猿渡一海 > 仮面ライダーグリス

「心火を燃やしてぶっ潰す!」

【名前】 猿渡一海/仮面ライダーグリス
【読み方】 さわたりかずみ/かめんらいだーぐりす
【声】 武田航平
【登場作品】 仮面ライダービルド
【登場話】 第17話「ライダーウォーズ開戦」
【分類】 仮面ライダー
【変身】 仮面ライダーグリス
【変身アイテム】 スクラッシュドライバー
ロボットスクラッシュゼリー
【名前の由来】 グリス

【詳細】

北都出身の男性。

元々は猿渡ファームというキャベツと里芋を育てる農場を経営し100haの土地を持つ大地主だったがスカイウォールの惨劇をきっかけに土壌が変化し、農場としてたち行かなくなってしまった。
そのため従業員の生活費を工面するためファウストの人体実験に志願し、ネビュラガスを用いた実験を受ける。


赤羽青羽黄羽北都三羽ガラスを仲間にしているが、彼らもファームで働いていた従業員であり「カシラ」と呼ばれて慕われている。
一海自身の面倒見の良さもあるが、彼が自分達を食わせるために自ら人体実験に志願したという経緯を知っているため、それも含め忠誠を誓われている。

戦いを祭りと呼ぶ独特の感性の持ち主だが、その祭りを何よりも好む戦闘狂。
戦闘開始時はそこまででもないが、戦いが白熱化していくとそれに応じるように自身のテンションも上がっていき、それに伴い戦闘力も向上していく。自分が携わっているのは「戦争」として捉える現実的な目線を持ち、敵対していた戦兎達を冷ややかに見ていたところもあるが、青羽を殺害して憔悴している戦兎を怒りを抑えつつも諭したりとかなりの人格者。

しかしどうしようもないほどのアイドルオタクであり、特に石動美空がネットアイドルとして活動している「みーたん」を推しとして金銭を注ぎ込み、握手に5万(ドルク)とされた際には「安い」と即決して支払おうとし、倍額でツーショットを求める等、趣味に関する金銭感覚はかなりザル。
また方向音痴であるため一人で活動しているとほぼ確実に目的地に到着できない等、戦闘兵器というほど壊れきっているわけではない(ドルオタとして壊れてるってのは禁句)。

桐生戦兎、万丈龍我ら東都の仮面ライダーと真っ先にぶつかった人物で、スクラッシュドライバーと自身の戦闘技能も相まって当時のビルド、クローズを圧倒する強力な戦力として登場した。
幾度も戦兎達を追い込むも、美空の姿を視認すると様子が変わったため、彼女と何かしらの因縁があるのでは…とも考察されていたが、実際には上記の通りみーたん推しのドルオタであった。

【余談】

演じている武田航平氏は仮面ライダーキバにて紅音也役としてレギュラー出演経験がある。
仮面ライダーイクサ仮面ライダーダークキバに変身していたがいずれも他の人間が変身していたライダーであり、ビルド出演に伴い自分自身の仮面ライダーを手に入れることとなった。

ライダー名の由来であるグリスは、高い荷重のかかる機械等に対して使われる純血剤を意味する。
ミニ四駆などでも使われるため、それに触れた人間であれば聞いた覚えもあるだろう。

最終更新:2024年11月13日 01:50