凱力大将ブランケン

「この俺が…凱力大将ブランケンが…!」

【名前】 凱力大将ブランケン
【読み方】 がいりきたいしょうぶらんけん
【声】 江川央生
【スーツアクター】 岡元次郎
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー
【登場話】 Stage1「旅立ちの朝~マージ・マジ・マジーロ~」~Stage18「力を合わせて~マージ・ジルマ・ジー・ジンガ~」
【所属】 地底冥府インフェルシア
【分類】 最高指揮官
【得意能力】 ヘルファング地獄斬り、ドラゴンネックロック地獄投げ
【怪物モチーフ】 フランケンシュタイン
【その他のモチーフ】 サイボーグ
【名前の由来】 フランケンシュタイン

【詳細】

インフェルシアの初代最高指揮官。

冥府伍長ハイゾビルの3000人以上のパワーを誇り、妖幻密使バンキュリアを従え、冥獣帝ン・マの牙を底皇剣ヘルファングとして授かっている。
恐るべき怪力で巨大なヘルファングを軽々と振り回し、性格は短気で荒々しく、怒りが頂点に達すると全身から蒸気を噴出する。

ハイゾビルから現在の地位にまで上り詰め、その非情さは「自身が数え切れない程の死線を乗り越えてきた」という自信に裏打ちされている。

全身の傷や改造の跡もその壮絶な人生を物語り、叩き上げの将軍でもある故に部下からの支持も厚い。
しかし、当の本人は「弱い者は徹底的に叩きのめされる」というインフェルシアの掟の元に失敗や敗北した者(バンキュリアも含む)に対しては容赦なく制裁を与える。

ン・マに対しては絶対の忠誠を誓い、地上に冥獣を送り込んでは人々を襲わせる。
地上界侵略を著しく阻止するマジレンジャーを「魔法使いのガキ共」と憎み、魔導騎士ウルザードの魔法がないと地上に出る事はできない。

ウルザードとは常に仲が悪く、彼が「天上界マジトピアのスパイではないか」と疑った事もある。

Stage6でウルザードの魔法によって巨大な姿で地上界へ出現し、マジキングに魔法合体できないマジレンジャーを驚異的なパワーで追い詰める。
しかし、爆発的で膨大な魔法力を発揮したマジフェニックスによってインフェルシアに強制送還され、今度はウルザードの魔法でも地上に出現できなくなってしまう。

その後、地上に出られない事に怒りが溜まり、蟲毒房三冥獣冥府門の鍵を見つけ出させ、冥獣スケルトンがその鍵を発見する。

冥府門が出現した際、封印が解けていない門を強引にこじ開けた事で地上界に再び出撃し、劣らぬ戦闘力でマジキングを苦戦させ、「ヘルファング地獄斬り」という必殺技で合体解除に追い込み、冥獣ガーゴイルと共に地上界で破壊の限りをつくし、ガーゴイルを倒されてもマジドラゴンを圧倒する。

しかし、冥府門の鍵・リンがレッドに助けられ、マジトピアに戻った事で門は再び封印される。
マジフェニックスが魔導馬バリキオンと友情合体したファイアーカイザーのファイヤースピンブレードに怯み、マジキングとの再戦に挑むが、ヘルファング地獄斬りをマジマザーの氷魔法で打ち破られ、最期はキングカリバー魔法家族斬りを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

敗北後、残ったヘルファングはウルザードが引き継ぐ事になり、この剣から更に強力なウルサーベルに鍛錬された。

【余談】

スーパー戦隊シリーズにおいて巨大戦で必殺剣を使用した初の怪人となる(厳密には必殺剣を使用しようとした怪人自体は存在するが、技の名前が長過ぎたばかりに使用できなかった)。

スーパー戦隊シリーズにおいて戦闘員をモチーフにした怪人は多いが、彼はその中でも通常怪人どころでなく、幹部にまで上り詰めた珍しいケースでもある。

最終更新:2019年05月18日 20:41