冥府神トード

「よくも神様の僕を…この罰当たりがーー!」

【名前】 冥府神トード
【読み方】 めいふしんとーど
【声】 平野正人
【登場作品】 魔法戦隊マジレンジャー
【登場話】 Stage43「茨の園~マジ・マジ・ゴジカ~」
Stage44「母さんの匂い~ジルマ・ジルマ・ゴンガ~」
【所属】 五武神
【分類】 冥府神
【武器】 福音(ふくいん)のハンマーホルン
【得意能力】 魂と体の音(おと)を入れ替える毒
息の音(いきのね)を止める毒…などの様々な毒
テッドポール♪レクイエム
【生物モチーフ】 カエル

【詳細】

とても食いしん坊なカエルの冥府神。冥府十神の中の五武神の1人。

全身のイボの中に色々な毒を持ち、不思議な効果で相手を苦しめる。
舌を自在に操って獲物を捕食し、時には相手を絡め取って締め上げる事もでき、魂を集める事を趣味とし、それらを大事に茨にくるんでコレクションしている偏執的な性格を持ち、一瞬正気を取り戻した魔導騎士ウルザードが「魂たちの花園」に光と化して飛ばした深雪の魂を偶然見つけ、茨に囲んで捕らえていた。

冥府神ゴーゴンが神罰を執行する前、彼女に唆されて一度地上に現れており、その際には魁や芳香の魂を入れ替えた事がある。
その後、第5の『神罰執行神』となり、「地上界の空を冥府ガエルの卵で覆い、孵化した無数の冥府ガエル達で全てを埋もれさせて押しつぶす」というルールを定めて実行。
小津兄妹の母・深雪を茨の園に閉じ込めていた張本人で、一瞬正気を取り戻したウルザードが「魂たちの花園」に光と化して飛ばした深雪の魂を偶然見つけ、「レアたん」と称して捕らえていた。
それを知ったマジレンジャーに神罰執行を邪魔されたため、彼らを茨の園に連れ去り、サイコロの出た目で進むという双六のようなルール(しかもルールはトードの支配下でコロコロ変わる)で翻弄した。

しかし、レジェンドマジブルーがサイコロの目を水で削ってクリアしたためコレクションを奪われまいと巨大化。
マジレンジャーもマジレジェンドとなって応戦してきたため美雪の魂を持って地上へと逃亡する。
なおもマジレンジャーに追いかけられた為、美雪の魂を爆破してしまう。

その後、悲しみにくれるマジレンジャーを置き去り、上空に配置した冥府ガエルの卵を焼却していたトラベリオンを発見。
卵を吸い込みすぎて機能障害を起こしたトラベリオンを攻撃し、変身解除したヒカルを追撃するため自らも等身大となったが、そこに復活した美雪を含めたマジレンジャーが集結し、最期は家族の力を結集させたファミリーレジェンドフィニッシュを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

生粋の武人揃いの五武神の中では特殊な空間で精神的に追い詰める、弱った相手を狙うといった卑劣な手段を用いて戦っていただけで実際には実力は大したことは無い(作中見る限り、正攻法では巨大戦、等身大戦問わず追い詰められる)。

【余談】

冥獣リーチ冥獣スパイダーと同じく原生生物がモチーフとなり、冥府神の中で唯一幻獣・神獣をモチーフとしていない(一応、東欧の伝承に「ヴォジャノーイ」というカエルの姿をした妖精が存在し、これがモチーフとも考えられる)。カエルがモチーフに選ばれたのは麗のカエル嫌いに由来すると思われる。

彼の召喚した冥府ガエルは冥獣の一種と思われ、彼の種族は元々カエルの冥獣だったのだろうか。

最終更新:2012年12月28日 16:23