ノコギリバンキ

「ノコノコ出て来て、ギリギリ退場。バンザーイ」

【名前】 ノコギリバンキ
【読み方】 のこぎりばんき
【声】 五代高之
【スーツアクター】 中川素州
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-19「軍平ノホンネ」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 害地目蛮機獣
【作製者】 害地大臣ヨゴシュタイン
【作製モデル】 ノコギリ
【口癖】 「ギコギコ、ギーリギリ」
「~ギリ」

【詳細】

ヨゴシュタインが「ノコギリ」をモデルとして製作した害地目蛮機獣。

鋭いノコギリや丸ノコギリを全身に装備し、ボディ前面と左腕の巨大なノコギリは特に強力となっている。
鉄筋コンクリートのビルやタワーなどを簡単にぶった斬る事ができ、自身より高い物を片っ端から切り倒していくが、安全に戦う為に左腕のボルトが緩んでいないかを常に確認しなければならない。

信号機などの自身よりも高い物を切り倒していき、高層ビルを切り倒そうとしていたところにゴーオンジャーとゴーオンウイングスが駆け付ける。
ブラック以外の4人が今にも倒れるビル内の人々を助けに行き、ゴーオンウイングスの連携に怯むが、2人との連携が取れないブラックを圧倒し、ゴーオンウイングスとの交戦中に左腕のボルトを締め直し、その隙にウイングブースターで攻撃されそうになるが、ビルが倒れた際の微塵に紛れて逃走する。

その後、足の長いピエロに扮して囮となった範人に襲い掛かるが、範人の身軽な動きに翻弄される。
駆け付けたブラックと交戦するが、油断した彼を圧倒すると範人の長い足を切り裂き、立ち向かおうとする走輔を相手にせずに撤退する。

ヘルガイユ宮殿に帰還後、武士の塊でもある左腕のノコギリを手入れし、ヨゴシュタインの命により今度はタワーを切り倒そうと動き出す。
駆け付けたブラック以外の4人を両目の発光と同時に発生する爆発で迎え撃ち、単独で挑むブラックをノコギリ引きでスーツに傷を付けるが、自ら囮となるブラックとの一騎打ちの最中、弱点となる左腕のボルトの緩みを発見され、グリーン以外の4人が今にも倒れるタワー内の子供達を助けに行く。

グリーンやゴーオンウイングスとの交戦中、左腕のボルトを締め直そうとした為に隙を突かれてしまう。
グリーンのブリッジアックスで左腕のノコギリを破壊されてしまった為に形勢が逆転し、ゴーオンウイングスのブースターフライトを受け敗北。

その直後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化する(その際に左腕のノコギリも修復された)。
エンジンオーG6をノコギリで圧倒するが、参戦したトリプターとジェットラスに翻弄され、最期はG6グランプリを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

敗北後、残骸は害地副大臣ヒラメキメデスに回収され、害気大臣キタネイダスの「空気を汚す」という一言をヒントに彼は次の蛮機獣として再生させる。

【余談】

作製モデルとなっている「ノコギリ」はギザギザの細かい刃で木材や石材などを切断する道具である。

ノコギリをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『五星戦隊ダイレンジャー』のノコギリ大僧正以来の登場となる。

声を演じる五代氏は『太陽戦隊サンバルカン』で2代目バルイーグル/飛羽高之役として主演している。
怪人の声優としては今作が初となり、『忍者戦隊カクレンジャー』の白面郎以来、13年振りにスーパー戦隊シリーズに出演している。

最終更新:2013年04月25日 19:24