ソギザライ

「もっとシャカシャカしたかったのに~!」

【名前】 ソギザライ
【読み方】 そぎざらい
【声】 岩田光央
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
【登場話】 第三十六幕「加哩侍(かれーさむらい)」
【所属】 外道衆
【分類】 アヤカシ
【得意武具】 何でも粉々にしてしまう
【伝承のルーツ】 山颪
【モチーフ】 トゲ、牙、毛
【その他のモチーフ】 ヤマアラシ
【名前の由来】 削ぐ+浚う(「掻き退ける」の意)

【詳細】

トゲや牙のような、固い毛のような姿を持つアヤカシ。

全身が鋭いトゲや針のような毛などで覆われ、目にも止まらない恐るべき速さで回転する事によって触れる物を瞬時に粉々にしてしまう。
この技は自身よりも巨大な建物でも砕いてしまう程の威力があり、削りながら「シャカシャカー」と歓喜の口癖を上げる。

筋殻アクマロに立場を奪われがちだった骨のシタリに呼び出され、シンケンジャーを高速回転で圧倒するが、水切れの為に撤退する。
その後、スーパーシンケンイエローも真・猿回しで高速回転した為に動きを見切られ、スーパーシンケンマルで腹部を突かれた事により回転が停止してしまい、ゴールドのサカナマル千枚おろしに怯み、スーパーシンケンイエローの真・土煙の舞を受け倒される。

その直後、二の目となる。
ダイカイシンケンオーとダイゴヨウを高速回転で苦戦させるが、ダイゴヨウに動きを止められた隙にサムライハオーへの全侍合体を許してしまい、高速回転で立ち向かうも通用せず、最期はモヂカラ大弾円を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

現代の伝承で『山颪』という妖怪がいるとされている。
『山颪』はトゲだらけで卸し金のような頭部を持つ化け物らしく、ソギザライの何でも粉々にしてしまう技が『山颪』伝承のルーツになったと思われる。

【余談】

第四十一幕のアヤカシも歯がモチーフになっている。

第二十五&二十六幕以来の血祭ドウコク配下のアヤカシとなる。

シリーズ第6作目『大戦隊ゴーグルファイブ』の第36話にもヤマアラシをモチーフにした怪人(ヤマアラシモズー/ヤマアラシコング)が登場している。

声を演じる岩田氏は特撮作品での出演は今作が初となる。
妻である愛河里花子氏(『爆竜戦隊アバレンジャー ダイノガッツCD』のアロハイビスカスカンク)もスーパー戦隊シリーズに出演している。

最終更新:2020年04月13日 01:35