【名前】 |
トロールマイナソー |
【読み方】 |
とろーるまいなそー |
【声/俳優】 |
前田旺志郎 |
【登場作品】 |
騎士竜戦隊リュウソウジャー |
【登場話】 |
第10話「無敵のカウンター」 |
【所属】 |
ドルイドン |
【属性】 |
巨人型モンスター |
【分類】 |
マイナソー/カウンター目トロール科 |
【発生元】 |
森健太 |
【願望】 |
「ケンカに巻き込んで画家を目指す友達の夢を潰してしまった」 |
【武装】 |
無敵のカウンター |
【鳴き声】 |
「コイコイー!」 |
【分布】 |
からくり仕掛けの工場 |
【経験値】 |
848 |
【幻獣モチーフ】 |
トロール |
【その他のモチーフ】 |
岩山、火山、ジッパー、ジャージ? |
【経験値の由来】 |
反射 |
【詳細】
森健太のマイナス感情から誕生し、幻獣「トロール」の伝説を司って実体化した
マイナソー。
岩山をイメージしたきぐるみの中から顔を出したトロールといった姿で、両腕には火山を象ったパーツが有る。
左腕の火山で攻撃を吸収し、右腕から放出するカウンター能力を持つ。
自分から攻撃することはなく、「カウンター専門」の
マイナソーであり、その攻撃反射能力はダメージ以外にも重力等にも及ぶ。
攻撃を受けることが前提であるため、カウンター抜きにしても本体の頑強さは凄まじく、ボクシングのような動きで相手を「コイコイー!」と挑発する動きを見せる。
何故か生み主である森の近くでじっと彼を見つめるという今までのマイナソーとは違った行動を取っている。
第10話冒頭の時点ですでに実体化しリュウソウレッドとブルーを相手に戦っており、
必殺技のデイーノスラッシュからハヤソウルでスピードアップしたコウの連撃も吸収して打ち返し圧倒していた。
クレオンも「無敵の
マイナソーを作った俺、天才!」と自画自賛するほどの強さだったが、調子に乗った
クレオンが体を叩いたことで敵とみなし、逃げた彼を追いかけその場からいなくなってしまう。
その後作戦会議をしていたメンバーの「ボクシングのような動き」というワードから
マイナソーとの戦闘中、近くに佇んでいた森を連想したアスナが彼と接触。
森はかつて友人である川村庄司をケンカに巻き込んで利き腕を負傷させ、画家になりたいと想っていた彼の夢を潰してしまったことをずっと後悔していた。
生み主の周りをうろついていたのも、その後悔の感情を引き出すのが目的だったのかもしれない。
もしくは怪我をした友人の近くまで行きながら声をかけられなかった彼の行動をトレースしていたか。
その頃、他のリュウソウジャー達はミエソウルでカウンターの仕組みをどうにか見つけ出そうとするメルトを中心に、トロールマイナソーへ猛攻を仕掛ける。
コウが飛び出た鼻を集中攻撃するもそれは弱点ではなく、むしろ悪い意味での急所だったため、怒り狂ってより激しく暴れだしてしまった。
そこへ
ワイズルーが化けた川村から怪我をさせたことを責める言葉をかけられた森から一気にマイナスエネルギーが放出され、それを吸収することで一気に巨大化する。
なおも仕組みを見つけ出そうとするメルトの指示で今までにない攻撃、すなわちダメージの通らない霧を放つミストソウルの能力をカウンターしたことでその仕組が見抜かれ、
キシリュウオーと交戦する。
噴射口を塞げればカウンターが防げるとわかるも、なかなか難しくキシリュウオーを圧倒。
そこへ合流したアスナが中心となってキシリュウオーアンキローゼが誕生。
左腕のハンマーを使って、「威力を下げずに素早い」攻撃を繰り出そうとしたアスナだったが、振りかぶった左腕が工場の一部にぶつかると、まるでからくりじかけの如く建物やダンプが動き出し、
吹き飛んだ資材が左腕の放出口を塞いでしまうというミラクルが発生。
「見たか、狙い通り!」(アスナ)
「結果オーライ」(コウ)
これによってカウンターができなくなり、アンキローゼボンバーに潰され爆散した。
上から防御できないほど強い攻撃で押しつぶしてしまえばよかったのではという気もするが、まぁ結果論だろう。
【余談】
モチーフであるトロールはヨーロッパの伝承に登場する妖精のこと。
もしくはファンタジー作品に登場する架空の種族。
「大きな体」や「怪力で動きが鈍い」と言った要素で描かれることが多い。
一方、妖精としてのトロールは、北欧神話に登場するもので、巨人であったり小柄な老人だったりと一定したイメージが存在しない。
日の光に当たってしまうと石になってしまうと言われる。
デザインに岩山が組み込まれているのは、トロールが住む場所というイメージ以外にも、妖精としてのトロールの性質も混ぜ込んでいるのかも知れない。
ちなみに発生元である森健太を演じた前田旺志郎氏はアスナ役の尾碕真花女史とは高校時代の同級生とのこと。
最終更新:2022年07月13日 02:05