【名前】 |
アノーニ |
【読み方】 |
あのーに |
【登場作品】 |
暴太郎戦隊ドンブラザーズ |
【初登場話】 |
ドン1話「あばたろう」 |
【所属】 |
脳人 |
【分類】 |
戦闘員 |
【モチーフ】 |
不明 |
【名前の由来】 |
匿名(英:Anonymous)+鬼、あの鬼 |
【詳細】
脳人レイヤーの住人にして
脳人の尖兵。公式サイトでは「脳人の工作員」と紹介されている。
サイケデリックな配色の身体と、ムンクの叫びを思わせる仮面を装着している姿が特徴。見ていると絶妙な不快感を与えるデザイン。
普段は地球人になりすまして潜伏しており、
ヒトツ鬼が実体化、あるいは
脳人らの要請に応じて本当の姿を表す。
ドン1話では道行く通行人は勿論、警察官や街頭テレビに映る女優さえアノーニが成り代わっており、
その正体を見抜くためにはドンブラザーズが持つ謎のサングラスをかける必要がある。
脳人である正体を人間に知られた場合、粛清対象とみなされアノーニに追いかけ回されることとなる。
無数のアノーニが人間に成り代わっているため、同族が追いかけている相手=擬態を見破れる存在ということが瞬く間に伝わるため連鎖的に「鬼」の数は増え、それから逃げ切るのは難しいだろう。
ただ
脳人レイヤーの中には現実世界側とは異なる位置に扉があったり、ジャンプポイントになるマンホールがあったりするので、それをうまく使えば撒くことはできる。
最もアノーニらにとってもそれは同じことであり、戦闘が始まると扉を使って市民に成り代わっていた個体がわらわらとやってくる様子が何度も見られる。
戦闘では殴槌アノハンマーで武装して直接殴りつけて攻撃する。近年の戦闘員としては珍しく、遠距離攻撃手段を持たない。
なおアノーニ側は自分達の正体が見えているかそうでないかを見分けられないようで、謎のサングラスの存在を認識しているのかは不明。
もし知っているならかけている人間を狙えば良いだろうが、そうなるとサングラスをかけている人間に無差別に襲いかかる形になるか?
ドン3話では実体化した
快盗鬼に呼応するかのように複数のアノーニが出現したが、ヒトツ鬼がいる場合それに従うものの、その場に
脳人が現れるとそちら側に回るため、アノーニから見れば脳人>>
ヒトツ鬼で優先度が異なる模様。
人間に化ける方法は不明だが、テクスチャを張り替えるか何かしている可能性が考えられる。
ちなみに東映公式サイトの「ドンブラザーズ設定用語攻略本ペディア」によれば衣服を着ていると社会性と知性を見せるが、脱ぎ捨てた戦闘状態となると戦いに集中するあまり他に対する知性が低下する模様。
ヒトツ鬼が出現すると惹かれて姿を見せともに戦うのも、脳人がいないため
ヒトツ鬼に引き寄せられている状態であることが判明した。
【余談】
2作品ぶりに個別怪人の素体とならない戦闘員の登場となった。
代わりに、というわけではないがアノーニとは別の素体怪人が登場している。
名前の由来は特命を意味するAnonymousと、鬼、もしくは「あの鬼」をもじってAnonymousを含ませたものと思われる。特命…ではなく匿名の鬼。
深く考えると怖い話…というわけではないが、アノーニが人間に成り代わって一般生活に溶け込んでいるのは上述した通り。
戦闘では会社員だったり学生の服を来たアノーニがどこからともなくやってきては全滅しているわけだが、成り代わりの方法が全く不明である以上、
爆散した彼らが成り代わっていた市民がどういう扱いになるのかは劇中で全く触れられることはない。
普通に考えれば行方不明かなにかの扱いになるのだろうが、どうも普通の地球とは異なる描写が散見されるドンブラザーズの世界のため、アノーニが成り代わり消滅した場合その人物は最初から居なかったことになる可能性も考えられる。
ただ、人間になりすまして戸籍を偽装し溶け込んでいる可能性も0ではないので、
ワームタイプあるいは
ギャングラー怪人タイプ(人間に擬態すると擬態元を殺害して成り変わる、死んだ人間の皮を被ってなりすます)なのか小説版クウガに登場した
グロンギの一部タイプかはわかっていない。
最終更新:2023年01月29日 16:17