獣・ハヌマーンを手本とし、無数の分身を統率して戦う臨獣ハヌマーン拳の使い手である。
分身には皆微妙に異なる性格・個性を持たせる事ができ、相手を更に翻弄させる事が可能となり、無数の分身を生み出して戦うが、実は戦闘中に自身が分身なのか本体なのかこんがらがってしまう癖がある。

クリスマスに浮かれる街に出現し、ゲキレンジャーと戦うも分身を大量に産み出して翻弄する。
しかし、気合で過激気を習得したゲキチョッパーの鋭鋭過激気斬・クリスマススペシャルを受け敗北。

その直後、幻身豪天変で巨大化する。
素早い動きで3体のロボを圧倒したが、サイダイオーのゲキワザ・大氷塊山で凍らされ、最期はサイダイゲキファイヤーのファイヤー砕大突撃を受け倒された。

一応、スウグの双幻士だが、スウグ本人が意志を持たない為部下とは言えず、忠誠心は全く持っていない。

【余談】

シュエン(朱厭)とは中国における凶暴な巨大な赤毛の猿で、「ハヌマーン」はインド神話における、猿の姿をした神の事。
唯一、ギリシャ神話以外のキャラクターがモチーフとなっている。
西遊記の孫悟空のモチーフになったと言われており、そのためか棒術をつかったり毛で分身するなどそれを思わせる能力をもっている。

隠しモチーフは十二支の「申(さる)」。「犬猿の仲」という言葉が表す通り、自身と同じくスウグに仕えるケルベロス拳使いのコウとは非常に仲が悪く、顔を合わせる度に取っ組み合いの喧嘩をしている。また、ハヌマーンは、孫悟空のモデルらしく、爆炎彩遊鬼=西遊記がそのことを示している。

最終更新:2012年08月17日 13:34